グアテマラの都市アンティグアのスペイン語学校「カノ」で2ヶ月だけでしたが語学留学をしていました。
まず、簡単に私のスペイン語学習を紹介します。
2017年の2月からスペイン語の勉強を独学で始め、2017年の6月25日のスペイン語検定4級の試験を受けてに合格しました。(スペイン語の全文法を一通り修了)
その後、約2年半、メキシコと中南米で毎日スペイン語のみで過ごしており、旅行会話と日常会話はほぼ問題のないレベル・・・だと思います。(かなり下手くそですが)
DELEは、B1(中級)までは所持しております。
そして、学習開始から2年経ったときに、初めて中米のグアテマラのアンティグアの「カノ」にて学校に通ってみました。
「カノの旅行スペイン語コース」はスペイン語学習0から、10日間で終えるという日程で作られていますが、現地の実際の授業で4時間で全て終わらせて、どういう内容なのかを確認してみました。
この旅行会話コースでは1つもわからない単語はなく、西訳の間違いもなかったので、先生から修了認定も頂きました。
私は、中南米旅行が好きで現地でスペイン語のみで過ごしています。
「スペイン語を話して現地の人と話をしたい。」「スペイン語圏を旅行してみたい。」
スペイン語に興味を持ってくれた方を、心から応援したいです。
そして、スペイン語が話せれば、旅行はとんでもなくおもしろくなります。
それと、色々と中南米の状況や治安を自分でスペイン語で確かめてほしいのです。
中南米は、確かに治安の悪い部分はあるのですが、スペイン語が話せればそれが全てではないこともわかりますし、どうすれば治安の悪さを避けることができるかもわかります。
そして、スペイン語が分かるからこそ、人や文化を理解ができたり見える世界というものが必ずあります。
アンティグアでスペイン語留学をする方に、どんどんスペイン語に挑戦してほしいという思いがあります。
このコースの内容は素晴らしかったので、是非現地かスパニッシモのオンラインスクールで受けて勉強してほしいです。
このコースさえ終えれば、かなり中南米の旅行は移動や買い物が楽になると思いますし、挨拶程度の簡単な会話も楽しめると思います。
では、どのような内容なのかを紹介させていただきたく思います。
そして、実際に勉強をしているときに
「こういうことを勉強すればこういうことに役に立つんだ!」
と、
アンティグア留学中、日本でスパニッシモに入会して、旅行コースを受けられる方の勉強のモチベ維持につながればいいなぁと思い書いてみました。
まこの教材で素晴らしいと思ったのは、スペイン語の全てのアルファベットの読み方を学ばそうとしていないで、絶対に必要なスペイン語の読み方のルールだけを説明してくれている所です。
例えば、スペイン語の読み方は、que=ケ、qui=キ、ja=ハ行 lla=ジャ行 za=サ行 など。
私はスペイン語検定4級受かるまで、アルファベットの読み方は上記以外は、ほぼ知りませんでした。
なぜかというと、jをホタ、wをドブルエレとスペイン語ではアルファベット読みをするのですが、そういうのはテストにも会話にも出てこないと思ったので覚える気がなく、勉強しませんでしたし知りませんでした。
(いまは、他に必要性がわかったので勉強して覚えました。)
この教材は、この単元に限らないことなのですが、必要最低限の旅行会話をぎゅっとまとめられています。
日本でも大事なことなのですが、特にラテンアメリカは挨拶文化です。
挨拶から始まり、自己紹介をすることでコミュニケーションが始まります。
まずは、一番大切な挨拶を学ぶことができます。
haberが動詞変化した「hay」ですが、この動詞はほぼ毎日使います。
英語でいうとhaveくらい超頻出単語です。
この動詞さえ学べば、結構なんでも会話ができるようになります。
「ある」という意味になるので、例えばトイレはありますか?レストランはありますか?みたいに、結構どのような文にも応用がきいて伝えたいことが言えるようになります。
