グアテマラのアンティグアでスペイン語留学をしてみました。
日本人が多くいる学校の、アタバルやカノ、その他ホテルなどでたくさんの日本人と会って話をしました。
一緒にスペイン語の会話練習をしてみたり、生徒が授業を受けている様子を見てみたり。
結構いろいろなことがわかったので、雑記として意見を書いてみます。
スペイン語留学中に不満を感じることもあるかもしれません。
そんなときに、この記事が何かしらの解決につながると嬉しいです。
DELEB1とスペイン語検定4級を合格した後に、留学したので一応勉強が0からではない状態の視点で、書いてみます。
先生がスペイン語発音の訂正をしてくれない。
これは、0からスペイン語学習を留学で始めた日本人の生徒さんが言っていた不満です。
他の日本人の生徒さんの先生は発音矯正してくれるのに、自分の先生は発音を直してくれないで授業が進められたという不満を持った方がいました。
ですので、先生を変えたという人がいました。
その意見を聞いたときは、これには先生側の意図と理由があると思いました。
まず、スペイン語はjとf、rとl、rとrrぐらいが、最初で指摘される部分だと思います。
ただ、この言い分けがしっかりとできていなくても、一応意味は通じることは通じます。
(最終的には、しっかりと分けたほうがいい。)
それとスペイン語はカタカナ読みでも通じるので、英語みたいにaだけでも5個母音の違いがあったりするように、細かに分けて言わなくても、大丈夫なのです。
先生は、生徒が0からのスタートで最初に説明した発音分けを徹底的に分けさせて覚えるよりかは、生徒がスペイン語を話しているという時間を多く持たせてあげて、指摘することで本人のやる気や、スペイン語を話しているということを中断させず、生徒のためにも発音を指摘しないという意図はあると思います。
まだ、初期の初期からのスタートです。
初心者は発音でなくて、他に優先すべきことがあることを先生は考えているのだと思います。
先生も、生徒に生徒に細かく指摘しすぎたりすると、生徒が嫌な顔したりすることもあるので、結構気を使ってくれている人もいます。
スペイン語は、中国語や英語、フランス語のように、発音が悪いと通じないような言語ではないので、あまり最初の授業においては発音は重視されないです。
ただ、生徒さんがほかの言語を学んできた経緯があり、例えば英語の思考だと「発音が気になる」と思うのは自然だと思います。
ですが、スペイン語においては、そこは別にストレスに感じなくてもいいです。
カタカナ読みで自分の言う音も相手にほぼ伝わりますし、相手の言ってくる音もカタカナ読みでイメージ通りの音で来るのがスペイン語です。
例えば、Ha sidoは、アシドとつながって聞こえるので、会話に慣れていないと聞き取れずに理解できない時がありますが、音がつながっているのも慣れれば聞き取れます。
アクセントは、少し強調しないと現在形、過去形、命令形なのだかわからないときがあるので、大事なことです。
ただ、0からのスタートは現在形からのスタートなので、そこまで強く意識する必要はないかなとは思います。もちろん、過去形に入れば指摘してくれると思います。
4時間の勉強時間が長すぎて集中力が続かない。
これは先生への不満というか、なんとも言えないのですが、一応書いてみます。
集中できる時間の長さは人によって違うと思うので、4時間コースにせず、2時間の授業を選択するのも解決策です。
それと、私は4時間の授業でも、25分周期で5分の休憩を必ず入れてもらっています。
なぜかというと、長い間勉強することは大事なのですが、勉強は自分が集中して理解したということが一番大事なので、自分が集中するのために、必ず休みを作ってもらっています。
長い間勉強しても、集中できずに何も身につかなかったら勉強の意味がないです。
また、自分がスペイン語で何を勉強すべきなのかを自分で見つけることができていれば、要望や課題などを先生にも言えます。
目標を定めれば勉強意欲も沸き、するべきことに集中して勉強できるので、4時間もあっという間に時間が過ぎます。
3先生の質や学校の質が悪い。教え方が悪い。
これも結構、生徒さんから聞きました。
