【実際の治安】ベリーズシティ。危険を避ける方法と現地の状況詳細。

ベリーズ
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ベリーズシティは、ベリーズの最大都市です。

ベリーズは、2017年に世界殺人発生率が世界7位に選ばれました。
特にベリーズシティのギャング関係、強盗殺人などで不安に思われる方もいる方思います。

そして、危険という認識を持たれている方もいると思います。

ベリーズシティは観光地というより、人が多く住んでいるベリーズの最大都市です。

今回は、どう過ごせば観光旅行時に、安全に移動できるか、どういう認識を持ってベリーズシティに来るべきか、などを下記に書いていきます。

ベリーズシティの現地人が思う治安と認識。

ベリーズシティには、
いくつかの観光名所もあります。



教会や博物館など、一応見どころはあります。

どちらかというと、首都ベリーズシティは、観光地というか生活のための街という感じであり、やはりベリーズメインの2つの島へ行くための経由地というのが一般的な認識です。

ベリーズで最も有名な観光地「キーカーカー」と「サンペドロ」に行くための、フェリー乗り場がベリーズシティにあります。

もし、ベリーズシティを観光したい、滞在を長くしたい場合は、観光客と思われないように注意することぐらいです。

というのも、ベリーズ、特にベリーズシティは中国人がいて当たり前の都市だからです。
 

ベリーズには、移民の歴史があり、中国語が町中にあり、店主は中国系ベリーズ人です。
彼らは中国語、英語は当たり前に話しますし、スペイン語も話せる人がいます。

つまり、トライリンガルなのです。

ベリーズシティ、キーカーカー、サンペドロなどの小売店、コンビニ、小さなスーパーや中華料理レストランなどでは、中国人のオーナーがほとんどです。

上記の看板のように、ベリーズには中国人がいて当たり前なので、広告でもベリーズ人の黒人が中心ではありますが、中国人が起用されている広告もたびたび見られます。

現地では、中国人の家族が英語で日常会話をしており、ベリーズシティの至ることで中国人を見ます。

これは、かなり有効な治安対策になります。
なぜなら、中国人がいて当たり前の国で私たちアジア人が歩いていたところで、現地人としか思われないからです。

ですので、ベリーズシティの観光地を手ぶらや観光客と思われないような、普通の格好で歩いている限りは、特に問題は起きにくいです。

現地人は「あぁ、現地の中国人が歩いてるわぁ」くらいにしか、アジア系の人を見ていないので強盗に狙われづらいですし、中国人がいて当たり前なので好奇の目ジロジロ見られることなど一切ないです。

ベリーズで、アジア人を好奇の目で、ジロジロ見られるとしたら、現地にいる中国人でないと思われています。

 

例えば、よれよれのTシャツやタンクトップ、ハーフパンツやサンダルなどで歩いていたらジロジロ見られるとは思います。

ですが、そういう格好はベリーズに限らず、中南米の治安対策においてすることは推薦されません。

なぜかというと、そういう格好をしている現地で生まれ育った中国人は「いない」からです。

強盗やスリは、現地の中国人を襲わないで、そういう格好をしている「旅行者」を狙ってきます。

なぜなら、例え身なりが安そうでも、服が汚れていたとしても、旅行者は「クレジットカード、カメラ、多額の現金、パスポート」などの多くの現金を持っているのを強盗が知っているからです。

ですので、中南米現地には、多くの中国人や日系人移民がいるのですが、彼らは全然襲われないのに、旅行者の格好をしている人は、何度もすぐ襲われています。

携帯を盗まれたり、置き引き被害などに遭うのは、その見た目で「旅行者」だと判断されてターゲットになってしまっているのです。

(被害者は一切責めることはしませんし、できません。悪いのは100%強盗やスリ)

