私が中南米の国々を1人で旅行した理由。気持ちの問題・・・。

スポンサーリンク

私はベネズエラとギアナ3国以外の中南米には全て行き、中南米の総滞在は2年を超えます。
しかし、一度も襲われたことがないですし、何かしらの被害に遭ったことはないです。

ですので、中南米は危険で治安が悪いというイメージは、事件が日本よりかは多いので事実ではあるのですが、ある程度防げるようなことを防げるように用心して過ごせば、前述した通り一度も襲われたことのないような例も多くあります。

今回は、なぜ私が中南米を1人で行動しているかということについて、心理的な面で思うことを書いてみます。

同行者が被害に遭うと思うと、とても不安。

自分1人で南米にいて強盗やスリなど、何かしらの被害に遭った場合は、自分だけの問題です。
辛くて嫌な思いをしたりしますが、後々、生きていて自分で乗り切れます。

ですが、自分と同行している日本人の方が強盗の被害に遭ったとします。

犯罪者にナイフで刺されていたり、ボコボコに殴られて、首を絞められ羽交い絞めにされている同行者。
ナイフ、又に銃を頭に突き付けられて人質にされている状況もあるかもしれません。

そんな状況になったら、どうなるのだろうか。
自分だけその日本人を置いて、逃げるのか。

自分だけ逃げたら、被害に遭っている同行者からしたら

「なんで助けてくれないの?」
「一緒にいたのに1人だけ逃げるの?」

と思うと思います。

そして、同行者がそのときに殺されたりしたら、一生自分に後悔が残ります。

私だけ逃げて、同行者は殺された。

なんで助けられなかったのだろう?ごめん・・・。と自責の念が残ると思います。
そして、同行者は殺されてしまったら、死んだ後も恨みます。

また、日本人宿で出会った旅行者同士の方がそのような被害に遭ったとして、同行していた被害者が生きて宿に戻ったとしても「私を残して逃げた人という印象がぬぐえない」ので、人間関係にヒビが入ると思います。

 

インターネット上の書き込みで、南米で夜に複数人で行動をしてて、襲われている日本人女性を置いて、先に逃げてホテルに帰ってきたという書き込みが、数件ありました。

そのあと、ホテルで警察に連絡し、現場にタクシーで複数人で現場に急行としたとあるのですが、その場では被害者が暴行を受けている中、助けずにホテルに戻ったそうです。

ということは、日本人宿などで知り合ったり、どこかで日本人同士で仲良くなったと思っても、恋人や家族でもない限り、いざ襲われたときに自分だけ襲われていても助けてくれないで逃げる人がいると思ったほうがいいということです。

ですが、この件について、否定的なことでも悪いことであるとも、私は言いません。

どうしてかというと、自分の命を優先する必要があり、銃や凶器を持っている人間に立ち向かうことは自殺行為だからです。

それと、襲われたら自分だけ逃げるという判断は間違ってはいないと思います。

 

なぜなら、自分も巻き込まれて殺されたら、人生おしまいだからです。
ですが、被害に遭っている人も見捨てるのも辛いです。

だからこそ、私は、自分は治安の悪いと言われる都市においては、中南米で複数人で行動しないのです。
そういう状況に巻き込まれるのは、複数名でいるときだけだからです。

自分1人でいて強盗や犯罪者に遭った場合、自分がその場から逃げ切れば、何も問題は起こらないのです。

ただ、中南米の治安が安定している都市、全然大丈夫な場所と分かり切っている場合は、複数名でも行動はします。

治安の悪いと言われる都市ほど、複数名で行動したいと思う方もいると思いますが、逆に私は治安が悪いと言われる都市ほど、同行者に何かあると嫌なので、1人で行動しています。

同行者が被害に遭った場合、その人にスケジュールを合わせてしまう。

日本人宿などで出会った同行者などが体調を崩した時、怪我をしたときは、症状がよくなり旅行が続けられる状態になるまで一緒にいて看病をします。

それは、自然なことですし、するべきことだと思います。

また、強盗に遭いパスポートや財布、携帯、クレジットカードを失くした日本人がいるのであれば、領事館まで一緒に行き、お金を貸して、日本に帰るまでの手配と準備は手伝います。

