スペイン語検定とDELEの比較。難易度、評価の違いの詳細。

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私は、DELEのB1とスペイン語検定4級を所持しています。
今回は、DELEとスペイン語検定の価値や評価の違いを書いてみようと思います。

DELEとスペイン語検定の比較

スペイン語協会やDELEの認識としては、

スペイン語検定4級とDELEのB1は「中級」という評価です。
スペイン語検定3級とDELEのC1が「上級」です

ですが、実際は、全くスペイン語力と価値が違います。

私の感覚だと西検の5,6級の評価は、DELEのA1に満たないと思います。
4級と合格もA2と同等と感じます。

DELEはスペイン語検定との難易度があまりにも違います。
DELEは聴く、書く、話す、読むの4つの能力がかなり正確に採点される試験であり、口頭試験もあるのです。

DELEは、会話でスペイン語を使えるかを判断できる試験でもあります。
スペイン語検定は4級までは会話の試験はありません。
3級以上から口頭試験があります。

会話は例え単語量が2000以上あって文法を理解しても、いざ話そうとすると簡単なフレーズでも出てこないときがあります。

ある程度の慣れと練習が必要です。
TOEICの点数が高いのに英語が話せない人がいるということと同様です。

ですので、スペイン語検定4級の価値は、かろうじてDELE A1かA2と同等の評価はしてもらえるかもしれません。

スペイン語検定4級は、会話力を抜きにすれば、ギリギリA2ほどのスペイン語力はあるかと思います。
4級が取れれば、文法を駆使して文を作る能力があるからです。

私はスペイン語検定4級より、DELE A2を所持している方が評価は高いと思います。

ただ、4級を持っているだけでは評価をしてくれない会社も多いと思います。
というか、スペイン語検定を評価基準にしていない会社も多いです。

TOEIC600と英検2級だったら、TOEICしか対象にしていないようにです。

なぜ、スペイン語検定よりDELEのほうが評価が高いか?
Deleには、会話のテストがあるからです。

また、スペイン語検定の4~6は筆記だけの1時間ですが、DELEは筆記、リスニング、作文、口語を合わせると、試験時間は3時間以上であり、DELEのほうが圧倒的に難易度が高いです。

スペイン語学習者からすると、スペイン語検定は4~6級を合格した人に対して、各級習得することは素晴らしいと思っていますし、努力は認めると思います。

しかし、DELEと比べると、DELEのほうがスペイン語能力を正確に測定できるので、DELEが難しい試験であると思う方のほうが多いです。

そして、スペイン語検定は日本の資格、DELEは国際資格です。
英語でいうと、英検とTOEICのような関係です。

DELEは例え一番下の級のA1でも、「読む書く聴く話す」の全てがテストされます。
スペイン語検定は4級までは「読む書く聴く」までです。

そして、多くのスペイン語学習者が、スペイン語検定には疑問をもっています。
スペイン語の会話力を測れる試験とも言い難く、スペイン語能力を測る試験ともいいがたい。

それに対して、DELEは4つの項目を正確に測定できる試験として評価されています。

スペイン語学習者からしても、スペイン語検定も価値はありますが、DELEを持っている人のほうがスペイン語力はあると確実に判断すると思います。

それは、実際の試験が広範囲であり、さらに口語試験もあるので、DELEのほうが難しいのがわかるからです。

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