歩いている人の身なりは小綺麗な人が多く、穏やかな空気が流れる。人種は白人系が多い。
道は舗装され、ゴミもほとんど落ちていません。
とても綺麗で驚きました。
公園も綺麗でホームレスや怪しい人もいない。
ここは、本当にコロンビア・・・?
初めて来たときは、そう思いました。
南米で治安が最恐、最凶と言われたコロンビアのボゴタ?
このときから治安情報に対する疑問を持ち始めました。
日本にいるときは、南米が危険とか治安が悪いという印象が、テレビやネットを含めたメディアの影響で自分の中に植え付けられてしまっていたような感じがしました。
確かに日本は安全すぎる国ですし、それと比べたら南米は治安が悪いと思います。
しかし、治安の悪い場所は全てではなく、一部。
メディアの情報がすべてではない。それはわかっていたことですが、わかったつもりになっていて、私は全然わかっていなかったと思いました。
文字で情報を仕入れたり、映像を見ていても、断面的な部分しか目に入っていないと、勝手にイメージなどで自分でその国の治安を判断してしまう部分がある。
そして、意見が多い方が正しいのではないか?と錯覚してしまうこともあるかもしれない。
過去に南米以外に旅行した時も、様々なことを感じましたが、南米も実際に自分の目で見てみないと真実や現状はわからないと再度実感しました。
こちらも、ものすごい綺麗。
ケンタッキーやスタ―バックスなどの有名チェーン店もあり、高級ブランドも立ち並びます。
警備員はいますが、道沿いに高級ブランドショップカルティエの店舗がありました。
南米は、店の前に鉄格子があって店に簡単に入れないようになっていると思ってました。
アンディーノという高級デパートも発見。ルイ・ヴィトンやオメガ、ティファニーなどの高級ブランド品が置いてあります。
アトランティス・プラザ周辺も歩いてみました。
ファッション関係、レストランなどが軒を連ねてます。
スポーツショップもあります。
ナイキショップへ行ってみました。
サッカーチームの名門アトレティコ・ナシオナルのグッズなどもありました。
スポーツ好きの方はこのエリアに足を運んでみると面白いと思います。
ZONA Tは各ブランドの衣服やスポーツショップが立ち並ぶので、お土産を買うのにもおすすめできます。
若い人も男女が、有名ブランド品を身に着けてもいました。
あれ・・・?コロンビアは危険な国だというのはなんだったのだろうか?
このときは、そういう風に感じてしまいました。
いま、南米を全て見た後にこの記事を書いていますが、わかったことがあります。
南米の治安は国によって全く違います。
そして、国の中でも都市によって大きく異なり、その都市の中でも地区によって異なる。
最後に、地区の中でブロックごとによって治安が違う。
それは、道一本変わると治安が急変するということでもあります。
南米は、かなり細分化されて治安が決まります。
そういう視点から見てみると、ボゴタの北部は安全な地域と言われており、ZONA Tエリアについては、治安の不安は感じにくい場所です。
このエリアで人が多くいるところを中心に歩けば、治安の悪さを感じないと思います。
夜の20時でも人はいますし、歩けるエリアと私は判断しました。
ただ、土日はお店も閉まり、人も少なくなりますので注意。
しかし、基本的な治安に対する対策や心がけを持つことはもちろんであり、不要な夜の外出は避けたほうがいいとは思います。
ただ、ボゴタ内でも、他の地区では治安が全然違います。
そして、これらの地区でも富裕層を狙った犯行もあるので、治安対策をして油断はしてはならないと思いました。