ボリビアのウユニからチリのカラマへの行き方【時間と料金】

ボリビア
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この看板が目印です。

会社名:CRUZ DEL NORTE
料金:150ボリ。(約2,250円)
事務所前待ち合わせ:5時00分。
曜日:毎日

カラマまでが150ボリ。(約2,250円)
アタカマまでは180ボリ。(約2,700円)

私はカラマで降りましたが、そこで半分以上乗客がおりました。
アタカマ行きの人は、そのまま乗っていればアタカマに向かいます。
(後日、同じく乗車していた日本人に確認済み。)

ですので、カラマで降りてバスターミナルでアタカマ行きのバスチケットを買わなくても、
ウユニから直接アタカマまで行きます。

ご予約はお早めに。

私がウユニに行ったのは3月の下旬。前日の昼の12時にチケットオフィスに行きました。
翌日のカラマ行きの空席は2席のみ。2日後は満席。3日後は残り8席でした。
運よく、翌日が取れましたが、ここまで予約が埋まっているのは知らなかったです。

おそらく、13時以降に来た人は3日後まで乗れなかったと思います。

日本人大学生の卒業旅行のピークは卒業式の前や卒論の時期。
1月~3月初旬は、3日後以降も満席で埋まることもあるそうです。

このカラマとアタカマ行きのバスは観光客や現地ボリビア人など様々な人が利用する人気の路線です。
ウユニでの日程を決めたら早めに予約したほうがいいと思います。

 

チリに行ける会社は何社かある。ラパスの国内への移動も可能。

ウユニからカラマ行きは何社かあるという噂があったので確認しました。

会社名:EXPRESO 11 DE JULIO。
料金:100ボリ(約1,500円)
出発:3時30分
曜日:月水金日。週4日限定。

私は、5時発のクルス デル ノルテを利用して国境に到着したのが8時50分。
入国審査場は8時30分から営業という表示がありました。

EXPRESO 11 DE JULIOは出発時間が2時間も早い。
ということは、遠回りして乗客の乗り降りや荷物の搬入を繰り返す可能性が高い。
そして、国境前で入国審査場が開く8時30分まで待たなければならないのかもしれません。

値段は100ボリビア―ノと安いですが、朝も早すぎますし、少しリスクを感じました。
この路線は盗難が多いので安すぎる会社は少し遠慮したい感じもありました。
こちらは乗車していません。

また、ウユニの代理店「ブリサ」の店員さんが、「エルサルバドル」という会社でカラマ行きの取り扱いがあると言っていたので事務所を訪問。

カラマ行きはありますか?と聞いてみましたが、ないとのことでした。
時期によっては取り扱いがあるのかもしれません。


また、ボリビアの各都市への取り扱いのある会社もあります。
チリからウユニにバス移動してきたかたは、オルロやスクレ、ラパス行きのバス移動のの選択肢になると思います。

バス会社は1つの通りに固まっているので、これらの会社を見つけるのは容易だと思います。

チリ、カラマに移動。

朝は4時30分に起床。ホテルを4時50分に出発。
事務所前についたのが、4時58分。


バスは来ていましたが、まだ乗車準備ができていませんでした。
発車したのが、5時30分。

乗客は私を含めて30人中、日本人が3人、中国系が4人、韓国系が4人、ヨーロッパ系4人、残りはボリビア人。

出発時には、立ち乗りが8人もいました。
席が空いてなくても途中下車などもあるようで、無理やり乗るようです。

ここで南米バスにのって初めての経験が。
バスの客室乗務員が「ここウユニからカラマからの移動は、盗難が多発しているので注意してください」と念を押して説明していました。

バスの客室乗務員がアナウンスするほどなので、とんでもなく被害が多いのです。

Cruz del norteの感想。

バスは、普通のバス。
移動する分には問題はないと感じる普通のバスでした。
道も、揺れて車酔いするような辛い思いもなく、全然快適な感じです。

ボリビア出国。チリ入国。

8時50分。入国審査場に到着。

出国税の10ボリ(約150円)を払い、なんなく出国。
その後バスにのり、チリの入国審査場へ。

全ての預け荷物を一列に並べて、犬が臭いを嗅いでチェック。
これはすぐに終わりました。

そのあと自分で荷物を運んで、荷物を開けられてチェックを受けます。

乗客全員の荷物検査と入国審査は全部合わせて25分くらいでした。
もっと時間がかかると思ってましたが、案外スムーズでした。

14時にカラマに到着。
17時頃着くという話もあったので、思ったより早く着きました。

 

