海外赴任、海外駐在。
仕事や旅行などで長期で海外に行く方も多いと思います。
私は、昨年は1年に1度のみ日本に帰国し、1か月滞在しました。
ですが、海外にいるときも、日本の携帯番号の継続をしています。
シムカードの解約、新規契約やプリペイドに変えてしまったら、MNP(番号移行)ができません。
日本の電話番号の変えたり解約すると、電話番号でしか連絡しかできない方と連絡ができなくなったり、昔から登録している通販サイトなどを考えると日本の番号は変えたくない。
しかし、海外にいるのであれば、料金は安く抑えたい。
そして、日本に一時帰国したときでも、日本で使い勝手の良いシムカードを選びたい。
今回は、そんなお悩みを持つ方向けの記事を書きました。
様々な格安SIM会社、そして番号保管のできるシステムなどを調べ上げました。
また、自分が実際に契約をした「HISモバイルシム」についても説明していきます。
料金はもちろん、そして一時帰国で日本に戻った時にも使い勝手のいいSIM会社や番号保管方法についても紹介します。
日本の番号を継続するための方法とは?
手段としては2つのみになります。
①大手3社のau,docomo,ソフトバンクなどの、番号の長期保管に契約する。
②音声通話シムを契約
プリペイドシムや海外と日本対応のシムカードなどもありますが、新規で契約する限り、日本の番号の継続はできません。
ですので、音声通話シムとMNP(番号移行)ができるシムカードと、大手3社の番号保管機能について説明していきます。
大手三社(ドコモ)の番号保管機能鬼ついて。
大手3社、au、ソフトバンク、ドコモですが、日本の携帯番号の保管するということができます。
つまり、日本の番号の継続と維持が可能です。
そして、ドコモが番号長期保管の初期手数料と月額が一番安いです。
ですので、代表としてドコモを書いてみます。
番号保管量、月額400円、初期費用1000円などと、明確でわかりやすいのです。
番号を維持するということだけにおいては、最安です。
しかし、日本での一時帰国の料金は、高くなります。
1GB以下で1,980円というプランがあります。
ですが、家族で3回線以上つなげていない場合は、月額1GB以下で2,980円です。
さらに、安い料金を利用するためには、dカードでの支払いや2年契約などを結ばなければならないのです。
そして、月額料金がわかりにくすぎる、契約が複雑すぎてよくわからないです。
家族を契約する必要があったり、dカード、2年契約など、様々な条件が重なったうえで最安値になり、契約を辞めさせないようできているのが大手3社です。
1つでも契約が違ったりすると、多額の月額料金がかかります。
ドコモの場合、月額料金を安くするために「2年定期契約(2年契約)」のプランなどを利用する必要があります。
そして、「更新月以外」の解約には「解約金(違約金)」がかかります。
その料金、なんと9,500円。
月額の番号保管料金400円は、確かに安いです。
しかし、日本に一時帰国した後に契約の解除と、月額料金に戻す。
そして海外に戻ったときは再度、長期保管契約をする必要があり、使い勝手は悪いです。
月額1,980円にするのが難しく、基本的には日本に戻ってきたときは月額3,150円以上かかると考える必要があります。
また、ドコモのHP見てもらえばわかりますが、どうすれば最安値になるのか、何を契約すればいいのか、複雑すぎて解読不能、全く理解できないので、私は選ぶのをやめました。
長期保管量は、どこよりも安いのですが、一時帰国時の月額が円などになると考えると、あまり使わないかなと思います。
1年に2回以上日本に帰国する場合では、おすすめしません。
