私は、7回メキシコの国境越えをしたので、実体験を書いてみます。
この記事は、メキシコの国境越えの際、税558ペソを払う必要あるの?と悩んでいる方向けの記事です。
情報が錯綜しすぎていて、答えは明確にはわからないのですが、いろいろと調べたので意見を書いてみます。
私はスペイン語が話せるので、現地のイミグレーションや、現地のイミグレ近くの人やラテンアメリカの人から全て、情報をスペイン語で仕入れました。
ちなみに、メキシコの出国税とか入国税ともいわれていますが、正式な名称は不明です。
日本語だと、出入国税とか言われたりもしてますが、名称は正式なものはないです。
ただ、条件さえ当てはまれば、とりあえず「イミグレでの558ペソの支払い」が存在していることは事実です。
下記では「税」という表現で書いていきます。
*ちなみに過去の貴重なブログ記事の情報だと「出国時に税を払った」という情報もあれば「入国時に税を払った」という情報もあります。
それが2019年-2020年の実際はどっちなの?という疑問も、わかるように書いていきます。
まずは、事前知識として下記を読んでいただきたく思います。
日本人で180日以内の観光や通過目的でメキシコに7日以上の滞在の場合、US25$を徴収される。空路で入国する場合は、航空券購入時に一緒に徴収されているので、現地で支払う必要はない。
陸路で入国するには、メキシコ出国時に監理官に支払う(US25$相当のメキシコペソ)
アメリカからの陸路入国の注意。
陸路で入出国カードを習得し、メキシコに入国手続きをする場合は25$相当の手数料をペソで支払う。
入国時の手数料を入国管理局でなく、メキシコ滞在中に銀行で振り込むように求められる場合もある。
*地球の歩き方の最新版、2019-2020より抜粋。
完結に要約すると、条件は下記の2つになります。
メキシコに空路で入国してきた場合は、入国時と出国時の「税」の支払は一切ない。
なぜかというと、航空券購入時にすでに徴収されていているからです。
ですので、簡単な覚え方は、「空路でメキシコに入国時したのであれば、入国時と出国時に、いかなる条件でも税の支払いはない」ということです。
(例えば、日本やアメリカ、キューバなどからメキシコに空路で来るなど、どこかの国から飛行機でメキシコに入国をしているのであれば、税の支払い義務は、メキシコから陸路でアメリカ、グアテマラ、ベリーズに行くときに必要性は一切ない。)
メキシコに陸路で入国してきた場合で、メキシコに7日以上の滞在の場合、US25$相当のペソの支払いの必要があります。
ちなみに、地球の歩き方にはアメリカでの陸路時の場合は「入国時」
それ以外は「出国時」に支払うと書いてあります。
これらをもとに、自分がどうだったかも説明していきます。
*ちなみに、他の方の書いている貴重なブログ記事では、200ペソ、300ペソ、533ペソなど、2013年~2019年にかけて過去の支払額は色々と情報があります。
私が国境越えをした、2019年3月は「558ペソ」にさらに値上げされていました。
US25$相当という情報は、下記ではわかりやすいように「558ペソ」という風に統一して紹介します。
(陸路入国可能な、アメリカ、ベリーズ、グアテマラから、メキシコに歩いたりバスとか、陸路を利用したのであれば、上記の条件揃えば、支払の義務は生じます。)
私が実際の国境越えしたルート①
空路でメキシコ入国後、メキシコのタパチュラから陸路でメキシコ出国、陸路でグアテマラに入国。
これは上記で説明した条件①にあてはまるので、支払い義務が一切ないです。
空路入国時とタパチュラの陸路出国時、両方とも支払が一切ありませんでした。
なので、メキシコ空路での入国の条件は、完全にメキシコを陸路で出国するときに、出国時に税558ペソの支払いを一切しなくていいということが、私の実体験で立証されています。
(この空路入国のパターンは、他の方も同様に払わずに通過できています)
私が実際の国境越えしたルート②