物があるかどうかも聞けます。
歯ブラシありますか?タオルありますか?とか。
それと、この2日目の単元には本当に基礎の基礎の単語が30個くらい書いてあります。
「良い、大きい、簡単、安い、高い、短い、長い」などなど。
必要最低限使う、生活での最頻出の単語がまとめられています。
上記の動詞を使って、日常生活で絶対に使うような単語を組み合わせて覚えられるようになっています。
例えば、食べる、写真を撮る、話す、聞く、作る。
それを食べたい、撮りたい、話したい、聞きたい、作りたい。などと言えます。
そう、要望を伝える、意思を伝えるということができるようになります。
me gustaは、好き嫌いを伝えることができる。
~できる、~できないは、許可の確認ができるので、これもとんでもなく大事なフレーズです。
英語でもそうですが、これも超大事です。
que,cuando,quien,donde,porque,como
(何、いつ、だれ、どこ、なぜ、どのように)
5w1hがわかれば、質問もでき、理解ができれば会話も広がります。
あと・・・、1日目~5日目の単語は絶対に将来使います。
というかこの教材に出ている単語は、ほぼ毎日くらい使うので、全て覚えるべきです。
全てスムーズに口から出たほうが、旅行中の移動も楽になり、コミュニケーションも楽しくなります。
「するでしょう」と「しましょう。」
誘いなどでも使うので役に立ちます。
10~100までの読み方。
これは、中南米だと80ケツァレスや45レンピーラなど、10の位はとてもよく使います。
ですので、数字を覚えておくと、買い物などで旅行はかなり楽になります。
~はどこですか?という情報。
この単元をしっかりと覚えることができれば、旅行中に「バスターミナルはどこですか?」「レストランはどこですか?」など移動や目的地までの移動までの情報を得ることができます。
それで、相手の話してくるスペイン語も理解できるように勉強すべき単語もまとめてあります。
右、左、まっすぐ、道。などの単語が教材に書いてあります。
こっちに行きたいです。何時に出発しますか?いくらになりますか?
という旅行で移動に使う単語とフレーズが集中して書いてあります。
ホテルに行った時に、受付の人に質問や要望を伝えることができる。
例えば、ホットシャワーはありますか?クレジットカード使えますか?
あとはトイレットペーパーない、タオル使いたいなど。
レストラン、空いている席ありますか?お会計お願いします。食事は持って帰れますか?英語のメニューありますか?などの伝えたい要望が言えるような内容となっています。
レストラン、食事においての注文やホテルでの要望を頼むことなどを集中的に学べます。
他の(色、サイズ、デザイン)があるか?
そういう細かいことが聞けるようになる。
高い、安い、とかも言えます。
コミュニケーションで、高いよ~、安いね!なんて笑顔で冗談で相手に言うだけでも相手の印象も全然変わると思います。
あと、おつり下さいというスペイン語も結構大事。
ラテンアメリカであんまり詐欺やごまかしたりするというのは、私の経験上少ないけど、バスやよくわからない店だと適当だからめんどくさがって渡してこないことがあることはあります。
そういうときに「mi cambio por favor!」なんてちゃんと言えるだけで、おつりが返ってきます。
そういう時にスペイン語が言えなかったために「くそー・・・おつりちゃんと返してよ・・・。でもスペイン語で言えなかったから、おつりくれなかった。悔しい!!」なんてことも解決できるので、スペイン語が少しでも話せれば、後でイライラすることもなくなります。
買い物でのトラブル対処やスムーズな注文ができるようになります。
ここ痛いです。警察呼んで。スペイン語で何と言いますか?ここに書いてくれますか?
