以前、都内のカフェで張り紙が張ってあるのを見ました。
「勉強禁止」
それと一緒に説明書きが書いてありました。
長居でお席をお使いになられるのは、ご遠慮くださいという文面もありました。
今回は、カフェで勉強することについて自分が思うことを書いてみます。
ちなみに、私は以前はカフェで毎日2時間勉強するほど、カフェで勉強する側の人間でした。
今回は、それらをもとに、どうカフェで勉強することに付き合っていくかを書いてみます。
都内のとあるカフェに行ったとき、20席くらいあって、8席くらいが勉強している人たちでした。
その時、私の隣の女の子2人、20歳ぐらいの学生が座ってきました。
私は、勉強していないで普通に友達待っていたのですが、彼女達が座るときに、こう言ったのです。
「みんな勉強しているね・・・。うぜー、マジ勉強とか図書館でしろよ。」
彼女たちは、カフェで勉強している全員に対して怒りの感情があるんだと思います。
しかし、その時思いました。
そもそも、カフェって何なのでしょう??
何がOKで、何がダメなのか??
定義がわからない。
その時私が思っていたのは、カフェのイメージは、珈琲飲んで新聞読む。
ちょっと疲れたら足を運んで珈琲とデザートを食べる。
小腹がすいたから、雑談をする。
それで、そもそもカフェに来る人は社会人は仕事終わりだったり、学生は学校終わりの人も多いと思います。
仕事や学校で疲れて、癒しや休憩を求めに来ている場所がカフェ。
私はそういうイメージありました。
ただ、回りに迷惑を掛けなければ、勉強してもパソコン開いて何か作業してもいいものだと思っていました。
カフェ勉強。 と検索すると、「迷惑」っていうワードもでてきます。カフェで勉強をされるとムカつくそうです。
英会話がうるさい。ここは勉強するところではない。
そんな書き込みも。
同様に、スタバでアップルのパソコン、MAC開いている意識高い系は、どいてほしいとかも見ます。
ただ、カフェに定義がない限り、行動は自由なのですが、カフェがお互いに気持ち良い空間であってほしいことは確かです。
今回は、カフェで勉強をしたい人が、勉強を続ける方法。
そして、回りの人が何を考えているかを書いてみます。
それはそのカフェのルールであるのでしてはならないことを守る必要があります。
では、なぜカフェで勉強が禁止になるのか?
その理由について考えてみました。
これはお店側の都合になりますが、席を占領されると他のお客さんが座ることができません。
1人のお客が勉強で3時間くらい席に座って300円の注文をするより、3時間で30分滞在して出ていくお客が6名いれば、必然的に利益は上がります。
そういう事情もあって、満席、満席近くの状況では、長居されるとお店側の経営に関わることに。
ですので、お客が来て混んで来たら席を譲るなども、勉強する側も考えなければならないと思います。
さらに、勉強している人が隣がうるさいからと、切れだしたり不機嫌になるのが、隣の人に伝わるという件もある。
じゃぁ、ここで勉強すんな!!と思うでしょうし、そういった面で、カフェの勉強しないお客と、カフェで勉強するお客で「冷戦」が始まるのです。
そうすると、お店側からすると、実際にトラブルを起こした原因は、勉強している側になるので、長居する勉強しているお客を追い出したいために「勉強禁止」というルールを作るのだと思います。
そして、勉強している人に気を使うという人も、今後そのカフェは、勉強している人がたくさんいるカフェという認識ができるために、そのカフェを敬遠することとなってしまう。
そういった意味でも、カフェで勉強する人は、普通にカフェを利用しに来た客足を遠のけてしまうという影響もあるようです。
ネットで色々と意見を調べてみました。
カフェにおいて、お客が日本語でも大きな声の会話も嫌なのに、それが外国語レッスンも同様に嫌がる人が多いようです。
回りの人は、それを辞めさせることや声をかけることもできず、自分から席を立って避けなければならない状況だそうです。
カフェに、英会話禁止、勉強禁止というルールがない限り、それをしてはならないということはないが、ある程度の節度を求めるという声がありました。
このブログは海外旅行を中心としたブログを書いています。
例えばなのですが、メキシコのスタバなどでは、10人席くらいで全員パソコンを開きながら、仕事の会議とかをスカイプでやっているときあるのです。
いや、ここ日本だから、日本の常識で!というのはもちろんです。
ただ、どうして日本の中ではカフェを不快に思う人がいるのか?という点で今回思ったことを書いてみます。
勉強が好きな人と嫌いな人の割合を出すと、勉強が嫌いって人のほうが圧倒的に多いと思うのです。
英語などのレッスンをカフェでしている方の回りの方は、あまり良い感情を抱いているようには思えないのが、雰囲気や言動、空気感でわかります。
私が、カフェで聞いたことのあるリアルな愚痴は「マジ勉強とかわかんないし。私は部活に専念してたから」「英語とかマジ、I need vacationだし笑」とか聞いたことあります。
明らかに、回りの人が勉強や英会話レッスンをしていることに対する、不満を感じました。
その電車の帰り道で色々思ったんです。
彼女の言った言葉で気になったことがあったんです。
「勉強がわかんない。部活に専念してたから。」
それは、勉強ができなかった自分自身がコンプレックスなんじゃないか?って思ったのです。
そして、勉強ができない理由を部活のせいにしているようにしか見えなかったです。
というのも、部活をしてて東大に入学した人も多くいます。
