【実際の治安】サンパウロ。ブラジル駐在員や日系人が話す治安の詳細

ブラジル
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ブラジルの治安が悪いというのは、現地人や日本人旅行者の間でとても有名な話です。

今回、サンパウロ現地で日本人駐在員と日系ブラジル人の方々から聞いた話を考慮した上で、治安考察を書いてみることにしました。

サンパウロの現状と人種構成


サンパウロのリベルダージ地区には日系人の方がいるのが当たり前の状況で、韓国や中国の方もたくさん住んでいます。

リベルダージが中心ですが、サンパウロには、見た目が日本人の日系人の方がいて自然であり、道にいても何にも珍しくないです。

ブラジルへの日本人移民の歴史があり、日本の外務省が、ブラジルに150万人以上の日系人がいると2008年に発表されています。

ただ、実際は日本人との混血の人が多くいて、人数の把握ができない部分があるので、現在は200万人~400万人はいるのでは?という話もあります。

強盗が狙うのは、カメラ、携帯、多額の現金を持っている「観光客のアジア人」
強盗は自分のことを現地のアジア人として見ていれば、狙ってこないだろう。

最初は、そう思っていました。

ある日系人の方が経験した強盗被害数と中南米の現状

リベルダージ地区のカフェにいた、70代の日系人の方に話を聞いてみました。
人生で20回以上強盗に遭ったことがあるそうです。

その後、リベルダージ地区にいる、40代以上の日系人の方々に質問しました。

「人生で何回、強盗や窃盗などの、被害に遭ったことがありますか?」

4人に聞いてみましたが、なんと、全員2桁以上の強盗被害を受けたことがあるそうです。
(聞いた人数が少ないので、全員がそうというわけではないとは思います。)

Youtubeで「ブラジル 強盗 29回」と検索すると、サンパウロ在住日本人が29回強盗にあったと、日本のニュース番組などもでてきます。

テレビで注目を集めて視聴率のために、被害の回数が多い人だけに着目して取材したのかな・・・?とか思っていたのですが、サンパウロ現地で聞くとこれは本当の話なのです。


この情報から分かることがあります。

その前に、中南米に住む日本人事情について、少しお伝えしたいです。

実は、日本人の方で、他の中南米の国々の治安が悪い、危険と言われる都市にずっと住んでいて、一度も被害に遭ったことがない人が結構いるのが現状なのです。

その理由は、自分がいる都市内での地区ごとの詳細な治安状況や情報をしっかりと把握しているからです。

中南米に行ったことがないと、中南米は、どこにいても危険なイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかし、日本人の方で現地に10年以上住んでいて何も被害に遭ったことがない人や1回くらいの被害回数の駐在日本人の方が結構多くいます。

それは「現地で危険なエリアを避けて、安全なエリアに住み、時間と場所を選び、常に治安対策と用心をして行動している」から被害に遭いにくいのです。

ですが、ブラジルの場合、少し話が別なのです。

ブラジルの日系人の方や日本人駐在員は、サンパウロの治安状況の把握はしてますし、用心もしています。

ですが、現地の方が情報把握と万全な治安対策をしているのにも関わらず、それでも被害に遭ってしまうことがあります。
そこが、ブラジル旅行、ブラジル駐在員の悩ましい問題と感じました。

現地人が被害に遭う原因と傾向

なぜブラジルは、ここまで治安が悪くて有名で、犯罪被害数が多いのか。

それは、単純な理由なのですが、ブラジルの状況がずっと悪く、暴力的な強盗や窃盗を起こす犯罪者数が多すぎるのです

詳しいデーターは、毎年変わりますが、スリの発生率は、日本の400倍くらいで、殺人は、たしか120倍くらいブラジルは高いです。

それに対する警察の数も間に合っていません。

サンパウロのSe駅周辺、カテドラル前で50人以上のホームレスが寝ていたのを見た時は、衝撃でした。

サンパウロは、リベルダージ地区でも怪しい不良グループがたむろしていたり、ホームレスが道を歩いていることが普通な状況です。

そして、被害に遭う人種はほぼ関係ないそうです。

中南米の国々の治安は、都市、都市の中でも地区によって大きく治安状況が異なり、治安が良い場所のほうが、被害には遭いにくい傾向があります。

しかし、サンパウロはどこの地区でも強盗事件が起きる可能性があり、比較的治安が良いと言われる富裕層が集まる地区でも、富裕層を狙った犯行が起こることもあります。

パウリスタ、パライゾ地区などが治安が良いなどと言われているのですが、私はそうは断言しにくいと思っています。

なぜなら、それらの地区でも、実際に日本人や日系人を狙ったスリ、強盗が数えきれないほど発生しており、銃による殺人事件も発生してしまっています。

もちろん、パウリスタの大通りを歩けば、治安が悪いエリアとは全く違うので、被害に遭う確率は低いとは、実際に感じます。

ブラジルのスラム周辺やファベーラと比べたら、被害に遭う確率は低いのは確かです。
サンパウロよりリオデジャネイロや北部の都市ほうが、もっと事件は発生しています。

ですが、パウリスタ周辺で、日本人の方が銃殺されてしまったことも数年前にあります。

安全と言われるエリアでも、富裕層を狙ったスリや強盗なども実際に起きているので、目に見えて感じるということだけが治安の事実ではないと思う部分もあります。

そこで、実際に自分が強盗や殺害の被害に遭ってしまえば、その安全なエリアという情報は、油断や用心不足を招いてしまうこととなります。

サンパウロでは、安全と言われるエリアでも治安対策の万全と気を抜かずに、用心は絶対に必要だと思うのです。

パウリスタや安全と言われるエリアでは、ガチガチに心配したり不安に思う必要はないと思いますが、頭の片隅には用心をするという気持ちが常にあったほうがいいとは思います。

ただ、南米で治安が悪い国、1位はブラジルで間違いない。

私自身、コロンビアに4年滞在、中南米の合計は5年くらいいます。

毎日、ラテンアメリカのニュース番組があるので、見てて思うのですが、やはりブラジルの事件発生率が断トツで高いのと、殺人、強盗、スリ、ひったくりが当たり前に毎日のように起きています。

そして、南米にで生まれ育った現地の多くの方が、自分の国ではスリ・ひったくりに遭ったことがなかったり、少ない方でも、ブラジルに行ったときには被害に遭っている人がとても多いです。

私は、ベネズエラとドミニカ共和国以外、全てのラテンアメリカの国へ行ったことがあります。
その5年の滞在経験の上でも、やはりブラジルの治安の悪さは、別格です。

数字上の、日本より犯罪発生率が、400倍以上とか、殺人120倍以上とか、そういう実際の事実としてもそうです。

ただ、なぜ私がブラジルが一番治安が悪くて、危険かと言えるかというと、ブラジルの強盗は、先に殺してしまってから、物を盗むというパターンがあるのです。

ですので「物は失っても、自分は生きてさえいればいい。」という考えが自分はあるので、コロンビアには長くいますが、ブラジルの場合「物も失って、自分が生きてない、死ぬ。」という例が多くあるので、嫌というか、ブラジルに住みたくない、行きたくないなぁと思ってしまうのです。