空路で日本からメキシコに入国。
空路でメキシコからペルー、コロンビア、ブラジルへ移動。
これも条件①なので、支払義務はないです。
メキシコの空港に入国時に、何も言われませんでした。
そして、メキシコの空港からペルーなどの他国へ飛んだ時も、カウンターでお金を求められたことはないです。
これもルール通りなのであってます。
私が実際の国境越えしたルート③
陸路でグアテマラからメキシコに入国。(クアウテモック)
その後メキシコ観光後、メキシコからベリーズに陸路で出国。
これは、条件②になるので、条件さえ当てはまれば支払いの義務があります。
私は、メキシコに滞在日数が7日以上あるので、税の支払い義務があって、税を支払いました。
しかし、入国時に558ペソを払いました。
私はこの状況で、少し困惑しました。
なぜかというと、メキシコの「出国時」に558ペソを払うと思っていたので、入国時に558ペソを払うなんて知らなかったからです。
そうなると、入国時558ペソ、出国時558ペソ、2重で支払って約1100ペソの支払いになるのなんて嫌だ!!と思いました。
このクアウテモックの国境は、賄賂とか不当徴収とか、かなり悪名高くいろいろ言われてます。
事前情報と、異なってますし、メキシコのイミグレの人が「嘘」言っていたり「不当徴収」しているんじゃないか?と思ってしまいました。
ですが、実際に陸路の国境越えをする際、こういう考え方なら、スムーズに対応できると思ったので、下記に詳しく書いていきます。
イミグレのスタンプ押してくれないと入国できないので、仕方ない。
いま入国時ですが、558ペソをあなたに払いますと言いました。
すると、隣の施設で払ってきて証明書をもらってきてと言われました。
そして、隣の施設で、558ペソを払いました。
そして、上記のレシート?というか証明書をもらいました。
(これはブログ用にコピーしました。)
この紙をイミグレの人に渡すと、この紙とパスポート、メキシコの入出国カード、計3か所に入国スタンプを押してくれました。
このメキシコの国境「クアウテモック」では、税が賄賂や不当徴収などと言われていることもありますが、558ペソのお金はイミグレの人に直接渡すわけでもなく、隣の銀行施設の人に支払います。
そして、上記写真の通り、支払いの証明書をくれました。
この時思ったのは、ここまで完璧な書類を作ってくれて、データ入力までしておいて、不当徴収や、わいろはあり得るか?という点です。
イミグレの人に直接558ペソを渡して、支払のレシート(証明書)がないのであれば、完全におかしいと思います。
ですが、ここまでの対応で不当徴収やわいろでは、ないのかも・・・と推測もできてきました。
ベリーズに陸路で出国時には、支払は一切なしでした。
つまり、メキシコのクアウテモックの入国時に558ペソを払って、メキシコの出国時に支払いが一切なしでした。
ですので、出国税という言い方も変な感じですし、入国税とも言えるけど、正式な名称は何とも言えないです。
結果としては一緒ではないか?ということです。
陸路でメキシコに入国時に税558ペソを払って、出国時に支払いがない。
陸路でメキシコの入国時に払わないで、出国時に税558ペソを払う。
支払い義務のある税558ペソ。
その払った額は一緒なんです。
つまり、入国時に払うか、出国時に払うか、先払いか、後払いかの違いなのだと思いました。
私の、メキシコの陸路国境越えの結論としては、2019年は本来払うべき税558ペソを先に払っただけということだけでした。
また、例えばですが、もし、メキシコのクアウテモックなどで陸路で入国時に「5日の滞在です」と言って、入国時の支払いが「なし」で通れたとしても、結局7日以上滞在すれば、出国時に税の支払いの義務が発生するのでは?と思いました。
ちなみに、出国時に支払うというのは、メキシコに7日以上の滞在をしているにも関わらず入国時に558ペソを支払っていなかった人が、出国時に558ペソを支払ったという書き込みも確認しています。