1年以上海外にいる予定であれば、長期保管もいいとは思います。
ですが、日本での生活がまた始まったとき、ドコモから格安シムなどに変えるのも、多額の現金がかかるので、基本的には下記の他のシムをおすすめします。
契約月以外の解約は9,500円の違約金がかかり、月額も3,150円以上はかかる。
いざ日本での生活に戻ったとしても、大手三社は辞めにくく、月額料金も高いので、一時帰国時に使い勝手が悪い部分は、実際あります。
AEON MOBILE
イオン。
大手量販店が取り扱いをしている、格安シムカードになります。
ベーシックプランは、月額1,130円と安いです。
そして、データ制限ですが、500MBです。
容量の、1か月繰り越しができるので、海外で使わないで日本に帰ってきたときは、実質500MB繰り越されています。
つまり、日本に一時帰国してきた月は、1MB使える状態で1,130円です。
いつでも無料です。
一切かかりません。
しかし、少し他社と違う部分があります。
■MNP転出料
契約日より90日以内に転出する場合:15,000円
契約日より91日以降に転出する場合:3,000円
基本的に、どの携帯会社でも、MNPの転出料金というのは、ほぼどこでも3,000円かかります。
イオンモバイルに契約して90日以内でしたら15,000円ですが、すぐに解約というのは考えにくく、3か月以上使えば、他社と同じようなMNP転出手数料になります。
量販店のイオンという名前を知らない日本人の方は、おそらくいないと思います。
格安シムなのに、大手であり、全国展開での支店もあります。
ですので、困ったとき、トラブルが起きた時などに、直接相談できるというもの良い点です。
総合的に見て、イオンモバイルは、頻繁に日本に戻るなどを考えれば、結構おすすめできます。
シムカードを探してみてもらうと知っていただけると思うのですが、なかなか月額1,200円以下のシムカードってないのです。
ラインモバイルと性能が似たようなシムであります。
しかし、実は下記で説明するラインモバイルのほうが多くのメリットがあります。
ブランドイメージや、好きな会社を選びたいときに、好みでどちらか選ぶのもありだとは思います。
LINE MOBILE
いまや誰もが知っているラインの携帯会社です。
この会社も、メリットが多くあるので紹介します。
500MBまでで1,100円
かなり安いです。
イオンモバイルと同じく、容量の1か月繰り越しができるので、海外で使わないで日本に帰ってきたときは、実質500MB繰り越されています。
つまり、日本に一時帰国してきた月は、1MB使える状態で1,100円です。
①ラインIDで友達登録が可能。
ラインアプリにおいて、格安SIM会社は、ラインで友達のID検索の登録ができません。
本人認証ができる大手3社でないと、格安SIMを契約している人は、ふるふるなどを利用しなければならないのです。
しかし、ラインSIMは、ラインの会社なので、ID検索での登録が可能です。
相手のIDがわかりさえすれば、こちらから登録可能です。
ネット上で知り合った人などとラインIDを交換したいときなどは、このラインモバイルSIMを登録しておけば、実際に会ったことがない人ともラインの交換を気軽にすることが可能になります。
②ラインポイントでの支払いが可能。
ラインポイントがたくさんある方でポイントを消費したい人は、ラインモバイルもおすすめ。
ラインは、様々な企業と手を組み、様々な案件でポイントが稼げるようになっています。
そしてポイント増量キャンペーンなども多くをしているので、現金で毎月の携帯使用料を払いたくないと考えている人には、とても良いシムカードです。
③ラインアプリのデータ通信量ゼロ!