同行者がこのような状況であったり、知り合いでない日本人でも、助けの手を伸べると思います。

そうすると、自分は旅行を続けられる状態ですが、同行者を助けなければならないので自分自身の旅行がストップします。

同行者のために時間を使う。

私は、怪我や病気の同行者の人をそのままにして、旅行を続けることができません。
お金もパスポートも何もなくなった人を見捨てて、旅行を続けることもできません。

ほとんどの人が、怪我や病気、窃盗被害に遭った人がその人の責任で生じた問題か不運に見舞われたことであろうと、困っている人を置いて旅行を続けることはできないと思いません。

しかし、これによって何が起きるかというと、同行者を助けている間に、本来の旅行スケジュールは大きく崩れ、自分自身の時間も削られ、同行者を助けるための時間だけで本来行くべき場所に行けずに、短い滞在日数の旅行を終えた人も見てきました。

実際に会った人ですが、30万以上を払い南米に来て日本人宿に泊まったそうです。

現地の日本人宿で仲良くなった人と2日間を過ごした後、翌日に同行者が強盗に遭い、大使館に同行するなどしている時間で更に2日間を一緒に過ごしたそうです。

スケジュールは7日間だったそうですが、目的としていたイグアスの滝に行けなかった人がいました。

助けたことは、もちろん素晴らしいことです。

その人の本音はどうかはわかりません。同行者の前では、本音は言わないと思います。

ですが、同行者にトラブルが発生してしまった場合、自分自身の旅行の時間が割かれてしまうというのも事実です。

その人が、私にぽろっと言った一言がありました。

「俺は何しに、南米に旅行しに来たんだろう。」

そう、苦笑いしながら言ったのが、脳裏に焼き付いています。
本音は人には絶対に言わない優しい人でした。

でも、その言葉から何が言いたいのかが伝わってきました。

30万以上の旅行費をかけたのにも関わらず、イグアスの滝は見れず、同行した日本人旅行者だけを助けるだけの旅行となってしまったのです。

また、逆の立場になるのも結構辛いと思います。

強盗に遭われた方もパスポートの再発行での待ち時間や、お金を失ってしまいホテル代を貸してくれている同行者へ迷惑をかけてしまったこと、同行者の旅行の日程を崩してしまったこと。

お互いが、辛いと思います。

もし自分が病気や怪我になったときや、パスポートの紛失や強盗被害などのトラブルに見舞われたときになどに、誰かに頼りたくないです。

相手が自分のために旅行をストップしてしまうので、気を使わせたくないのです。

1人で旅行している限りは、このような事態は発生しません。

複数名でいるなら、信頼できる人と一緒にいよう。
私は、中南米に限らずに、日本人旅行者と出会っても、一緒に同行することは極力避けています。

これが家族や気心しれた友人などであれば、話は別ですが、同行者に何かがあるとどうしても自分の旅行がストップしてしまうのは事実です。

もしも、何かがあった時のリスクなどは、事前に話すことができている関係の同行者であれば、複数名でいても後々の問題も置きづらいです。

また、出会って間もない、全然知らない旅行者の同行者の方がトラブルに遭われたときも、その人を置いてでも自分の旅行を続ける意思やお金などのフォローやその人が体調を回復するまでや、帰国準備が整うまでの時間は一緒にいれないなどと毅然とした態度で伝えなければならない場合もあります。

私は、それが伝えることができないので、全然知らない人と旅行を同行することは、ほぼ無いです。

ですが、ちゃんとお互いリスクを知り、互いに納得できる関係であれば、複数名で行動しても問題は全くないと思います。

ただ、そういう最悪な事態が起こるというのは、運でもあり、中南米で深夜に複数名でふらつかなかったり、治安の悪いエリアに行かない限りは、起きにくいです。

ですので、治安の良いと言われる都市、治安の良いと言われるエリア内では、難しく考えないで、出会った素敵な日本人旅行者と旅をするということは良いことと思います。



南米の治安対策
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
糸ぶろぐ
トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました