海外ATMでカードが吸い込まれた!対策と対応。お金の習得方法

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海外ATMあるあるで、カードが吸い込まれて出てこなくなる状況はあります。
その後の対応は、大きく分けて2つに分かれます。

①カードを取り戻すことを諦めて廃棄する。
②カードを取り戻す。

②の場合、長期滞在や長期旅行で現金を引き出せない場合、滞在が続けられないので取り戻したいと思います。

ですが、①の諦めて廃棄。という判断も考えることもできます。

それは、なぜかを詳しく書いていきます。

海外カードキャッシング。ATMでお金が出てこないのに請求!解決法
今回、海外カードキャッシングを利用し、ATMで現金が出てこなかったのにカード会社から請求されていました。海外現地のでの銀行とのやり取りや、クレジットカード会社とのやり取り、現地で解決した方法を実例で紹介します。

カードが吸い込まれて、さらにお金を受け取ってもないのに現金の請求された後の対応方法の記事も書いてます。

対応①カードを取り戻すことを諦める

諦めるという対応が、実際は一番良いです。
吸い込まれたATMの銀行に連絡もせず、やりとりもしない。

すぐにクレジットカード会社にカードを停止して使えないようにして廃棄するということです。

カードを停止してもらったら、停止の解除はできないので、日本に戻ったときに再発行になります。
再発行すれば、新しい番号と新規カードが手元に届くことになるので、何も問題ないです。

海外現地の銀行に何も連絡をとらなくてもいいし、銀行員にカードがもし見つかったら捨てていいですと伝えてもいい。

手順としては、クレジットカード会社に電話をして「紛失したので即座に止めてください。」と伝える。
カード番号がわからない場合でも、自分の生年月日と住所が確認できれば止めれます。

また、紛失のダイヤルは、どのクレジットカード会社も24時間受付しているので、すぐ連絡できます。
そして、紛失した日時を伝えて、不正利用はないですか?と聞いておくとさらに安心。

(あとあと気づかずATMからカードが出てきてしまう場合や、回収されたタイミングが早いと、回収した人が不正利用する可能性もある。)

なんですぐ諦めてカードを廃棄するの?
理由は2つあります。
不正利用の防止。2次被害を防ぐ。

カードが吸い込まれてATMから取り出すのは、現地の従業員です。
そして、銀行に届いた場合、銀行員も目を通すことになる。

多くの人の目に入るので、クレジットカード番号と裏のセキュリティーコードをメモしておいて、あとで使われる可能性があったりします。

海外の人から見たら、自分は外国人なので、使ってしまおうなんて考える人も、0ではないのです。

月の給料が3万円くらいの国で、目の前に50万円とか、それ以上使えるクレジットカードがあったとしたら、不正利用で全額使ってしまおうなんて考える人もいる場合があります。

不正利用は、クレジットカードの補償があることにはなっています。

しかし、ATM内で吸い込まれた、紛失したのをわかっていて、その期間にクレジットカード会社にカードを止める連絡をしなかったなどがもし会社にわかってしまうと、補償が下りない場合なども考えられてリスクがあります。

ちなみに、クレジットカード側の補償の判断は、仲間がいて不正に引き出したのではないか?など、不正を疑われることが多々あったり、それを証明するためのいろいろな手続き、むしろそれが証明しても相手に承認されなかったら、全額負担になります。

何かしらの理由で証明が難しい・できない場合、金額の補償はしないなどといわれたら、もうその時点でどうしようもないです。

カードの不正利用で数十万円失うリスクがあります。

そのリスクや2次被害を防ぐために、ATMでカードが吸い込まれても、カードを諦めて即座にカードを止めるということです。

ですので、諦めればいいというのが第一の選択。

カードを止めたら、もう受け取る必要もないので、銀行に捨ててくださいと伝えるか、別に何も連絡しなくても、回収時に見つかった時は使えないただの板になってますので、放置しておいても問題ないです。

わざわざ受取に行く時間、現地銀行とのやりとり、申請書の申請、銀行との往復、待つ時間などなどの手間を考えれば、別に銀行に行く必要もなくて捨ててもらえばいいです。

むしろ、カードを止めたら、何もしなくてもいいくらいです。どっちにしろ、そのカードは使えない、ただの板になるからです。

知っておくべきこと①
実はATMにカードが吸い込まれても、突然出てくる場合があるので、注意。

これも知っておくべきですが、実は初期画面に戻って、カードが戻ってこないと、カード吸い込まれた!と思う人いると思います。

自分の経験ですが、ATMによってはにはなりますですが、キャンセルボタンを連打して10秒くらいたつと、いきなりひょこっとカードがでてきたりしたことがありました。

つまり、ATMに実際は吸い取られてなくて、カードが出てきた場合、現地の人がカードだけ盗んで不正利用するリスクあります。

自分では、ATMの中に吸い込まれた!と思っていて、それを思い込んでいたら、気づいたら明細に多額の請求があったとします。

そうなると、あとあとの対応が面倒なのと、補償がおりなかったら全額の負担になるので、ATM吸い込まれたら、どういう理由であれ、止めたほうがいいという判断もやはり頭に入れて置いたほうがいいと思います。

知っておくべきこと②
機械が引き出し時にガラガラ音をなって動いている間は、絶対にその場を離れてはならない!

