【実際の治安】モンテレイ。メキシコ北部。注意点や現地の状況を紹介

メキシコ北部(モンテレイ)
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モンテレイでUberを30回以上使い、uberの運転手でモンテレイで生まれ育ったメキシコ人に治安について聞いてきました。

またホテルのスタッフや、現地の学生などからも情報収集しました。
それらの情報を参考にし、実際にモンテレイ現地で過ごしてみて、治安考察を書いてみます。

まずは、モンテレイの治安の地区ごとの違いを書きます。

治安で安全なのは、サンペドロ周辺。




モンテレイ  のサンペドロ地区は、高級料理店や駐在員が集まるエリアです。
巨大な商業施設もあり、地区の道も整備されており綺麗です。

治安に絶対はなく、大丈夫と言い切ってはいけないのですが、ここは治安が安定していると言えると思いました。

メキシコ人は、サンペドロにおいては夜でも歩けるといいます。
ですが、私は見た目がアジア系なので、彼らの感覚とは違うと考える必要もあります。

そして、サンペドロといえど、夜は人気がなくなるので、歩く必要はないですし、夜に歩くのは厳禁。

深夜までレストランはやっているので、uberでドアtoドアの移動が基本と考えたほうがいいです。

バリオアンティグオ地区について。

サンペドロのホテルは、料金が高いです。

旅行者で節約もしたい。だけど、治安の心配も小さくしたい。
その場合、バリオアンティグオ地区がオススメです。

そして、この地区は、モンテレイのほぼすべての観光地が集結していると言っても過言ではないです。(郊外へのアクティビティを除く)

ですので、モンテレイ旅行を希望している旅行者の方には、この地区の滞在を推薦します。

例えば、バリオアンティグア地区に夜に出歩くという点ですが、夜でもバーやレストランが開いており、この地区のモレ―ロス通りは深夜24時以降でも多くの人が歩いています。

なので、モレ―ロス通り沿いのホテルを取っておけばさらに安心。
ここの雰囲気を感じて頂ければ、大丈夫と思う場所です。


(この写真は、グアテマラシティ)

また、警察が銃を持ち歩きながら警備していますし、車の荷台に警察官が複数名乗って、銃を構えながら巡回しています。

不審者や犯罪者に対する対策は万全です。
観光もしやすいし、治安の心配も小さい。

実際、メキシコ人もバリオアンティグアで事件を見たり、そういうことはあまり聞かないと言っていました。この地区は、とてもおすすめができます。

バリオアンティグオ地区の注意点。

地図上の川を跨いだ下のほうの地区には、行くのは厳禁。
貧困層が集まり強盗被害などもあるので、絶対に行ってはいけません。

それ以外に、モンテレイでここは行っては駄目と言われる「麻薬カルテルや貧困層が住む地域」などもuberの運転手から聞きましたが、旅行者が観光地に行くときに通ったり、行くようなことはないと思うので考えなくていいと思います。

「メキシコの治安は・・・」
「モンテレイの治安は・・・」
本来これらの言葉で治安を言い表わすことは不可能。

このブログ記事は、メキシコの各都市、中南米に駐在している方も見て下さっているかと思います。私はメキシコの都市では、首都メキシコシティで一番多くの時を過ごしています。

メキシコにいると「なんでそんな危ない国にいるの?」とか「治安大丈夫なの?」とか、日本にいるとよく言われると思います。

ですが、住んでいる駐在の人でスペイン語で情報収集ができていれば、各都市の危険なエリアは決まっていて、そこがわかっており、もちろん安全なエリアも知っています。

そして危険なエリアを避けて、安全なエリアにいて、注意点を守っていれば普通に過ごせる」ことは重々に存じていると思います。

モンテレイも全く一緒で、観光エリアのバリオアンティグオであれば問題も起きづらく、富裕層が集まる、サンペドロであれば、快適に過ごせる感じです。

CDMXでテピトなどの、危険エリアに行く駐在の人は誰もいませんよね。

地球の歩き方には「北部」の治安が悪化してきて・・・などと書いてあるけど。

そう言うのであれば、そういう事実の一面はあるとは思います。

ですが、モンテレイをひとくくりに「北部」とも言えるのですが、モンテレイについて現地の治安を集中的に聞いていると、その北部と言うのはメキシコ北部の国境付近の話では?と思います。