などなど。
トラブル会話はあまり使いたくないですが、警察や痛いなどの単語はしっかりと覚えておくべきだと思います。
病気や事故などのトラブル発生時に、対応できるようになります。
この教科書の最後に、下記のコメントが書いてあります。
「大切なのは全部を完璧に覚えることではなくて、現地での滞在や現地での人々との交流を楽しめること。学校のテストのためでなく、全部覚えなくていい。」
これは、旅行会話においては、本当にその通りだと思います。
・・・もう感動しました。
私がスペイン語学習者のブログを見ていたり、コメントを見ていて「この人いいなぁ」と思うのは「下手でもいいから、間違ってもいいからスペイン語を話そう」と発言する人です。
私も、この意見には強く共感してます。
完璧な文法でなくてもいいし、例え文法を間違えていたとしたと、相手とのスペイン語で会話ができているということが素晴らしいです。
間違えったって、いいんです。
恥ずかしがる必要もない。下手でもいい。
タクシーに乗っていて、ラテンアメリカの人と全く会話がないで黙っているより、何かしら話して相手と笑顔でいる時間が長いほうがお互いに楽しいと思います。
市場の店員の方、ホテルのスタッフの方、道行く人。
ちょっとしたスペイン語が話せれば、お互いが笑顔になれます。
そのためには、この教材は本当に適しています。
10日間で終えられるという内容にはなっていますが、スムーズに口から出るためには予習復習、そして日々の反復をすることで身に着くことだと思います。
できれば、10日間や2週間というくくりにしないで、20日ぐらいアンティグアにいてもいいと思います。
というか、自分ができると思うまではいたほうがいいです。
この単語と書いてある文法は全て理解して、単語は全て覚えるべき。
ここにある単語を全部暗記して、ここにある文法を全て理解して使いこなせるだけで、スペイン語圏の旅行が一気に楽になります。
初歩の初歩のスペイン語になりますし、絶対に使う単語くらいです。
「勉強は、やって損することや無駄なことは一切ないです。」
私はこの教材のすべての単語の読み書きと文法の理解が最初から全てできていましたが、それでもなぜやったかというと、復習にもなりますし、前述の通り勉強はしていれば何かしらの気づきもあります。
私が、この教材をブログ記事にした番の目的は「日本人の方でスペイン語が話せる人が増えてほしい」という思いがあるからです。
ぜひアンティグアで勉強してほしいですし、その後もオンラインスクール「スパニッシモ」や独学でも勉強を続けてほしいです。
旅行会話だけでなく、日常会話レベルまではいつか達してほしいです。
現地の治安がどうなのか、現地の生活はどうなのか?という実際の状況がわかるくらいまで私はスペイン語を勉強しましたが、スペイン語がわかると本当のこと、実際のこと、事実や真実が見えます。
勉強を続けることで「スペイン語がわかるからこそ感じること、スペイン語がわかるからこそ見えている中南米を経験してほしい」と心から願っています。
中南米で過ごす、中南米を楽しみたい、中南米を知りたいのであれば、絶対にスペイン語を学びぶべきです。
恐らく、スペイン語圏に住んでいるや旅行者の日本人の方でスペイン語の話せる方は知っていると思うのですが、中南米を英語で過ごしたところで情報は手に入らないですし、何も情報は掴めません。
ですので、英語はラテンアメリカでは、ほぼ無意味です。
(ホテルとかなら通じるところもありますが、タクシードライバーや現地の人など、治安や現地の状況がわかっている人に英語で聞いても会話が成立しません。)
そして、「スペイン語がわかる日本人同士で、お互いにスペイン語がわかるからこそラテンアメリカにおいて理解し合える共通の出来事がたくさん増えます。」
スペイン語がわかれば、文化を知れて、現地の人が何を考えているのかがわかります。
スペイン語がわかるからこそ自分だけが知れることがたくさんあります。
わからないことがわかるようになるので、先入観やイメージが一気に変わり、楽しいことが必ず待っています。
オンラインスクールのスパニッシモでもOK!
アンティグア留学でもOK!
スペイン語の勉強のきっかけをつかんでもらいたいです。
そしてスペイン語の勉強を継続してほしいです。
その継続のきっかけになるだけでもとても大事なので、まずはスペイン語の勉強をすることに足を一歩踏み出してはいかがでしょうか。
下記にて、留学をする前や留学中に、格安でスペイン語学習ができるオンラインスクールを紹介しております!
私も、実際に使っていますので、ぜひ参考ください。