スペイン語検定の5,4級受けてきましたが、この検定側で使うスペイン語は、どこのスペイン語圏の人でも理解できるスペイン語しか使いません。
例えば、国によってはスペイン語での「車」の言い方が違います。
「coche,carro」のようにです。
ですが、恐らく4級を受ける方は、manejarとconducirくらいの違いはわかる方が多いと思います。
また、中南米各国とスペインの基礎の単語の違いは多少は、知って置いたほうがいいです。
でも、試験は教科書に出てくるような単語だけです。
ですので、各国のスペイン語の違いによる影響は、試験とはほぼ関係ないと思いました。
自分がスペインかラテンアメリカのスペイン語のどちらかを使ったところで、相手に通じていればその違いを採点側も受け入れてくれていると思います。
ただ、自分が思うに、検定側はスペインのスペイン語を使う試験構成にはなっているとは思いました。
それは、検定がスペインに特化した団体のように思えたからです。
ですが、そうだからといって、前述した通り、特に試験の点数に影響が出るようなことでもないと思います。
スペイン語検定側の採点基準は知りませんが、試験でvos,sosで書くのは辞めたほうがいいです。
それでもいいのかもしれませんが、tuやustedを書くほうがのがいいです。
ただ、日本人の方で「いったでしょ、いったやん」「そーよけど、そうだけど、そや」とかの違いってほとんどわかると思います。
採点する側はスペイン語のネイティブなので、それくらいな感じで理解していると思います。
スペイン語の違いを書いてもいいのかもしれないけど、人称代名詞はアルゼンチン以外にあわせたほうがいいかもしれません。
例えば、日本語の試験では回答を「いったやん」と書くより「言いましたよね。」と書いたほうが適切になるからです。
これは、別途記事をまとめたのですが、試験対策であれば、教科書に沿ったスペイン語を学んでいればいいと思います。
アルゼンチン、ウルグアイ、チリなどは独特ですが、とりあえず基礎の基礎はどの国でも教えてくれるスペイン語は基本的な文法と単語ですので、それにあわせて勉強すればいいです。
各国のスペイン語の違いがあって、共通で使われない単語を、検定側は考慮して、言い回しや単語は、スペイン語圏で共通な言葉を選んで出題してくると思います。
私は、実際の試験の問題を見て思ったのは、共通で使われる単語しか使われていなかったというのが印象でし
た。
スペイン語検定において、学んできた国のスペイン語が違うから解けないということは無いと思いました。
結論としては、とりあえず日本で売っている教科書通りのスペイン語学んでいれば、特に各国のスペイン語の違いがあるから試験に受かりづらい、採点が下がるということは、まず考えにくいです。
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