なぜなら、前述のとおり、そのような格好は「旅行者」であることが強盗から見てわかるのと、現地人ではないと思われるからです。

対策としては、現地で売っている服を買って、現地に住んでいる中国人と同じような、普通の格好をしていれば狙われにくくなります。

「中南米は危険だから、汚い、安そう、貴重品を持っていない貧乏そうな服装が治安対策になる」という考えをお持ちの方もいると思います。

ですが、現地で生まれ育った移民の中国人はそういう格好をしていないので、それはあまり中南米において有効ではないと、私は考えています。

高そうな服装をする必要ないですが、現地で生まれ育ったアジア人と同じように、現地の普通の格好してたほうが、襲われにくいとは思います。

ベリーズシティに旅行する際に、注意すること。

私は、ベリーズの各都市に行ってみて、現地の人と話をしてきましたが、ベリーズシティは他都市に比べたら治安が悪いという認識を持たれているのは確かです。

ベリーズのサンイグナシオ、首都ベルモパン、キーカーカーやサンペドロなどにも行ってみましたが、現地のベリーズ人もそう思っている人が多くいます。

ですが、現地では場所により治安は、はっきりと異なります。

そして、ここに来る理由は、ベリーズシティに観光しに来るというより、ベリーズシティにあるフェリー乗り場から「キーカーカー」や「サンペドロ」という島に行くのが目的です。

ベリーズシティの観光もあることはありますが、ベリーズの観光と言えば、その2つの島になります。

アメリカなどを経由して、ベリーズシティの空港に来る場合は、空港からタクシーでフェリー乗り場まで移動することとなるので、特に外を歩くわけでないので治安の心配を覚えることは無いです。

隣国のメキシコやグアテマラからバスでベリーズシティのバスターミナルに着て、フェリー乗り場へ移動する場合は、安全に移動するべきなので、下記に詳細を書きます。

ベリーズ到着後、安全にフェリーターミナルまで移動する方法。

ベリーズの国境からベリーズシティのバスへ移動してきた後の移動方法です。

カンクンから南下して国境越えして来る場合や、グアテマラのフローレス観光後にベリーズシティに来る場合も同様の移動方法になります。

まず、上記画像のベリーズシティのバスターミナルに着きます。
ここから、キーカーカーやサンペドロに行くために、フェリーターミナルへ移動します。

確実に安全というわけではないのですが、私なりの行き方です。

一応、ここを8往復したことありますが、色々な道を見て思うことは、この行き方が一番安全を確保できるとは思ってます。

ここからフェリー乗り場に行くまでは、地球の歩き方のマップ上だと「治安悪化地域」と書いてあります。
タクシーもいるのですが、白タクで乗るのが不安なのと料金が異常に高いので、ここはスルーしました。

フェリーターミナルまで歩いていく場合、人通りが多くて商店街などもあり警察もいた道を紹介します。
まず、バスターミナルを出たら、左方向に歩きます。

そうするとがあるので、
そこを渡ってまっすぐ歩きます。

ここの道なりは、人、車が多く、警備員や警察もいたので、安心できると思います。
バスターミナルから出てすぐの直進の道は、住宅街になり、人気もないのででおすすめできません。

今回紹介した橋を渡った行き方のほうがいいです。

あとは直進して突き当りを左に曲がってすぐに、再度橋があるのでそこを渡ればフェリーターミナルです。

実は、ベリーズシティの観光をしない場合は、この短時間の滞在だけでベリーズシティは通過することとなります。

ですので、世界殺人発生率7位だろうが、滞在時間はごく短く、限られた人通りの多い道を歩くだけです。

また、ベリーズに行って、日本人観光客がギャングと抗争しにいったり、麻薬売買をしにいくわけではないと思います。
ですので、関係ないように過ごしていれば、関係ないのです。

バスターミナルからフェリーナルまでは徒歩10分くらいですが、タクシーのリスクより歩いたほうがいい気もします。

日本人旅行者は、ベリーズシティの渡航を避けるべきなのか?