なので、過度に不安に思わずに「北部とモンテレイの治安は分けて考えたほうがいい」と思いました。

北部と行っても、ティファナやシウダーフアレスなどの都市がたくさんあります。

ただ、治安の悪い部分は目に見えないこともあるので、なんとも言えない部分は確かにあります。

ですが、それらに影響を受けるかどうかという点においては、メキシコや中南米に駐在していたり、現地を過ごす感覚と治安対策の意識や準備がちゃんとできていれば、犯罪に巻き込まれる可能性は高くはないと思います。

つまり、結局は自分次第な部分があります。

私が滞在する時間が多くある首都でも「メキシコシティは治安最悪で行けない」とか「メキシコシティは超危険都市」とか、いろいろとネットで書かれたりしている事があります。

確かに、治安の「悪いエリア」は結構あります。

ただ、メキシコシティの「安全なエリア」だけで過ごす現地駐在の日本人の方は、多くを語らず「うん・・・まぁ・・・、そういう一面もあるけどさ・・・。」と思っていると思います。

それと同じで、モンテレイも過ごすべき場所で過ごし、危ないところに行かなければ、特に私は何も起きる気配は感じませんでした。

ちなみに、メキシコシティ全体を治安が良い都市などとは絶対に言えません。

メキシコシティは、地区によって治安状況が全く異なります。
ですので、この都市の治安を一言で治安が良い、悪いなどとは表せません。

日本人旅行者が最もスリや強盗などの被害に遭いやすい都市の1つですので、治安対策を万全に注意してほしいです。

モンテレイの治安?
「北部」の治安?

モンテレイに住むメキシコ人が、北部で危ないという認識をもつのは、国境付近であり、モンテレイのサンペドロやバリオアンティグオにおいては「危ないという認識を持っている人は皆無」でした。

そもそも、日本人旅行者がモンテレイに行くときに、麻薬カルテルがあるエリアに自分から行く人はいませんよね・・・?

 

そこに行けば、襲われたり強盗に遭ったりして、モンテレイは危険で治安最悪だったということになると思うのですが、そこに観光で間違えて入り込むこともないと思います。

それらに影響を受けるかはどうかは、可能性は0ではないですが、サンペドロやバリオアンティグアに行く限りは、そこまで過度の不安は持つ必要も感じなく思いました。

麻薬カルテルとか現地の麻薬事情とか、日本人がモンテレイに麻薬の売買しにいったり、抗争の中心に行くわけではないので、関係ないのです。

ジャーナリストが麻薬カルテルに潜入取材とかするなら、内情を知っておいてもいいと思いますが、モンテレイで自分と関係ないことを知っておいても意味をなさないです。

そして、関係のないエリアにいて避けて過ごしていれば、影響も受けることはないので、頭の片隅には入れてもいいと思いますが、考えすぎる必要はないと思います。

あたりまえの治安対策をして、関わらないようにしていればいいだけです。

メキシコ人の考え方を持つことが大切。

メキシコ人で、国境付近の街や、シウダーフアレス、ティファナなどに住む人は、自分の住む場所が「危ない都市だ」とは思ってはいます。

でも過ごせないとは思っていないです。
「自分たちがどう生きてどう防ぐべきか」をわかっています。

ですので、モンテレイも考え方は一緒です。

日本人の方で中南米やメキシコに住んでいる方はよく存じていると思いますが、その考えがあって実行できていれば、特にモンテレイの観光や滞在で不安をもつ必要もないと思います。

危ない所には行かない、時間と場所を選び、安全なところだけで過ごす。
治安対策を徹底して油断しない。情報把握をする。

それができていれば、モンテレイは駐在も可能ですし、旅行でも楽しめる場所です。

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また、こちらのページに治安対策をまとめてあります。

これらの記事は、被害に遭う確率を下げる要素にもなると思うので、現地に実際に行く際は読んで頂きたいです。

現地では、自分で自分の身を守るように徹底することが大切だと思います。

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