私がいるコロンビアは、例えば、強盗やスリ、ひったくり犯がいたとしても、彼らの目的は、物であって、被害者を殺すことではないのです。

抵抗してきたら、銃やナイフで殺すこともあるのですが、何も抵抗しなければ、ほとんどの場合、怪我くらいで死にはしない場合が多いのです。

ですが、ブラジルの場合、先に、銃で撃ってきたり、ナイフで刺してきたりして、被害者がひん死状態になったり、死んでしまってから、物を盗む犯罪があるんです。

だから、私は「ブラジルが南米で一番治安が悪い」っていうんです。

犯罪発生率も、桁違いに高いんです。
それも昼夜問わず。

ですので、私の一つの意見であって、いちおう南米に5年いて思うことなので、参考程度にしてほしいのですが、やっぱりブラジルの治安の悪さは、別格です。

本当に、渡航時は気を付けていただきたいです。

サンパウロの治安が危険だと思うなら、考え方を変えてみる。

世界一周中や長期旅行では、飛行機でアフリカやヨーロッパから南米に来る人も多く、サンパウロから南米旅行をスタートする人も多いと思います。

私も、旅行前の情報や、現地の情報を聞いていると、サンパウロの治安が悪いという情報が多すぎて、観光が怖いと思っていました。

そして、仕事でブラジルに来なけばならない人もいると思います。
その時に、行きたくなかったり困惑する部分もあると思います。

ですが、私は心配や恐怖心を煽らせるわけでなく、どうすれば心の不安を取り除けるのかをお伝えしたいので、いまブログを書いてます。

サンパウロの日本人駐在員の方に、どういう心構えでブラジルで過ごすべきかを聞いてみました。

例えば、サンパウロで生まれ、現地で40年間を過ごし、20回強盗被害に遭った方がいます。
その被害に遭う確率は、単純計算ですが約2年に1度です。

仕事や旅行で、1週間の滞在であれば、現地人の強盗被害確率と比較すると、1週間の滞在時には被害に遭わないかも。と考えることができます。

それと、ブラジルの被害データの統計のようなものを見たことがあるんですが、夜に犯罪が多発し、昼は少なめのデータを見たことがあります。

さらに、日系人の方が被害に遭った犯罪パターンは、家や施設に入り込んできた強盗、車を奪い去られた強盗などのケースがあります。

あまり言いたくないのですが、ブラジルは、家や学校など、施設内に押しかけてくる強盗が多いのです。

しかし、昼に行動して、家に侵入などの犯罪パターンなどを除けば、もし自分がブラジルに観光や出張で行っても、被害に遭う確率は、5年に一度、いや10年に一度の被害確率ではないか?などと見方を変えることもできます。

ただ、日本人の旅行者の方がブラジルに到着後、初日や、たった1週間未満の滞在などで、強盗被害に遭ってしまった報告も多くあります。

その時の状況や詳細はわかりません。
ですが、治安対策と油断をしないことを、徹底したほうがいいとは思います。

少なからず、ブラジル現地の日系人の方は、1週間に1度のペースで強盗に遭ってはいないです。

そして、心構えとして、治安対策の感覚を日本やヨーロッパ、アジアとは違い南米のブラジルにいる」ということに切り替えることが大切です。

現地人と旅行者の治安対策の違いを考えて、現地人と同じような治安対策の徹底と用心が必要です。

現地では、ブラジルの治安を受け入れる必要がある。


ラテンアメリカ最大の経済大国「ブラジル」

しかし、日本人や知り合いのブラジル人が、現地で強盗被害に遭ってしまうこともあります。

そのことについて、その回りの人からすると、コメントがしづらい部分がある。
その人の気持ちを考えれば、辛いですし、どう言葉をかければいいものか・・・。

ブラジルの状況を理解し、ブラジルで被害に遭ってしまうことは、もどかしいというか、仕方ないというか、なんとも言えない。

ブラジルは素晴らしく、魅力的な国です。
しかし、こういった治安の悪い部分は事実であり、致し方無く、やるせない思いがある。

そして、事件が起きてしまった時は「仕方ないよな・・・ここ日本じゃなくて、ブラジルだもん。」と納得したくないけど、ブラジルにいる以上、納得するしかない面があるようでした。

いろいろと現地で話を聞いていると、そういったブラジルの状況、空気感が、ブラジルに住む日系人、日本人駐在員から伝わってきました。


日系人が数百万人以上住んでおり、様々な日本文化も体感できる、サンパウロ。

現地の方は、用心はもちろんしていますが、常に治安の恐怖に怯えてブラジルで生活をしている感じでは、全然ないです。

「ブラジルの状況を受け入れて生きている」ということが印象的に思えました。

そして、事前情報や過去の事件や出来事などが頭に入っていなければ、特に不安や心配を感じず、普通に過ごせてしまうような空気感も実際にサンパウロで多々感じます。

ですが、やはり治安は事件発生件数の多さが事実です。
自分が被害に遭わなかったり、安心と感じても、事件が発生しています。

いま見て頂いている方で、サンパウロ以外の中南米の治安を調べているとき、中南米の「~」の都市は治安が悪い!危険!治安最悪!殺人都市!とかネットで見ることがあると思います。