注意喚起。

中南米に全ての国、そして特にチリやボリビアに旅行する方がいたら、伝えてほしいですし知ってほしいです。

 

「ボリビアのウユニからチリのカラマやアタカマへのバス移動は、とんでもなく盗難が多い路線」であり、特にバス車内で荷物の盗難が多発しています。

ラパスからウユニ、カラマやアタカマからサンティアゴへのバス移動も同様です。


また「カラマやアタカマ市内でも旅行者を狙ったレストランなどでの置き引き被害やスリが多発」しており「バスターミナル内や市内の食堂などでも、同様に多く発生」しています。

それは、街にいる人、乗車するアジア系の人が観光客であり、強盗がそれをわかっているので、毎回荷物を狙ってきます。

多額の現金、カード、カメラ、パソコンを持っていることが強盗から見て簡単にわかるので、乗る前のターミナル、市内、バス内、降りた後などで、隙さえあれば、毎回スリや置き引きをする準備を強盗がしているのです。

 

サンティアゴに来る前にカラマやアタカマに行った際には、本当に注意していただきたいです。


バス乗車中、↑荷物を上の網棚に置くことは厳禁です。

犯行パターンは3つ。

①荷物を網棚に置いたまま眠ってしまったりすると、スリに全てそのまま荷物を盗まれて途中下車されて逃げられます。

②スリに自分の座席から見えない位置、網棚の後ろ側に荷物を移動されて、盗まれます。犯人は途中下車して逃げられます。

③網棚で自分の座席から目の見えない位置に置いておくと、乗車中にスリに座席の後ろまで移動されて、カッターでバッグを切り裂いて中の荷物を全て盗まれます。そして、途中下車されて逃げられます。

また、全てのパターンにおいて、自分の荷物を窓の外にバッグごと丸ごと投げる強盗がいます。

そして、その荷物は外で待機している仲間に渡されます。

理由は、被害者がもしバックがないことに乗車中に気づいたとしても、バス内を探したときに、証拠が残らないようにするためです。探しても車内にはなく、すでに外にいる窃盗犯の仲間の手元にバッグがあります。

上記犯行パターンは、全て日本人旅行者の方が今までに被害に遭ってしまった本当の話です。

2019年以降も、頻繁に発生していることが外務省より報告や日本人旅行者のブログで注意喚起されています。

・対応方法。

深夜バスに乗って寝てしまうのであれば、必ず大きな荷物は両足で挟みながら足元に置きましょう。

ただ、足元にバッグを置いておいても、深夜バスで寝てしまうと、後ろから近づいてきて中身を空けられるか、カッターでバッグを切られて物を盗まれることがあります。
(2019年に、足元にバッグを置いていて、パスポートと携帯を盗まれた日本人の被害が外務省より発表されています。)

ですので、足元に置く荷物は、服やシャンプーなど盗まれてもあんまり辛くないものだけいれてください。パスポート、携帯、現金、カメラなどの貴重品は全てセキュリティポーチにいれて、服の中などでお腹で抱えたりして、体に密着して管理してください。

そして、そもそもですが、深夜バスはできる限り避けてください。
寝ている間はバスが真っ暗になるので、その間に盗まれる可能性が一気に上がります。

網棚に荷物を置くのは、チリやボリビアに限らず、できるだけ中南米では避けたほうがいいです。

もし置くのであれば、必ず常に自分の目に入る範囲で、必ずずっと見ていてください。

彼らは窃盗のプロです。
これらの情報を把握して頂き、荷物を盗まれないように注意して頂きたいです。

ボリビア、ボリビア人、チリやチリ人を嫌いになる必要はないです。
犯罪者が100%悪い。

治安対策をして、何事もなく無事に過ごしていただき、チリやボリビアのすばらしさをぜひ感じてほしいです。

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