ブラジル旅行。具体的な治安対策。盗難や強盗などの危険を避ける方法

1.歩きスマホをしない。
ブラジルで歩きスマホをしながら歩いていると、奪われます。
強盗に、襲ってくださいとアピールしていることになります。

2.ファベーラ(スラム街)の側には絶対行かない。
近年、サンパウロでヨーロッパから来た観光客がバイクに乗って、誤ってファベーラに入ってしまい、撃ち殺されています。面白半分などで行かないほうがいいです。

3.服装、格好に気を付ける。
貴金属や良い時計を身に着けない。それがきっかけで強盗に襲われることもあります。
また、焦ってしまい、時計が腕から外せないで強盗に渡せない時間が長くなると、強盗も速く逃げたいので、すぐ銃で撃ち殺すという判断をしてきます。

4.観光時はてぶらが推奨される。
バッグを持っているという状態は、強盗に狙われる確率もあがります。
貴重品や多額の現金を持ち歩かない。

5.暗い道、ひと気のない道へは行かない。1人行動を控える。
強盗が犯行をしやすい状態。また待ち伏せされていることもあります。

6.バックパックやスーツケースを持っているときは、タクシーを利用
パソコンやカメラ、多額の現金を持っていることを強盗に知らせている状態です。
強盗犯がターゲットを狙っているときでしたら、最も狙われやすい。

7.ホテルは決めておく。
荷物をもっているときが一番危ないです。
アジアやヨーロッパ旅行は、現地で宿を探して決める方も多いと思います。
しかし、南米、特にサンパウロでは同様のことをおすすめできません。

ホテルを探している時間が長いほど強盗に遭う確率が上がり、荷物を全て奪われる可能性があります。上記6番の状態が続くと危険ですので、先に滞在先を決めておいてスムーズに移動したほうがいいです。

8.両替所、銀行は必ず警備員のいるところを利用する。
「追跡型」の犯行が多発しています。
誰かに目を付けられていると感じたなら絶対に利用しない。
銀行から出てきたということは、多額の現金を所持しているということ。
あとをつけられて、銃で脅されて奪われる可能性があります。

9.チェーン付きの財布や首にかけるパスポートケースなどしない。
盗難、落下防止で海外旅行に持っていく人がいると思います。
人気の旅行グッズです。

しかし、ブラジルで強盗に盗まれると、体からチェーンが外れないので自分がひっぱられてしまいます。車に乗った強盗が路上で歩いている人を襲うこともあります。
その際、チェーンがはずれないで車が発車した場合、道路に引きずられます。

痛いですし、死ぬ確率もあがるのでチェーンがついた貴重品入れは避けたほうがいいと思います。

（ブラジルではないですが、盗難にあって、被害者が車にひっかかり、引きずられている動画がYoutubeにアップされています。痛ましいので、載せませんが・・。)

このアドバイスは、ブラジルの駐在員、日系人の方が、「必ず」日本人旅行者に伝えていることです。

ブラジルの強盗は、銃を持っています。
何も躊躇することなく撃ってくるので、絶対に抵抗しないで貴重品を全て差し出すこと。
強盗も警察に捕まりたくないので、捕まるぐらいだったら撃ち殺して逃げるという判断をします。

現地の人も「強盗に絶対に抵抗するな」と口酸っぱく言っています。

この被害にあった状態にならないために、治安対策を徹底する。
被害に遭ってしまったら、相手に従って全て差し出す。

パソコンやカメラは盗まれてもどうにかなりますが、命は帰ってきません。

結構、ブログ記事や旅行動画などで、強盗に抵抗したり、追いかけたりして、怪我したり病院行ったなどの報告もみかけられます。

抵抗したことによって日本人が撃ち殺された事件がここ数年で南米でもありました。

まずは、そういった状況にならないように治安対策をすることが大切だと思います。そして、そうなってしまったときはおとなしく相手に従うべきだと思います。