そして、地球の歩き方の情報が100%あっているか?という点ですが、イミグレの事情も変わるので、情報が100%正しいわけでもないと思います。
(最新号の調査時期は2018年4月~8月と記載あり。)
今回の件は、入国時か出国時に支払いをしていたら、どっちかは払わなくていいのでは?とも思いました。
結果としては同じなので、先払いか後払いかの違いだと思いました。
*ただ、陸路入国時に税の支払いをした時は、必ず上記の領収書はもらってください。
これがないと、出国時に支払った証明をすることができないので、出国時に請求をされて
再度558ペソを払わざるを得ないことにもなるそうです。
(そうやって、再度支払い請求払ってしまったというブログ記事情報を見ました。つらい中、周りの人を助ける情報を発信してくれて、本当にありがたいです。)
2019年に、アメリカからメキシコに、陸路入国している人が、入国時に「税」の支払いをしており、ベリーズに陸路出国時に支払いがなかったという貴重なブログ記事の情報もありました。
そして、2018年にグアテマラのフローレスから、メキシコのパレンケに陸路入国時に「税538ペソ」を払い、メキシコの出国時には支払いがなかったというブログ貴重な情報もあります。
つまり、メキシコのイミグレの税の支払い事情は、出国時から入国時に最近変わったのでは・・・?とも思いました。
つまり「過去は、出国時に税の支払いを請求していたが、近年や2019年は、入国時に「税558ペソ」の支払いを請求する方法に変更している。」 という可能性が高いです。
私のメキシコの陸路国境越えの考えは、以下が結論です。
メキシコに陸路入国時に、イミグレにてメキシコに7日以上の滞在予定を入国管理員に伝えると、入国時に税558ペソの支払いの義務がその場である。
(これはアメリカからメキシコへの入国だけに限らない。例えばグアテマラのフローレスからメキシコのパレンケへ移動する際の入国、グアテマラのラ・メシージャからメキシコのクアウテモックへの入国時も同様。)
そして、入国時に税558ペソを払ったのであれば、出国時には支払い義務はない。
しかし、陸路入国時に7日以下の申請をし、税558ペソの支払なしで入国後、メキシコに7日以上の滞在をした場合は、税558ペソの支払いを出国時にする義務がある。
*ただ、メキシコに空路で入国した場合は、7日以下、以上の滞在日数であろうが、日数にかかわらずに、出国税の支払い義務はない。
それは、航空券購入時に、出国税は徴収されているためである。
これが私なりの結論で、2019年の税の支払い方の正解なのでは?と思ってます。
結局、メキシコ陸路入国で7日以上滞在した場合は、税558ペソを支払わなければならない義務はあることは確かなのです。
2019年は、それが入国時に支払うパターンに変わっていると思いました。
要は、先に払うか後に払うかの違いだけだと思います。
ですので、私も出国時に税558ペソを払うものだと最初は思っていましたが「陸路入国時に税558ペソを徴収されても、出国時には税558ペソの支払いの義務はない」ので「入国時に税の支払いをしても何も不安や心配、ストレスを感じなくて大丈夫」です。
出国時に払うものだと思っていたのに、入国時に払えと言われたら「えー!なんで?わいろ?不当徴収?」なんて私も最初思いましたが、そういうわけではないです。
入国時に税558ペソを払えば、上記写真の支払いレシートをもらえます。
メキシコ出国時にそれを見せれば、自分が先に支払ったという証明もできますので、出国時に支払い義務がないことを伝えることができるので請求もされませんし安心です。
ただ、メキシコに空路で入国した場合は、本当に支払いの義務がないです。
その場合で請求された場合は、「完全な不当徴収」になりますので、また違った対策が必要です。
その、場合に請求された場合の防ぎ方や考え方は、下記の記事にまとめました。
関連記事