治安について2点を中心に書いていきます。
②全体を通してパナマシティの治安について思うこと。
中米の治安、その前に。都市内でも場所によって違う。
実際の話ですが、中米のとある都市のあるエリアでは1年半もの間、殺人事件が1件も発生していません。
ですが、その都市の違うエリアだと4日1人殺人事件によって、人が死んでいます。
このように、中米の治安は、都市内でも場所によって全然治安状況が違うのです。
単純にどうすれば自分が何かしらの被害を防げるかというと、危ないエリアには行かず、安全なエリアにだけ行って過ごせばいいだけです。
ですので、自分からパナマシティの危ない地区や場所に行かない限り、被害に遭いにくい状況を自分で選べます。
実際のパナマシティの治安
私が思うに行く場所さえ選べば、パナマシティは中米で一番治安が安定しており、日本人旅行者が最も被害に遭いにくい都市だと言えます。
中南米でも主要都市においては、パナマシティは治安が一番安定している都市だと個人的に思います。
一応、中南米の主要都市や首都にもほとんど行きましたが、やはりパナマシティが一番治安が安定しています。
では、なぜそう思うかというと、治安が良くて歩けるエリアがとても多くてわかりやすいからです。
そして、パナマシティではあまり頭を使わなくても、危険を避けることが容易にできます。
それと、スペイン語が話せなくても、観光が充分にできるほどの交通網が発達しているからです。
例えば、グアテマラシティの首都グアテマラシティでは、治安の良い場所と悪い場所のエリアを「数字で覚える」必要があります。
また、ホンジュラスの都、サンペドロスーラでは、バスに乗り間違えたり行くエリアの細分化ができていないと、ギャングのエリアに入ってしまうリスクがあります。
そこに入ると確実に殺されるので、スペイン語で常に現地の情報を仕入れつつ、各エリアの詳細を把握する必要があります。
確実に殺されるというのは、そこに入ったら殺してもいいルールなので、現地の子供が間違えて入ってしまって撃ち殺されたりしているのです。
エルサルバドルのサンサルバドル、ホンジュラスのサンペドロスーラなどにも3か月ぐらいいましたが、中米基準で考えるとマナグアやグアテマラシティも含め、どこの地区が安全か危険なのかの情報を把握することと、スペイン語で物事を解決する能力がないと、事件に巻き込まれたり死に関わることがあるので、準備ができていないと行くことは、おすすめできません。
ですが、パナマシティでは新市街のエリアにいる限りは、ほぼそういうリスクがないですし避けることができます。
中米の主要都市では、唯一パナマシティやサンホセは安心して旅行ができるといわれていますが、それは確かにあっていると思います。(サンホセにも危険なエリアはあるので注意)
他国の話になりますが、ホンジュラスのコパン・ルイナスや周辺の島々、グアテマラでしたらアンティグアやシェラ、ニカラグアの場合グラナダやレオン、エルサルバドルはエルトゥンコなど、治安がかなり安定した観光都市もあります。
ですので、それらの中米の国々に行ってはならないのでなくて、中米で行ける観光都市も多くあります。
観光しづらい都市もあるので、その都市内でも危険なエリアに行ってはならないのです。
中米の場合は、首都や主要都市が、ギャングやマフィアなどが集まるので、危険な傾向があります。
パナマシティの治安の良いエリアを紹介
新市街の様子です。
初めてパナマシティに来ると、都会すぎてびっくりすると思います。
そこら中に高層ビルが立ち並んでおり、東京の八重洲や丸の内が足元に及ばないほど、大規模です。
パナマシティは、中南米では間違いなく一番発展しています。
写真の車の大きさと比較するとわかる通り、超高層ビル群が並んでます。
これらのビジネス街に高級ホテルや10$くらいの安宿もあります。
ホテルは、この3つのエリアを選んでおけば安心です。
ビジネス街含めた、新市街においては日本人含め、外国人駐在員の多くがおしゃれかつビジネスの恰好で過ごしています。
また、新市街においても、夜の10時以降は歩かないほうがいいです。
ですが、それ以前の時間帯ではパナマシティは夜でも当たり前に女性1人で歩いていたり、中高生が1人で歩いていたりします。
これは、他の中米の主要都市、グアテマラシティ、サンサルバドル、サンペドロスーラでは、あり得ない話です。
それらの都市は、日が暮れる前までが歩ける時間であり夜は車移動以外してはならない都市です。
パナマシティは、推薦はしませんが夜でも歩けるということがパナマシティの治安の良さを表しています。
パナマシティの治安の悪いエリア。
パナマシティ旅行で行くときに唯一リスクがあるのは、観光地エリア「カスコビエホ」に行くときです。
カスコビエホ内は、多くの警察、警備員がいるので、安心できます。
そして、完全に治安によるリスクを避けたいのであれば、uber(タクシー)で行けばいいだけです。
カスコビエホに行く道のりまでが治安の悪いエリアもあるので注意が必要です。
そういうところに行ったり、スラムや貧困エリアなどにいけば、強盗、スリ、銃、ナイフを使った人に会うリスクもあります。
でも、どうすれば防げるかというと、そういう危険なエリアに行かなければいいだけです。
そういう場所に自分から好き好んでいったり、紛れ込んで事件な度を見たら「パナマシティの治安は悪かった」ともいえてしまいます。
ですが、日本にも危険な場所や、暴行、恐喝などが発生するエリアもあります。
でも、そういうところに行けば起きるかもしれませんが、例えば、東京の皇居前と歌舞伎町の深夜は全く状況は違います。
ですので、治安は場所と時間次第なのです。
パナマシティは、いま書いた通り、カスコビエホに行くときは、uberでいけばいいだけなので、簡単に防げます。
危険なエリアでは、何が危ないのか?
カスコビエホ、アルブロックバスターミナルから新市街やカスコビエホに行く道のりが危ないです。
アルブロックバスターミナルの傍のエルチョリージョ地区が危険です。
例えば、パナマシティ 強盗などでググれば日本人旅行者の方の被害情報などが出てきます。
治安が悪いエリアにいってしまうと、たった15秒くらいで被害にあっているのがわかります。
10秒くらいで一気に首を絞められて気絶して、そのあと目が覚めたら全て物がなくなっていた。
そういうパターンがパナマシティやコスタリカのサンホセでは結構起こりえます。
また、歩くにしてもこのように大通りで人が多いところを歩く分には、不安が小さいです。
ですが、目をつけられて後をつけられている可能性もあるので注意してください。
そういったときに、特に気を付けなければならないのは、このように大通りからそれた脇道で人がいない道。
こういう、ひとけのないところで数秒で一気に襲われるので、人が多い道を選んで、移動していきましょう。
それ以外ではでどうすれば防げるかというと、貴重品を見せないことです。
単純な理由で、ブラジルなどでも言われているのですが、貴重品を見せるから狙われてしまうのです。
ホテルに行くときにGPSアプリなどで歩きスマホしていると、狙われます。
もし見るのであれば、お店の中で見たり、人がいるところで携帯をバッグの中にいれたり、背を向けて隠しながら周りから見えないように画面を見るなどの行動が大事です。
それと、危険といわれる場所、治安が悪いといわれる「エリア」にいるときは、特に注意が必要です。
なぜならそこに来るということは、観光地に向かっている観光客とアジア系の人は見た目でも思われてしまうから襲われるのです。
パナマシティは中米で一番治安が安定していると書きましたが、中南米において治安の悪いエリアは治安が悪いです。
それを除いては、治安の安定しているエリアはわかりやすくて過ごしやすいので、そこにおいてはパナマシティの治安は安定していると書いてます。
治安の悪いエリアを避ける方法。
パナマ運河を見に行く際は、アルブロックバスターミナルからバスで移動するだけなので、治安の悪い部分などは避けることができます。
パナマビエホに行くときも、同様にバスで移動するだけです。
アルブロックバスターミナルの傍のエルチョリージョ地区も治安がとても悪いですが、ここは歩いて移動する必要もないので、地下鉄かバスを利用すればいいです。
容易に治安の悪い部分を避けることができます。
節約するために1時間くらい歩いていくとか、そういうのをやめればいいだけです。
タクシー代、たった数百円です。
それで自分のスマホ、パスポート、現金、クレジットカード盗まれるリスクをあげるより、タクシーを使うべき場所では使うべきと、私は思います。
行きたいのあれば、uber(タクシー)を利用すればいいので簡単です。
あと空港から歩いていくときにも襲われた報告があるので、それも歩いて行かないでタクシーでいけばいいだけで防げます。
空港から来る人=パスポート、カメラ、多額の現金、携帯、すべての貴重品を持っている人とわかり、もっとも狙いやすくて収穫が多いので強盗が一番狙いたいからです。
パナマシティは、中米の主要都市で最も旅行が簡単。
パナマシティでは、uber(アプリで呼ぶタクシー)が使えるので、SIMカードを自分の携帯に入れておけばどこでもuber(タクシー)を呼ぶことができます。
携帯のClaro shopで「SIMカード,ポルファボール」といえばいいだけです。
あとは滞在日数によって買うプランが決まるので、店員がプランを紹介してくれます。
(Claro は中南米の携帯メーカーです。)
料金も1週間くらいだったら千円もしません。
使い捨てのプリベイトタイプになります。
月額が発生するなどあり得ません。
ネットは、容量オーバーしたら使えなくなるだけです。
ちなみに、中南米でSIMフリー携帯、SIMカード、uberを利用しないのであれば、治安が悪いと言われる都市には行くべきではないです。
最低限uberとSIMフリー携帯は、使えるようにしておいてほうがいいです。
中米のサンペドロスーラやテグシガルパ、マナグアなどでは、自分でスペイン語で無線タクシーに連絡する必要があるので、その面倒とスペイン語を話す必要があります。
中米の都市によってはuberがないのです。
ですが、パナマシティにはuberがあるので、旅行が超簡単です。
交通網の発達もしているのと、uberもどこでも気軽に呼べる。
そして、パナマシティは治安の悪いと言われている場所も、今回説明した通り明確であり、簡単に避けることができるので、とてもわかりやすくて移動しやすいです。
中米の都市によっては、道ごとによって治安状況が違いそれを明確に分けながら過ごす必要があるので、とても面倒でわかりづらいのです
パナマシティは、治安が安定しているエリアは本当に治安が安定しているので、特に気負いをする必要もないです。
パナマシティで強盗に遭ったり、銃声が聞こえたなどの情報もあるが?
