でも実際は、恐ろしい・・・。
アルゼンチン側とブラジル側のイグアスの滝、両方にハナグマがいます。
こんな感じで、どこにでもいっぱいいます。
かわいい顔してます。
緒に写真を撮りたくなったり、触ってみたくなる気持ちが出てくる人もいるかと思います。
こういう看板で、餌を与えたり、触らないでねと注意喚起してます。
ですが、看板を見ても無視したり、
それでも触ったりしようとしたり餌を与える人がいます。
その結果が、こちら
手から血がでるぐらいの怪我をした人が出てきてしまった。
ハナグマは凶暴性を持っているのです。
見ての通り、鋭い歯や爪を持っています。
危ないです。
近寄って触ったり、餌を与えないでください。
観光客が、ハナグマの近くで写真撮ろうとしたり、触ったりする人がいますが絶対に真似しないでください。
餌があるとハナグマ同士で鳴き声を鳴らして、喧嘩して奪い合ったりもします。
ハナグマは、かなり力が強いです。
爪でターゲットを離しませんし、噛みついても離しません。
ほんと・・・、その光景みると絶対にハナグマに近寄りたくないと思うはずです。
ぱっと見、ハナグマはかわいいので、お子様も興味を持つと思います。
また、旅行中、近くで写真を撮りたい気持ちも、わかります。
確かに、かわいいです。
しかし、実際の現場では、5歳ぐらいの子供がハナグマに飛びつかれて、
爪で引っかかれて血が出て大泣きしていました。
「おててから血が出るから痛いよ!」
子供には、ハナグマはかなり危ない動物と教え込む必要があります。
それと、子供にお菓子やパンなどの食べ物を持ち歩かせては大変危険です。
お菓子を食べながら歩いて、手にハナグマが飛びついて来たら大怪我になります。
また、かばんの中に食べ物をいれていると、ハナグマが飛び掛かってきます。
鞄の上からハナグマが爪で引っかいたり、かばんを喰いちぎることがあります。
(実際に大人の女性がハナグマに餌をあげていたら、バッグにハナグマが飛びつきました。園内に叫び声が響き渡り、一時騒然としました。)
ですので、お子様に持たせるバッグの中に、お菓子や食べ物などは入れないようにしましょう。
また、手ぶらで歩かせましょう。
お菓子は我慢!と子供に言っておいたほうがいいです。
アルゼンチン側などは鉄道駅を降りると、すぐにテーブルで飲食できるスペースがあります。
私が目撃したのは、観光客が食事中、お皿の上にサンドウィッチがあったのですが、ハナグマがそれを奪い去っていきました。
テーブルの上にハナグマが昇ってきて、食事を奪います。
なので、レストランは極力室内にある場所を選びましょう。
また、駅側の売店でお菓子やパン、軽食などが売っていますが、これも注意。
観光客で油断してハナグマに盗まれた現場を見たのかはしりませんが、ほとんどの人はパンなどの軽食やお菓子などは、店内で食べています。
そして、それが許されています。
なぜかというと、店員も注意喚起しており、ハナグマが食べ物を奪い去ることを知っているからです。
遠くから写真を撮る分には問題ないですが、爪で引っかかれたり、噛まれたりしたら本当に危険です。
日本からブラジルに観光できて、怪我をした場合、旅行の日程も大きく変わります。
日本人旅行者様の楽しい旅行が嫌な思い出になるのも辛いので、ハナグマに近づかせないようにしてほしいと思いました。