セントロからタクシーで15ボリが相場でした。
人気の路線なので、現地にて各会社窓口の方に詳細を聞いてきました。
料金、治安対策、時間帯、まとめを書いていきます。
会社名 | ボリ | 円貨 | 座席 | |
1 | Todo Turismo | 250 | 3,750 | セミカマ |
2 | Omar | 140 | 2,100 | セミカマ |
3 | Panasur | 140 | 2,100 | セミカマ |
4 | Panamericana | 130 | 1,950 | セミカマ |
5 | Cruz Del Norte | 120 | 1,800 | カマ(160度) |
6 | Belgran | 100 | 1,500 | セミカマ |
ラパスからウユニへの飛行機代は、アマソナスで安くて8,300円。高い時で15,000円くらいです。この路線に関しては圧倒的にバスのほうが安いです。
各バスの乗客の国籍を調べてみた。
会社名 | 日本人 | 外国人 | 現地人 | |
1 | Todo Turismo | 0 | 100% | 0 |
2 | Omar | 20% | 80% | 0 |
3 | Panasur | 10% | 30% | 50% |
4 | Panamericana | 10% | 40% | 40% |
5 | Cruz Del Norte | 0 | 100% | 0 |
6 | Belgran | 0 | 0 | 100% |
窓口でチケットを買う時に、予約票の紙に自分の名前と国籍を書いて予約する必要があります。
窓口の人は予約票を見せてくれるので、どこ国の人がバスに乗車するかがわかります。
このラパスからウユニへのバス移動は、バスの中で物が盗まれるという被害報告が相当あります。
もし、自分がバスの中でカメラやパソコンなどが入ったサブバッグが盗まれたことに気づいたら、バスの中で犯人捜しをすると思います。
でも、盗まれた後に車内を探すが見つからないことがあるそうです。
つまり、犯人は盗んだ後に途中下車をしている可能性が高い。
それか、盗んだものを窓の外に投げて、仲間に渡しているかもしれない。
そう、途中で乗り降りができる人が盗む可能性が高い。
車内で窃盗して途中下車する人は、観光客は考えにくいと思いました。
観光客の目的地はほぼ全員、終点のウユニだからです。
ですので、外国人観光客が多く乗っているバスを選べば盗難の心配は減ると思います。
(現地人が窃盗をすると決めつけているわけではなく、現地人が悪いのでなく、窃盗する犯罪者が悪。)
このラパスからウユニへのルートは、窃盗報告がとんでもなく多いです。
そして、同様にウユニからチリのカラマに行くルートも盗難報告が多いです。
バス会社の人もそれがわかっていて、乗車前に「盗難に注意」とアナウンスされます。
窃盗犯はこの路線に多額の現金や、カメラ、パソコンなどの貴重品を持っている「ウユニに来た観光客ばかり乗ってくるのがわかっている」ので、この路線はねらい目だと考えているのです。
ですので、バス選びは慎重にした方がいいと思います。
会社名 | 出発 | 到着 | |
1 | Todo Turismo | 21:00 | 翌7:30 |
2 | Omar | 20:00 | 翌6:00 |
3 | Panasur | 19:00 | 翌6:00 |
4 | Panamericana | 20:30 | 翌6:00 |
5 | Cruz Del Norte | 20:30 | 翌6:00 |
6 | Belgran | 21:00 | 翌6:30 |
だいたい同じような時間帯でした。
出発時間が把握できていれば、ラパスでデスロードの観光や、夜におばさんプロレスを観光した後などに、何時までラパスに滞在できるかの計画は立てやすくなると思います。
(南米は時間や料金は頻繁に変わるので、必ず現地で確認してください。チケットは前日までには手配をしておくことをお勧めします。)
結局どこの会社が一番オススメ?
