サンパウロ。初めての外歩き。治安の悪さと周りの空気感に驚きました。

ブラジル
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朝の7時ごろ、サンパウロのチエテ長距離バスターミナルに到着。
ここで降りる人と降りない人がいました。

ホテルはリベルダージ地区を選びました。サンパウロには大型バスターミナルが3つあります。

ホテル近くのバスターミナルに行くと思い、チエテで降りずに地図アプリを見ながらどこにいくか確認しました。

しかし、次に着いた場所は、バス会社NSAの事務所でした。

NSAの事務所前に到着。

失敗した。
ここはどこという状態でした。

地図をみると徒歩圏内に、「Santa Cecilia駅」があったので歩いて地下鉄へ向かうことにしました。

フォスドイグアスは観光地でした。
本当のブラジルはここ、サンパウロからスタート。

よくわからない場所から、地下鉄を目指す。
しかし治安が・・・。


歩いてて思ったのは、これはまずいぞ・・・感じました。
ホームレスが多すぎます。

小屋を建てて住んでいたり、道で寝ている人が目の前に20人以上います。
そして上半身裸の若い黒人系の人が集団で歩いている。

体格がいいので、絡まれたら勝ち目がないと思ってしまいました。
ブラジルの状況を話しでは聞いてはいましたが、ここまでの雰囲気とは驚きました。


ゴミや落書き多く、そこらじゅうでホームレスは寝ている。
ここは、夜は絶対に歩けないと思いました。

ほんと、段ボールがあって、何気なく見てたら、穴からホームレスの目だけが出てて、自分と目があった時、びっくりしすぎて心臓止まるかと思いました。

私は、チエテで降りずに、わけわからない場所で降りて失敗しました。

NSA社でパラグアイのシウダーデルエステから、サンパウロについたらチエテバスターミナルで降りることをおすすめします。

そして、そこから地下鉄に乗ってホテルの最寄り駅まで行ったほうがいいです

無事、地下鉄駅に到着。


駅周辺に着きました。

少しは安心かと思ったのですが、回りにゴミが多すぎます。
そして、駅の回りの道にホームレスが10人ぐらい寝ている。


ブラジル、サンパウロ初日、緊張感があります。


地下鉄ですが、通勤ラッシュ。
この写真のような場所が10か所以上あって、常に人がいる状態。

スリに合わないよう注意しながら、リベルダージ駅に移動して外へ出ました。
駅を降りて歩いてホテルまで向かいましたが、ここは人も多く歩いているので少し安心しました。

後で、リベルダージのブログを書いていきますが、日系人があまりに多くてびっくりします。

普通に、見た目が日本人の人がいっぱいいます。

(ブラジルにいる若い日系人の多くが、戦時中で日本語教育が禁止された時代があったために、彼らは日本語が話せない世代となってしまいましたが、60代以上の方や、1世で大人になってから日本からブラジルに来た人は、日本語がネイティブに話せるので、色々とお話を聞けます。)

サンパウロ1日目の朝。移動を終えての感想。

外を歩いていて思ったのは、家族が全員ホームレスや、若い人や子供のホームレスも多かったです。ブエノスアイレスと状況が似ています。

落書き、ゴミの多さ、ホームレス、空気感。
まさか、ここまでとは想像できていませんでした。

気が引き締まりました。

おそらくサンパウロ在住の人が見てくださっている方は「油断するなよ~。」と見てくれていると思います。

むしろ、ちゃんと安全な場所で降りろよ!あほぉ!と言っているかも・・・。
(本当に、すみません。大きな荷物があるときは、タクシー移動を自分でも注意喚起で推薦しているので、この行動は一番のミスでした・・・。)

初日に、これが、サンパウロ。
これがブラジルと、見せられた気がしました。


中南米に住んでいる人は、「都市の中でも治安の悪い場所は治安が悪い。治安の良い場所は治安が良い」ということは、知っている情報だと思います。

私が今回過ごしてしまったのは、治安が良くない部分であったので、これだけではサンパウロの治安は判断できないと思います。

ですが、その後、サンパウロを過ごして思ったことは「治安が良くて安定していると言われるエリア」でも、サンパウロでは道にホームレスや不審者がいるので、最初は怖かったです。

ですが、それに慣れてしまうとそういう状況が何も思わなくなって、感覚がマヒしてきます。

ブラジルに来ると治安の悪さや貧困層の存在を身近に感じるので、何か日々の生活に対する感覚や捉え方が変わる感じがしました。

ただ、その状況に慣れたとしても、やはり南米各国旅行後に比較して思うことは、ブラジルはやはりちょっと特殊に思えます。

中南米で国によっては、警察いすぎ・・・って思う場所がありますが、道で警察や警備員が銃を持って警備してくれるほうが、犯罪者が犯罪を起こしづらいので安心できるし安全も保たれます。

サンパウロは、警察はいることはいるのですが、数が多くなく、犯罪者や不審者のほうが数が多いのです。それが一番怖いと思った点です。

目に見える位置に、銃を持った警備員や警察がいれば、犯罪の抑制にもなり、何か起きたとしても守ってくれるので安心できるのですが、ブラジルの場合は、不審者やホームレスのほうが多く自分の目に入ってくるので、不安があります。

そして、今回、サンパウロの日本人駐在員の方や日系人の方から日本語で情報を仕入れていました。

ブラジルの治安は「旅行者が感じたという治安」だけでなく「実際のデータ」や「駐在員が語る治安」がやはり物語っていると思います。

日本大使館から発信される情報などでも、日本人の被害報告があります。
実際の数字を見ていると、やはり南米の中でもちょっと被害数が多すぎると思いました。

もちろん、場所によって治安状況は異なるのですが、治安の悪い地域を避けたとして、普通に過ごせるような地域や地区でも、サンパウロはホームレスやよくわからない人がいるので、それが当たり前の状況だというのが驚きます。

ただ、私が思う「ブラジルやサンパウロの治安が悪いという発言」というのは、言っている人がブラジルが嫌いだからとか嫌なことがあったとかではないと思っています。

それは、治安対策と用心をして、現地で防げることを防いでほしいという思いだと思います。

現地の日系人や駐在の方は、ブラジルは日本とは環境が全く異なり、日本人旅行者が日本と同じような感じで過ごしてしまい、初日や3日目とかに強盗に襲われているのを聞いているので、旅行者に気をつけてと忠告してくれるのだと思います。

なので「ブラジルの治安が悪い」という発言は、現地に行けば、いくらでも聞くことができるのですが、現地で被害に遭ってしまってブラジルを嫌いになられるよりかは、何事もなく過ごしてブラジルの良い面だけを見てもらって、ブラジル滞在を楽しんでほしいという思いがあると思います。

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