ですが、DELEA2、スペイン語検定4級に届かないのである状態でスペイン語学習を始めるのであれば、先生から教わる内容というのはほぼ変わらないです。
というのも、1+1=2であって、1+1=15などと教える先生はいないからです。
私が思うに、先生の授業への取り組み姿勢、先生がいかに生徒をやる気にさせられるかが大事だと思います。
その姿勢を生徒が感じないと、不満に感じるのだと思いました。
どういった面が質が悪いかというのは、どちらかというと先生の態度という部分だと思います。
先生でも、頬杖ついたり貧乏ゆすりしたりする人もいます。
また、先生がため息をついたり、疲れていたり、マイナス思考の人などもいることもいます。
自分に合わないと思ったら、すぐ学校長に言って変えてもらえばいいと思います。
学校や先生が嫌だと思うのであれば、ほかにも学校はあるので、早く変えたほうがいいです。
勉強しに来ているので、自分がスぺイン語力が伸びる環境に自分から選んでしたほうがいいです。
先生に英語が通じない。
これは、40代~60代の生徒の方に多かったのですが、先生への会話の8割、9割が英語なのです。
若い日本人の生徒や外国人の生徒は、スペイン語で先生に質問をしてスペイン語で会話をしようとします。
アタバルやカノで会話してみて、私に50台の方がぽろっと意見を言ってくれたことがありました。
自分のスペイン語を周りの人に聞かれるのが恥ずかしいのだそうです。
これは、年齢による影響なのか、周りの人に失敗したくない、カッコ悪い姿を見られたくないからなのかはわかりません。
でも、周りの人は失敗して当たり前ですし、みんな間違えて語学力は向上しているので、どんどん話したほうがいいと思います。
そんなに周りの目が気になるのであれば、語学学校マヤには完全個室がありますし、日本人の生徒がいない場所、広々としていて生徒間の机が離れている学校に行ったほうがいいです。
失敗や間違いを何度もしない限り語学の向上は見られないので、早く学校を変えたほうがいいです。
それは、時間がもったないですし、自分の語学力の向上を妨げる原因となっているのを取り除いてほしいからです。
語学留学が0からのスタートで1か月だけの留学でしたら、会話レベルに達するのはほぼ不可能だと思います。
だいたい1か月でほかの都市へ移動していく人が多いですが、現在形だけで学習を終える人、過去形を少しかじったくらいの人くらいです。
そして、不満を先生や学校のせいにする前に、やはり留学する期間が短すぎると思いました。
自分がB1を合格したレベルくらいの人だったら、スペイン語で先生が何を伝えよう、どのように教えようとしているのかを理解できます。
ですが、A1やスペイン語検定4級に足元にも及ばないスペイン語力の生徒がそういう不満を言うのは、それは先生が伝えたいこと、教えたいことの細かい理由を深くで理解できていないと思いました。
学校料金が安かろうが、環境や先生が悪いと言おうが、それに関係なく結果を残す人は結果を残しています。
結果を残せる人は、自分が何をすべきかが明確で目的があって勉強を続けています
例え、安いスクールにいようと、自分が何すべきかがわかっててそれに集中して取り込んでいて、目的に対して突き進んでいるのであれば、相性のいい先生がいれば、学校などどこでもいいです。
先生の誰がいいか?というのも、明確に言えば違いはある。
先生の教え方が悪いというか、先生と一緒にいて自分のやる気が継続できるかが大事です。
また、結果が出ない人は、他人の目や他人の進捗状況も気にしすぎているとも思えました。
そして、結果が出ない理由を、先生や学校のせいにして言い訳や逃げ道を探そうとしている人は、伸びてないと思う。
伸びなかった時に、そういう風になってしまい、そう卑屈に感じてしまう。
ですが、言い訳をせず、逃げ道をほかに作るのでなく、自分自身と向きあう。
明確な目標があってそれを達成するために努力ができる人は結果が出せると思います。
ただ、不満というのも、理由があってのこともあるので、自分の学習の妨げにならないように、自分から選択してベストな勉強環境を現地で作り上げていくのをおすすめします。