値段は少し高いですが、快適で外国人観光客しかいない。
そして、泥棒の不安が小さい「Todo Turismo社」
ネットの情報を集めてみると、評判が良くて値段が適正で快適な「Omar社」
その2社で間違いないと思います。
自分はPanamericana社を選びました。
理由は、試してみたかったというそれだけでした。
Omar社と同じ料金であり、対抗している感じがあったのとパンフレットも綺麗だったのであえて乗ってみました。
感想としては、寝る分には何も問題なく盗難もなくて快適ではありました。
でも、日本人旅行者のみなさんが絶賛しているTodo TurismoやOmarのほうがいいと思います。
私はそれらに乗ってはいないので、比較はできないのですが、日本人の方々が実際に乗ってきた評判の高いバス会社に乗ったほうが間違いはないと思います。
エクセルまとめ。
会社名 | 出発 | 到着 | ボリ | 円貨 | 座席 | 日本人 | 外国人 | 現地人 | |
1 | Todo Turismo | 21:00 | 翌7:30 | 250 | 3,750 | セミカマ | 0 | 100% | 0 |
2 | Omar | 20:00 | 翌6:00 | 140 | 2,100 | セミカマ | 20% | 80% | 0 |
3 | Panasur | 19:00 | 翌6:00 | 140 | 2,100 | セミカマ | 10% | 30% | 50% |
4 | Panamericana | 20:30 | 翌6:00 | 130 | 1,950 | セミカマ | 10% | 40% | 40% |
5 | Cruz Del Norte | 20:30 | 翌6:00 | 120 | 1,800 | カマ(160度) | 0 | 100% | 0 |
6 | Belgran | 21:00 | 翌6:30 | 100 | 1,500 | セミカマ | 0 | 0 | 100% |
本当に、この路線は盗難多いようなので、気を付けてほしいです。
日本人旅行者の快適な旅行、安全な旅行を常に願っています。
バス乗車時注意喚起詳細。
中南米に全ての国、そして特にチリやボリビアに旅行する方がいたら、伝えてほしいですし知ってほしいです。
「ボリビアのラパスからウユニ、ウユニからチリのカラマやアタカマへのバス移動は、とんでもなく盗難が多い路線」であり、特にバス車内で荷物の盗難が多発しています。
カラマやアタカマからサンティアゴへのバス移動も同様です。
また「カラマやアタカマ市内でも旅行者を狙ったレストランなどでの置き引き被害やスリが多発」しています。「バスターミナル内や市内の食堂などでも、同様の被害が多く発生」しています。
それは、街にいる人、乗車するアジア系の人が観光客であり、強盗がそれをわかっているので、毎回荷物を狙ってきます。
多額の現金、カード、カメラ、パソコンを持っていることが強盗から見て簡単にわかるので、乗る前のターミナル、市内、バス内、降りた後などで、隙さえあれば、毎回スリや置き引きをする準備を強盗がしているのです。
ラパスやウユニ、サンティアゴに来る前にカラマやアタカマに行った際には、本当に注意していただきたいです。
バス乗車中、↑荷物を上の網棚に置くことは厳禁です。
犯行パターンは3つ。
①荷物を網棚に置いたまま眠ってしまったりすると、スリに全てそのまま荷物を盗まれて途中下車されて逃げられます。
②スリに自分の座席から見えない位置、網棚の後ろ側に荷物を移動されて、盗まれます。犯人は途中下車して逃げられます。
③網棚で自分の座席から目の見えない位置に置いておくと、乗車中にスリに座席の後ろまで移動されて、カッターでバッグを切り裂いて中の荷物を全て盗まれます。そして、途中下車されて逃げられます。
また、全てのパターンにおいて、自分の荷物を窓の外にバッグごと丸ごと投げる強盗がいます。
そして、その荷物は外で待機している仲間に渡されます。
理由は、被害者がもしバックがないことに乗車中に気づいたとしても、バス内を探したときに、証拠が残らないようにするためです。探しても車内にはなく、すでに外にいる窃盗犯の仲間の手元にバッグがあります。
上記犯行パターンは、全て日本人旅行者の方が今までに被害に遭ってしまった本当の話です。
2019年以降も、頻繁に発生していることが外務省より報告や日本人旅行者のブログで注意喚起されています。
・対策方法。
深夜バスに乗って寝てしまうのであれば、必ず大きな荷物は両足で挟みながら足元に置きましょう。
ただ、足元にバッグを置いておいても、深夜バスで寝てしまうと、後ろから近づいてきて中身を空けられるか、カッターでバッグを切られて物を盗まれることがあります。
(2019年に、足元いバッグを置いていて、パスポートと携帯を盗まれた日本人の被害が外務省より発表されています。)
ですので、足元に置く荷物は、服やシャンプー、水やパンなど盗まれてもあんまり辛くないものだけいれてください。
パスポート、携帯、現金、カメラなどの貴重品は全てセキュリティポーチにいれて、服の中などでお腹で抱えたりして、体に密着して管理してください。
深夜バスは、夜間乗客が寝静まる間は、バスが真っ暗になるので、その間に盗まれる可能性が一気に上がります。
だからこそ、網棚に荷物を置くのは、チリに限らず、できるだけ中南米では避けたほうがいいのです。
もし置くのであれば、必ず常に自分の目に入る範囲で、必ずずっと見ていてください。
深夜バスでは、それが不可能なので、網棚に荷物をおいてはならないのです。
彼らは窃盗のプロです。
これらの情報を把握して頂き、荷物を盗まれないように注意して頂きたいです。
ボリビア、ボリビア人、チリやチリ人を嫌いになる必要はないです。
犯罪者が100%悪い。
治安対策をして、何事もなく無事に過ごしていただき、チリやボリビアのすばらしさをぜひ感じてほしいです。