久保建英のスペイン語は上手?中南米とスペイン人の本音の評価。

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久保選手は、日本ではスペイン語が堪能で完璧とも言われています。

私は、現在スペイン語圏である中南米で4年以上過ごしています。
現地にて、久保選手のスペイン語のインタビューをスペイン語圏の人に聞いてもらいました。

スペイン人、メキシコ人、ホンジュラス人、コロンビア人、アルゼンチン人など、様々な人に

「久保選手のスペイン語って、ネイティブが聞いてみてどう?」

と、久保選手のスペイン語のインタビューを聞いてもらった後に、質問してみました。

 

ネイティブが久保選手のスペイン語を聞いた第一印象

 

まず、聞いてもらっているとき、彼らがどんな表情をするのか・・・。

だいたいの人が、彼のスペイン語を聞いて、真顔で聞き入ります。

そして

 

・・・

 

大体の場合、無言になります。

 

ネイティブの評価。

 

彼らが彼のスペイン語を聞いた後、返答で1番多いのは

彼が生まれたのは、日本なの?」

と言われることです。

そう、久保選手のスペイン語が上手すぎて、初めて彼のインタビューを聞いた現地の人は、驚きすぎて無言で動かなくなるのです。

久保選手は、スペイン語圏の現地で生まれ育ったかのように、スペイン語が上手だそうです。

外国人であるスペイン語ということは、わかることはわかるのだけど、聞いている限りはスペイン語圏以外の外国人としては信じられないほどスペイン語が上手と言っていました。

スペイン人からすると、訛りは関係ないとして、もしスペイン語圏の中南米のどこかの国の出身と言われても、全く違和感ないくらいに感じてしまうそうです。


そして、チリやキューバなどのスペイン語を母国語として話す人よりかは、彼の話すスペイン語のほうが、聞き取りやすいというのを真面目に言われます。

また、スペイン語は公用語の国が21カ国あり、各国でスペイン語の発音の違いや訛りがあります。
日本の都道府県ごとに、訛りや方言がある感じに、国や都市によって使う単語、訛り、言い回しなどでスペイン語が違います。

例えば、関東の人、関西の人、東北の人は、使う言葉も違いますし、訛りもあるのも想像できると思います。
そういった言葉の違いの中で、スペイン語が評価される部分は、聞き取りやすさです。

久保選手のスペイン語は、クリアな音。
はっきりとした音で聞き取りやすいのです。それは、最高の誉め言葉です。

訛りが強かったり、音をしっかりと言わないスペイン圏の人が話すスペイン語は、聞き取りにくくて何を言っているのだかわからないときが、ネイティブですらあります。

ですが、久保選手のスペイン語は、非常にクリアかつはっきりとした音で聞き取りやすい。
それは、多くのラテンアメリカやスペイン人は、彼のスペイン語から感じています。

話す内容の文法や細かい技術という点においては、さすがに完全なネイティブというわけではないのですが、ほぼ完璧。

外国人が話すスペイン語としては、本当にネイティブに遜色ないくらい近いレベルで、超上手なスペイン語を話すという評価をしてくれています。

ネイティブからすると久保選手の話している内容が、スペイン語で表現が難しいときなどに、言いたいことを100%ニュアンスで言えていないにしても、98%ぐらいは上手に表現して、相手に内容をとても適切な表現で確実に伝えることもできているということでした。

こういうことが、ネイティブからしても本当に驚愕するほど、スペイン語力の高さを感じるそうです。

若くしてサッカーもスペイン語も超一流

何より驚かれるのが、18歳でこれだけスペイン語が話せるということです。

インタビュアーに難しい文法や熟語で話をされたとしても、それに対応して適切な単語を使い、時制も完璧に答えが返ってくる。

スペイン語の簡単な言い回しや単語での表現を使わないで、相手が話した内容に対して、完璧な対応をしている。

いま、中南米では、日本人がレアルに入ったということはかなり報道されているので「メッシハポネス」(日本人のメッシ)という名前で、久保選手は知られています。

そんな有名な彼ですが、ラテンアメリカの人やスペイン人は「久保選手は、サッカーだけでなく、語学力も素晴らしい」と素直に褒めてくれます。


久保選手のスペイン語のレベルを明確に言い表すとしたら、資格なのかな・・・。
一応私は、DELE B1というスペイン語の国際資格で中級を持っており、日常会話くらいなら話せます。

ですが、おそらく彼は、中上級B2の上の、上級C1は、試験対策を何もしなくても即受かると思います。

その上のC2という一番上のレベルまでに、その試験内容に沿った試験対策、というか過去問を1回くらいやれば、すぐに受かるのでは・・・と思います。

ただ、試験においてはサッカーと日常会話以外の単語を求められる部分があるので、どれほどの範囲を久保選手が勉強してきたかわからない部分はあるのですが、文法、言い回し、使う単語、会話においてはC1以上は十分に達成していると思います。

私は、スペイン語学習者でありますが、彼のスペイン語はレベルが高すぎると聞いているだけでわかります。

また、久保選手は、日本語でも理路整然な思考で話します。
彼の話すスペイン語の内容を聞いてて思うのは、スペイン語でも同様のことができているのです。

インタビュアーの質問を理解しているのはもちろんのことですが、その質問に対して頭で組み立てて整理して、即座にスペイン語できちんと内容に沿った回答を出しているのです。

久保選手は、サッカーだけでなく、スペイン語も超一流。
これは、スペイン語圏の人からしても、紛れもない事実であると思います。

 

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