行くか行かないということは本人が決めることなのですが、私はベリーズに旅行をしても全然いいと思ってます。

なぜかというと、日本でも毎日、人が殺されたり襲われているニュースを見ているので、特になんとも思わないからです。

危険と思ってしまって、ベリーズに旅行をしない方もいると思います。

ベリーズシティは世界殺人発生率7位に選ばれた都市であり、麻薬の抗争やギャングなどの影響で銃を使用した犯罪もあります。

ただ、私は世界殺人発生率1位、2位のサンペドロスーラやサンサルバドルなどにも3カ月いたことがあるのですが、別に死ぬことなんてないです。

こういう数字は、そういうグループと関りを持った人同士が死んでいるか、警察に殺されているから数字が必然的に上がるのです。

そして、事件は起きるべく場所で起こっているので、自分がベリーズに麻薬売買しに行ったり、ギャングと戦いに行こうとしない限り、まず巻き込まれることは考えにくいです。

一番いい例としては、サンサルバドルは、とある地区は、1年半殺人事件が発生していません。
ですが、地区によっては4日に1人、人が殺されているエリアがあります。

エルサルバドルの人口が少ない中で、その確率になるので、とんでもなく危ないエリアもあります。

何が言えるかというと、事件は起こるべく場所で起こるのであって、自分が関係ないように過ごせば、被害に巻き込まれる確率は限りなく低いということです。

これは、ベリーズシティにおいても考え方は一緒です。

ですので、ベリーズシティのギャングが活発なエリアや、殺人事件が頻発しているエリアに行かなければいいのです。

そして、自分からスラムや貧困地区や危険な地区に、現地で探して自分からいこうとしたりしない限り、紛れ込むことなどないので、そういうこともベリーズシティで心配に思わなくていいです。

メキシコなどでも、マフィアや麻薬抗争などのイメージがあるかもしれませんが、日本人観光客が絶対行かないような州の中で、そういうことが起こる街のエリアでしか発生していないので、関係ないことは関係ないのです。

メキシコに日本人駐在員がたくさんいますが、日本で毎回殺されたという報道がされることなどないですよね。

メキシコや中南米のラテンアメリカに住む日本人は、安全なエリアでしか過ごしてないから殺される確率がほぼない状態で生きているのです。

ベリーズシティでは、邦人殺害という悲しい事件が2019年にあり、ベリーズ渡航を避ける方もいると思います。
余りにも悲しい事件で、胸が痛みました。

ですが、あの事件は事故としかいいようがないのです。
現地に長く住んでいる人ほど、現地の状況はわかっているので、事故としか言えない。

本当に悲しくて・・・、私はあの日本食レストランに行ったことがあるので、悔やんでも悔やみきれません。

ベリーズは、素敵で素晴らしい国です。
だからこそ、観光客が減ってほしくない願いを持っている多くのベリーズと日本の関係者がいます。

多くの日本人旅行者に対して素敵なベリーズを見せて、ベリーズは訪れてほしい国であってほしいのです。

そして、ここ30年で日本人がベリーズで何回殺されたのでしょうか。

それが30年に1回の事故だったら、毎日日本で殺人事件が発生しているニュースを見ているのに、30年に一度だったら、日本人旅行者がベリーズシティに訪れても、何かしらの事件に巻き込まれる可能性は低いと考えられます。

例えば、日本の東京は2012年に118件殺人事件が発生したので、3日に1人殺されている計算になりますよね。

でしたら、30年に1度、日本人の殺人事件がベリーズシティで発生したのであれば、私はそこまで行くことを怖いとも思いません。

というのも、日本にいたほうが、内容は異なって断言はできないのですが、日本のほうが殺される確率が高いと、私は考えてしまいます。

ですので、過剰に反応してベリーズの渡航を避けるという考えは持たなくていいと思います。

(データーがすべて正しいわけでなく、一応仮定の話です。)

ベリーズは魅力に溢れた素敵な国。


美しすぎるカリブ海の景色。

その美しい海を眺めながら、最高のバケーションを楽しめるベリーズ。

もしもベリーズシティにおける治安が心配であれば、今回説明した通りのフェリーまでの徒歩移動方法のみの滞在にし、速やかに、観光名所のキーカーカーやサンペドロに移動する。

空港からでしたら、タクシーでフェリー乗り場まで移動する。
それか、サンペドロかキーカーカーに、他国から直接フライトで移動してしまう。

そうすれば、ベリーズシティ内における治安の不安は、一掃できます。
例え殺人発生率が世界的に高かろうが、自分と関係ないように過ごせば、危険は避けることができます。

特に、人もとっても優しくて親切な人が多いベリーズ。
人もよい、観光も良い、そして、美しいカリブ海。

こんな超素敵な国、ベリーズ。
ぜひ、旅行で訪れてほしいです。

【実際の治安】ベリーズのキーカーカー。安全に過ごすための秘訣。
ベリーズのキーカーカ―島。現地の状況や現地人の治安意見の詳細。写真と一緒に現地の治安状況を説明。日本人にも大人気の観光地にて、危険を避けて安全に過ごすための方法を書いていきます。

観光のメインである「キーカーカー」「サンペドロ」の状況や治安考察も、現地ベリーズ人と話をしたうえで書いてみました。

 

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