私は20代のうちに、世界50カ国以上に行きました。
世界一周をしたというか、飛行機ではしたのですが、半年や1年などの期間をかけて、各大陸を見て回っている感じです。
今回は、いま社会人になり働いている方で、急に世界一周がしたい!長期で海外旅行をしたい!と思ってしまった方向けが中心の記事です。
ただ、学生さんにもおすすめできる内容となっています。
いつ行くの?「今」・・・なの?
バックパッカーで数ヶ月や年単位で行くときに「老後に行けばいい。」という考えもあります。
ですが、私は若いうちに出たほうがおすすめと思っています。
日本にいて40代、50代、60代とお話をすると、「健康」に対する話題が中心です。
そして「親の介護」の話も出てきますし、家庭もある方もいます。
年を取るほど、動きたくなかったり、体自由が利かなかったりもします。
もし、その年になったときに、もしものことがすでにあるのかもしれません。
家庭ができ、家族の事情や会社の事情で、日本を離れられないときだってあります。
そういった意味では、体調面で、若い方が元気なことは確かなので、若いうちに行ったほうがいいのでは?と思います。
そして、何よりまだ、自分が若いからこそ感じることや、出会いというものがあると思います。
例えば、女性が20代の男性を見る目と、60代の男性を見る目って違いますよね?
若いからこそ経験できること、あると思います。
そして、若いときに海外を経験していると、色々と斬新なことがどんどん目に入ってきます。
なので「こういうことをしたい」「こういうことに気づいた」というものが色々と出てきます。
若いうちに選択肢を広げられるような経験ができることは貴重です。
色々と比較する対象が自分の中に増えると、自分の中のものさしの幅がとても大きく広がるのです。
会社の長期休暇に行ってもいいのでは?
「会社の長期休暇」は、1週間~10日の休暇では結構色々な場所にいけます。
東南アジアや、島国に行くのであれば、直通や乗り継ぎでも近いので、5連休~1週間で充分にリフレッシュができます。
ですが、例えば、アフリカや南米にいくのであれば、乗換えを2回などして行くだけで24時間以上かかります。
そういう意味では、費用対効果があまりよくなく感じます。
シーズンでの渡航で航空券代は高くなりますが、会社員しながらでも、1つの国ならば色々と見れるので、かなり楽しめます。
ですが、1週間程度ではアクセスが悪い土地には行きにくいというのがあります。
バスでしか行けない場所や、大きな空港から小さな空港に再度移動するなどとなると、時間効率がものすごく悪いです。
そして、現地人だけのみぞ知る、ローカルな場所や、現地人と同じような生活を体験するのが短期間では難しい。
どっちも共通して言えるのは、好きだと思えた国、楽しいと思えた国に長期滞在ができないです。
ここの国には最低1ヶ月はいたい! と思うのに、1週間で帰ることを余儀なくされると辛いものです。
長期のバックパッカーのいいところは、ローカルな町で現地の生活を体験できたり、出会いを通じて、その国に長期滞在することだと思います。
あと、アクセスの悪い国でも移動しながらだったら疲れないですし、日本への往復費が頻繁にかからないので、旅費を抑えることが出来ます。
世界旅行に出るのならば、学生のうちに出よう。
その際に、世界一周を目指すのもありですが、各大陸ごとに色々とみるのがおすすめ。
例えば、東南アジア、中央アジア、ヨーロッパ、旧ユーゴスラビア圏、中東など、周遊をして旅行も可能です。
そして、社会人になったあとでも、休暇と給料は作れるので、新たな国へ行ったり、自分が好きになった国を再訪したりとすれば、社会人になっても旅行が楽しめます。
学生時代に長期で色々な国へ行き、社会人になったら近場や行きたい国だけに絞って旅行するスタイルというのがいいと思います。
企業に勤め始めるとどうしても辞めた後や辞めれない状況となってきてしまうこともあります。
そういった意味では、やはり大学生のうちに世界旅行に出ることが、最良の選択です。
ただ、社会人の方でも、人生で決めたことであれば、最後再就職すればいいだけなので、思い切って仕事を辞めて長期の旅行に出るという判断も良いと思います。
何より、世界中を旅行で来たという経験は何よりも代えがたいものなので、しないで後悔するよりかは、後悔しない人生を歩んだほうがいいと、個人的には思ってます。