ただ、割合でいうと、親から勉強しろ、勉強しろと言われ続けて嫌な思いをしてきているのに良い大学に入れなかったり、就職もできなかったり、勉強と聞くだけで嫌気がさす人のほうが多いです。
ネットで調べていると、カフェで「コンプレックス=不快になる」のではないかという意見がまずありました。
次に、英会話のマンツーマンレッスンが、カフェでうるさくて不満という点です。
そもそも、声の大きさは、他の人の会話の大きさと変わりがないはずなのです。
他の人と同じ声の大きさで、なぜ日本語は不快と思わず、英会話は不快に感じるのかを考えてみました。
そもそも、人間って「わからない」って発言をするときや思う時は、極度のストレスが達した時に出る言葉と本で読んだことがあります。
考えたくないから、そのストレスから避けるために、わからないという状況と言葉を言うそうです。
ですので、常に英語を隣で聞いていて「わからない」状態を聞かされているのは、苦痛でしかないと思うのです。
さらに、自分が勉強ができなかったり、英語に対する憧れやコンプレックスを持っている人にとっては、嫉妬につながりそれが僻みとして怒りになるんじゃないかと推測しています。
でないと、日本語と英語で同じボリュームで話してて、日本語は不快を感じないのに、英語は不快を感じるという理由にならないと思うのです。
良い面で言うと、誰かが英語が話せたりすると「すごーい」みたいになりますけど、自分が不快に思う部分がある人がそういう状況になると、ただうざいだけだと思います。
例えば、
マレーシアなどの多人種が1つの国に集まるところでは、多言語があたりまえのように飛び交います。
そういう状況ならば、それが当たり前だから違和感を覚えません。
ですが、日本にそういう環境はないので、それが慣れないんだと思います。
日本のカフェで、マレー語、中国語、英語が飛び交っていたら、絶対に「えっ・・・?」って思うと思うんです。
でも、マレーシアではそれが当たり前です。
ですが、ここは日本なので、日本の常識に合わせたり、大多数の日本人の考えに合わせる限り、色々と英会話を聞くことに対してストレスを感じてしまう人は多くいると思います。
学生の方、学校で勉強の授業で、話ばかり聞いていて休みたいのに、隣から英語の話が聞こえてきたら、
また勉強かよ・・・って思ってストレス貯まる人もいるみたいなんです。
そして、カフェは、そもそも勉強場所じゃないと思っている人もいて、そのルールはないけど、そう最初から思っている人もいます
確かに気持ちはものすごくわかります。
自分が、休憩しにきているのに、回りから勉強の言葉が耳に入ってくると、確かに休めない感じはします。
ですので、その人の立場や同じ状況であると、僕もそう感じる部分が自分にもありました。
勉強する側にしても、周りの人が不快感を感じている状況で、勉強したり英会話レッスンをしても、勉強に集中できないなら勉強の効率も悪いので辞めたほうがいいです。
私が考えた、カフェで勉強を快適にする方法は2つ。
基本的に、私は横並びで1人で座っている人ばかりのところに座ってました。
私の職場近くのカフェは、完全なビジネス街なので5割のお客が、毎回勉強スペースとしてカフェを利用している状況でした。
50席くらいあって、20~25人は資格習得の勉強、語学の勉強していました。
ですので、勉強していることが全く珍しくなく、みんなの自習室みたいになってました。
ビジネス街だから、大学や高校も傍になく、学生もいませんでした。
そして、年配のおばさまもいない。子連れの家族もいない。
そういうスペースであれば、特に周りの人との軋轢も感じませんでした。
基本的に空席が多い店舗でしたが、休日に他のカフェも利用したことがあります。
そういうときに、満席近くなりそうだったら即座に席を譲るようにしていました。
それはなぜかというと、待っている人がいると「勉強しているんならどいてよ」という、目線で責めてくる様子があり、それで勉強の妨げになって集中力が下がるならどいたほうが自分のためにもなるからです。
それと、単純に迷惑かけたくないからです。
ですので、勉強に適しているカフェ選びと、空席が多い時間帯に行って勉強するのであればいいと思います。
店側も空席が埋まらないのであって、勉強する人が毎回利用してくれる分であれば、カフェの利益になるので問題は感じないはずです。
どうしても、英会話レッスンすると、それの反対派の人がカフェにいることもあります。
そういう時は、外のテラス席のあるカフェに行って外でやればいいと思います。
店内ではどうしても声が響きますし、隣に座っていなかったとしても不快に思うお客がいるからです。
一番いいのは、外のテラス席が1席だけのお店や、テラス席の席と席が大きく開いているカフェ。
そういうところでしたら、快適に英会話レッスンもできます。
これは、回りのお客が不快に思い、イライラの視線を避けることにより、自分も英会話レッスンに集中できます。
そして、回りのお客も不快にさせないので、回りのお客を迷惑な気持ちにさせません。
ですが、そのお客さん1人1人がカフェに対する定義やルールを持っていて、それは各自違います。
だからこそ、勉強する側は、その定義を理解し、回りのお客を不快を与えずに迷惑を掛けないように注意しなければならない部分が多いです。
勉強や英会話する側が、いやカフェにルールとか定義ない限り、勉強してもいいでしょ?と思っていても、回りの人は不快に思ってしまう人もいるのです。
ですので、それを避ける方法を実践していただき、お互いが快適にカフェでの滞在を過ごせるはずです。