それは、治安の悪いエリアに自ら好き好んで足を運んだか、わけわからずに迷い込んだのだと思います。
ですので、そうならないように現地で過ごせば防げることは防げます。
それが、今回紹介した中では、カスコビエホに行くまでの道のりです。
それと、アルブロック長距離バスターミナルから歩いて新市街やカスコビエホのホテルへ行く道なりも、スラムや貧困街があるので、絶対に歩いていくのはやめてください。
そこで日本人旅行者の方が、襲われたというブログ記事もありましたが、単純に防ぐ方法は、バスターミナルから歩いてホテルまでいかなければいいだけです。
バスターミナルや空港から歩いてホテルに向かっていく道なりで襲われたのであれば、タクシーで向かえば襲われないです。
(被害に遭って辛い中、注意喚起として情報を発信してくれており、多くの日本人旅行者の方が被害に遭わないようになってくいると思います。)
新市街かカスコビエホのホテルまでは、地下鉄かタクシーでまず移動しましょう。
そこに注意するのと、自分から危険なエリアにはいかないことを徹底すれば防げます。
再度書きますが、カスコビエホやホテルに行くのでリスクを完全に避けたいなら、市内からカスコビエホまで往復でuberで移動すればいいだけです。
日本は治安が良い!といわれてますが、ニュース見ればわかる通り、日本でも銃声が聞こえるエリアはありますし、銃やナイフを使った殺人、強盗、スリなどは発生しています。
それと同様で、パナマシティにもそういうことが発生するエリアはあります。
ですので、パナマシティは治安が悪い! 治安が良い! と言われても、はっきりいって全体を見て答えは出しづらくて、治安は場所次第なのです。
この治安が良い、悪いの答えというのは人の主観になって一致しないので、答えは出ないです。
しかし、スリや強盗などは日本でも起こることはありますし、中南米でも起こります。
ですので、100%気を抜くことはしないほうがいいですし、注意するという気持ちは大事です。
ですが、これはパナマに限った話でないですが、パナマシティの安全なエリアにおいては、安全。
治安の悪いエリアは危険なので、自分で過ごす場所を選んで考えながら行動すればいいと思います。
パナマシティ。治安まとめ。
パナマシティは、中米の中でも、最も治安面で安心できる主要都市です。
治安の良いエリアにいれば、あまりの都会であることと、治安が安定していることが感じられると思います。
しかも、パナマは中国人の移民も多く、中華料理屋だけでなく、カフェや一般の企業などにも中国系パナマ人が働いているという、中国系がかなり進出している国です。
アジア系の人がパナマシティを歩いていたところで、現地の人は何とも思ってません。
あぁ、中国人が歩いてら。くらいにしか思われてません。
これは、観光客だと思われていなければ、狙われにくいという治安対策にもなります。
観光客や中国人、中国系パナマ人もいて当たり前なので、滞在に特に不安は感じない都市です。
私のパナマシティの治安の答えは、「何かしらの被害に遭いにくい要素が多く、情報把握と治安対策をしっかりしていれば、防げることが防ぎやすい都市」です。
というか、中米で治安が安定して観光がしやすい主要な都市は、グアテマラのアンティグアとパナマシティだと思ってます。
もう一度言いますが、治安はパナマシティ内でも、場所と時間によります。
しかし、それだけ気を付けていれば、快適に安全に何事もなくパナマシティの観光ができます。
ちなみに、中米で日本人ビジネスマンが最も多いのも、パナマシティです。
中米最大のビジネス街であるパナマシティなので、アメリカなど含め外国人駐在員も多いです。
治安の安定しているエリアは、中米の中でも群を抜いて治安が安定しているので、駐在や出張となった場合でも、治安対策と用心は必要ですが、過度な不安は不要な都市です。