ですが、そう書いてはあるけど、外務省の報告で邦人被害が1年に一度あるかないかくらいの中南米の都市も、実際多くあります。

ですので、各中南米の都市の治安というのは、ある程度「外部から与えられた危険という情報で、先入観が植え付けられてしまったことによる、自分発信のイメージ」で治安を脳内で作りあげている部分があります。

ブログやYoutube動画のサムネや内容でもアクセス数を稼ぐための注目を集めるために、中南米の治安が危険ということを誇張していたり、閲覧注意!などの言葉を使ったりして、危険なエリアだけに着目して内容が編集されている動画や記事も多くあるのが現状です。


ですが、実際は、中南米の各国の多くの都市が、現地にいても被害には巻き込まれる可能性は高くなく、自分とは無関係なことが多いのです。

私は、2年半以上中南米にいて一度も襲われたことないですし、20年以上、南米チリのサンティアゴや中米主要都市に住んでいて、一度も襲われたこともない日本人の方なども結構います。

そして、先ほどにも書いた通り、外務省発表の中南米各国の現地での邦人被害数において、
治安の事実は、数字として証明されています。


しかし、この話の流れに反してしまうのですが、ブラジルはちょっと別の話になり、日本大使館の邦人被害報告の数を見ると、中南米の中でもブラジルは、ずば抜けて1番多いです。

ちなみに、日本人旅行者に一番人気の南米ボリビアの観光地「ウユニ」では、2018年6月~2019年6月まで、1年間の邦人被害発生件数【0件】です。

こういうデータがあるので、全ての南米の都市が治安が悪いというわけではないわかります。

ただ、必ずブラジル渡航前は外務省の下記、治安情報を確認して、この事件発生の数字が、治安の事実であるということを認知し、油断しないで用心してほしいです。

外務省 海外安全ホームページ|現地大使館・総領事館からの安全情報 履歴
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

また、数字の証明がないにしても、軽犯罪も多いので注意していただきたいです。

ブラジル現地の人は、携帯のスリ、貴重品の恐喝に遭った後、警察に相談しても物が返ってこないのがわかっているので言わない人もいます。

そういう事件が発生していることを知っておいた方が、用心をして自分の身を防ぐことにつながります。

日本とブラジルは、深いつながりがある。

現地で70代以上の方は、日本語が母国語の方が多くいますので、治安情報など、現地で様々なアドバイスをしていただけました。

皆様が一番伝えたいこと、望んでいることは第一に、ブラジルに来た日本人の方に無事に何事もなく過ごしてほしい。

そして「日本にいる感覚を捨てて、ブラジルにいるという感覚に切り替えてほしい。」ということが会話から伝わってきます。

現地の日系人の方は、ブラジルに来た日本人のことを全力でサポートしてくれて、暖かく迎えてくれます。

(本当に、ありがとうございました。)

それゆえこそ、ブラジルという場所にいるということを意識して、日本と同じように過ごしてしまって犯罪に巻き込まれてほしくないのです。

そして、多くの日本人駐在員、日系人、現地ブラジル人は「ブラジルは治安が悪いから気を付けて」と必ず言います。

ですが、この現地の人が言う「ブラジルは治安が悪い」という発言は、ブラジルが嫌いとかイメージを悪くしたいから言っているわけでなく、国を否定したり貶しているわけでもないのです。

ネット上の、日本人旅行者のブログ記事で「ブラジル、治安が悪いと言われているけど、全然大丈夫だった。ブラジルの治安が悪いというのは、失礼。」

みたいな感じのコメントをみることをあります。

これは、自分の好きな国を悪く言われたり、悪いイメージをもたれそうで、嫌な気持ちがあるということは、とてもよくわかりますし強く共感します。

中南米の悪い部分だけに着目して記事や動画がまとめられて、国全体が治安が悪い危険国家のように思われるのは、私もラテンアメリカの国々が大好きなので、心苦しいです。

ですが、ブラジルに住む現地の方、日系人の方は、それを理解した上で、旅行者視点でなく、現地に住んでいるからこそ言える視点で、ブラジルの治安を考えています。

最初に書いた通り、サンパウロに住んでいて29回強盗被害に遭った人もいて、日本に住んでいては、絶対起こりえない、ありえないような状況がブラジルにはあるのがわかっているので、現地在住の人が「ブラジルは治安が悪い」と言うのです。