いまや日本の連絡手段は、ほぼラインです。
そのデーター通信料が、消費されません。
一時帰国時に、1MB以下での容量で過ごすうえで、毎日使うアプリのデーター通信料が消費されないというのは、ありがたい。
いつでも無料です。
一切かかりません。
月額1,100円は安い。
日本に一時帰国したときも、外でラインを使うぐらいだけであれば、1MBで月額1,100円を維持できるのも容易です。
ラインならではの特典も結構多いので、用途があえばお勧めできるシムカードです。
ラインモバイルは、資金力と知名度がある会社なので、毎回何かしらのキャンペーンをやってます。
4月6日から5月20日まで、LINE PAYかLINEポイントを5,000ポイント習得できるコードがあります。
LINE Payコース:PB055
LINEポイントコース:LN055
ちなみに、LINEポイントは、携帯代金の支払いにも使えますので、5,000円分を使えると思うと、かなりお得です。
よろしければ上記リンクより、申し込み時にコード入力をして、5,000ポイントゲットしちゃってください。
HISモバイル
私が、実際に契約しているのがHISモバイルです。
自己調査だと一番安いです。
なんと、月額900円です。
月額料金が1000円以下、3桁になる会社は、格安SIM会社でも片手で数えられるほどです。
データー容量は、100MBまでと、少ないです。
ただ、海外にいるときは、日本の携帯電話を一切使わないので、海外での維持費に影響は出ないです。
HISモバイルシムは、使った容量に対して、自動的に料金プランが変更になります。
2GBまでの使用量は、1,420円です。私は、年に1,2回くらい日本に戻るのですが、滞在期間は2週間から1か月。
その時は、月額900円の100MBでは足らないので、月額1,420円で2GBまで使ってます。
しかし、海外に戻るときは、何も連絡や契約などしなくても、使わなければ勝手に月額900円に戻ってくれます。
日本一時帰国時や、海外帰国時に、契約内容の変更する申請とかしなくても、勝手に月額料金が変わるので、楽です。
また、HP見てもらえばわかる通り、何より全てがわかりやすいです。
料金携帯も明確。
いつでも無料です。
一切かかりません。
HISモバイルシムのデメリットは何かあるかというと、考えてみたのですが、あまりないです。
何かあるかな・・・。
HISモバイルは、超大手の3社の携帯会社、ラインやイオン並みに資金力などもあるわけではないです。
しかし、HISと聞いたら、旅行会社というのを一応、誰でも知っていると思います。
ですので、大手という信頼感はあります。
海外駐在、海外長期出張者、海外赴任、バックパッカー、世界一周中など、本当に適した便利なシムです。
何より、面倒くさくない、わかりやすい、最安、そして日本一時帰国時も使いやすい、というのが選んだ理由です。
日本の携帯電話番号維持で、一番おすすめの格安SIM会社は?
まずグラフで比較してみました。
Line ![]() |
イオン |
ドコモ | ||
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 4,300円 |
最安値 データー容量 |
100MB | 500MB (1MB) |
500MB (1MB) |
1GB |
海外での 最安月額 |
900円 | 1,100円 | 1,130円 | 400円 |
日本での 最安月額 |
900円 | 1,100円 | 1,130円 | 2,980円 |
解約手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 9,500円 |
番号移行 (MNP) |
可 | 可 | 可 | 可 |
*データー容量()は、前月繰越の場合。 |
まず、大手3社、Docomoなどの場合は、日本での一時帰国時の使い勝手が料金や内容が総合的に格安シムに勝る点はないです。
比較対象にはしましたが、契約の候補からは、私は外しました。
シム会社3社を比較して考えてみましたが、海外に住む日本人の方、海外を旅行を長期でする方に一番おすすめなのは、やはりHISモバイルシムです。
実際に私が契約しているのも、HISモバイルです。
ですが、ラインモバイルも用途が合えば、かなりおすすめです。
他社には、見られないポイント払いやライン通信量がかからないなどの利点はかなりあります。
イオンモバイルは、全国200店舗以上で直接サポートを受けられます。
そもそもの内容も素晴らしいですが、さらに大手携帯3社のように、困ったときには店舗に行きたいという考えをお持ちの方には、一番おすすめです。
今は日本にいて、まだ海外に長期旅行にでかけたり、海外駐在や赴任もまだ決まらない。
そんなときは、普段使いでも、イオンモバイルやラインモバイル
の使い勝手や値段も魅力的なので、そのまま変えてしまっても有りです。
用途が合えば海外にいるときでも、番号維持としてそのまま契約を続けてしまってもいいと思います。
以上、日本の携帯番号を維持する長期保管方法と、おすすめのシム会社3社の紹介でした。
読んでいただきまして、ありがとうございました!
HISモバイルは、実際に自分が利用しています。
その申し込み方法やさらに詳しいメリットなど、詳しくは下記の記事にまとめていますので、よろしければ、参考ください。