現地の人は、日本人の方がブラジルに来るからには、被害に遭って辛い思い出を残してほしくない。
そしてブラジルに来たのであれば、ブラジルを嫌いになるのでなく、好きになってほしい。

だからこその、注意喚起でもあり、何事もなく過ごしてもらい、ブラジルのたくさんの良い点を見てもらいたい。
そういう思いも持っていらっしゃる方がいます。

 

「ブラジルの治安が悪い」と日本人旅行者に伝えてくれるのは、ブラジルの悪口を言って批判をしているわけでなく、その国に来た人が何も被害に遭わないで、その国の滞在が良い時間になってほしいからこそ、現地の人が伝えてくれています。

 

ブラジルは、南米の中で日本と最も繋がりが深い国であり、多くの日系人、日本人がブラジルを愛し、ブラジルに現在でも住んでいます。

ブラジルに限らず、日本人旅行者が中南米で被害に遭うと、その国の環境や治安、現地の人の悪い部分しか見えなくなり、ボロクソ国や国民の悪口をネットに書く人もいます。

そういう風評被害を防ぐためと、何も現地で被害に遭ってほしくないので、注意喚起として治安をしっかりと伝えたほうがいいとは思ってます。

そして、1つ言いたいのは、中南米の国で何かしらの犯罪に巻き込まれてしまったとしたら、怒りや失望で、その国を嫌いになる気持ちが沸くと思います。

ですが、その国の国民が悪いのでなく、犯罪者が悪いので、それで中南米の国々を否定したり、貶したりするのは、ご遠慮願いたい気持ちがあります。

私は、中南米の国々が大好きなので、現地で何も被害に遭わず、楽しくて良い観光をしてもらって、ブラジルや中南米の国々の、良い点に注目してよい部分をたくさん発信してほしいです。

ですので「治安が悪い」という言葉は、注意喚起として受け取って頂けると幸いです。

まとめ

最後に・・・、1つだけ、必ず知っていて欲しいことがあります。

もし強盗に遭ったら、絶対に抵抗しないということと、気持ち的にも態度でも表さず、物を失うということを諦めてください。

強盗に抵抗したら、ナイフで刺されるか銃で殺されるかになるので、強盗に抵抗しないというのは、中南米の治安対策の鉄則です。

中南米で、日本人旅行者が殺される時の理由は、抵抗して反抗するからです。
物は買いなおせますし、怪我や嫌な気持ちもいつか回復できます。

でも、命は帰ってきません。
ですので、中南米では、襲われたら抵抗をしないということを徹底してほしいです。

また、最初から、ブラジルで襲われないと思っていて襲われたらショックですが、襲われるリスクがあると思ってて襲われたなら、心労を小さくできます。

例えば、テストで高い点を取れると思っていて、低い点だったらショックを受けますが、最初から低い点だと思ってて点数が低かった場合ショック受けないのと同じです。

強盗に襲われたとしても「まぁ・・・、ここブラジルだからしょうがないでしょ。
ここ日本じゃないし。命あるだけいいや。」

それくらいに思ってないと、ブラジルで過ごせないと思います。

そして、強盗に狙われて犯行される前に、治安対策の万全と油断をしないで防ぐことを防ぐように徹底しておくべきです。
大丈夫とは言いませんが、気を付けていれば全然過ごせます。


ブラジルの国の素晴らしさ、ブラジル人の良さに触れて頂き、ブラジル滞在が良い時間になることを心から願っております。

そして、日本とブラジルは移民の歴史があり、素晴らしい関係性をこれからもお互いに築き上げてほしいです。

サンパウロにいる日系人の皆様は、色々と教えてくれたり優しい言葉をかけてくれて暖かく迎えてくださいました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

日系人の若い世代の方は、戦争の影響によりブラジルで日本語教育が禁止となり、日本語が話せない方がほとんどになってしまいましたが、ご年配の方は母国語が日本語なので、現地で様々な会話ができます。

また若い世代の方もご年配の方も、ポルトガル語が話せます。

是非、サンパウロ訪問の際は、現地の日系コミュニティーとの交流をして頂きたく思います。

ブラジル、最高の国です。

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