これも絶対に知っておくべきことです。

例えば、海外のATMで10ドル札で20枚で200ドルを引き出そうとするとします。
そうすると、ATMで紙幣が少ない場合、20枚揃えるために、ずっと探してます。

このときに、私は海外で最大、20分待ったことありました。

ずっと、ガラガラガラガラ音が鳴っていて、カードが返ってこないものか?壊れたのか?と思って、さすがに待っているの疲れて、帰ろうかと思ったのですが、20分経ったら、カードと現金が出てきました。

この場合、カードも現金も、問題なく出ていることになるので、周りに人がいたら、現金もカードも盗まれてます。

その状態で、銀行の人に「ATMの中にカードあるので、取り出してください」なんて言ったら、不正利用はされているは、ATMの中にカードはないし、大変パニックになると思います。

さらに引き出した現金も請求が来ていて、手元にその現金もない状態です。

ですので、ATMで音が鳴っている状態で引き出した場合、必ず音が鳴りやんでカードが戻ってくるか、吸い込まれたにしても、初期画面に戻ったことの確認とキャンセルの連打をして、完全に止まったことは確認しないといけません。

なぜなら、20分待ってお金がでてきたことが、自分の経験ではありますので、それは徹底したほうがいいです。

諦めたほうがいい理由②海外の銀行(会社)は話が全然進まない場合が多い。

海外では、何かしらお願いして「明日」できます。と言われて、明日になっても連絡すらないし、できてないことなんて普通にもあります。

約束が守られることなんてほとんどない場合のほうが多くて、それは時間を守ることも日数を守ることもあてはまります。

海外のほとんどの国で「言葉や行動に責任感が全くない場合がほとんど」なので、そういうものだと思っていた方が逆に楽なのと、そういう状態で長期にわかって解決しない場合が多いので、早く諦めて決着させたほうが楽です。

都合が悪くなったら、無視、黙り込む、知らないふり、忘れたふり、誤解したふりなど、言い訳と自己弁護ばかりです。

自分は長期滞在している国で、家電が壊れて「明日」と言われて、実際に完全に治るまで2週間かかったり、連絡が途切れたりなんてしょちゅうです。

ですので、カードが吸い込まれて「明日」と言われて、2週間待つなどあたりまえです。

こういうストレスがあるので、もうあきらめたほうがいい部分があります。不正使用のリスクなどを考えたら、その2週間待っている間に、すでに盗まれてカード番号を控えられているかもしれない。

さらに、バックパッカーなどで、節約していたり次に国に行きたかったり、時間がない場合「明日」なんて言われても、明日に対応なんてしてくれない場合がほとんどなんで、待つだけ時間とお金の無駄なので、早く決断して諦めたほうがいい場合が多いです。

結局待っても意味ないことが多いのと、嘘も多い。

以前、カードが吸い込まれたとき、明日に取り出すといって、結局2週間待ったことがありました。
その時は、ATMの銀行の併設の支店に助けを求めました。

それで2週間待っての回答は「ATM内で吸い込まれたカードは、引き取り時に廃棄処理する手配になっている」と言われたました。

しかし、銀行の本支店に聞いたら「廃棄などはしないので、回収品は受取可能となってます。」と言われました。

つまり、支店の人は、自分から問い合わせがあって、対応が面倒くさいと思ったので「本当はカードが回収されたら引き渡しができるのに、廃棄しかできないと嘘を言えば、話が終わる」と思ったので、嘘をついたのです。

海外の人は、全員ではないですが、相手から問い合わせがあって、対応が面倒くさい時は、簡単に嘘をいいます。

結局、本店にカードは回収されていて、本部で引き取りも完了できる状態だったのです。

ここから、何が言えるかというと、たとえATM併設の銀行でも、そこの人にはまず問い合わせてもいいです。
ですが、明日。と言われて、明日になっても、明後日になっても、3日後でも対応してくれない場合、支店の人でなくて、その都市の「本部・本支店」に問い合わせや相談をしたほうがいいです。

ただ、これらのことから、お願いしてもカードが返ってこない、かなり面倒なことになるので、最初に書いた通り「クレジットカード会社にカードを止める連絡をした後、カードを取り戻そうとせず、相談や対応を何もしないで諦める。」という対応のほうが、かなり手間や面倒もなくて楽なのです。

これ、バックパッカーなどの長期旅行者だったら、地獄のような状態です。

カードが機械から取り出せて返却できるのを「明日」といわれて、2週間待っても、対応してくれないし、さらに返事は「カードは廃棄されます。」なんて言われたら、2週間分の生活費、時間、全て無駄になります。

2週間待った宿泊費、生活費、1日3000円とかで過ごしたら6万円も出品があります。
結局待って、カードが返ってこなかったら、お金を数万単位で失い、さらに時間まで失います。

そんな怒りを銀行員にぶつけても、意味ないのが海外です。
ですので、納期を守ってくれないような銀行は、早く見切りをつけたほうがいいです。

対応②カードが戻ってくるのを待つ

待つという対応は、海外の長期旅行・長期滞在などで、どうしてもカードが返ってくるのを待ちたい場合の判断になると思います。

現金を引き出す手段がなかったりすれば、待つという判断をする。長期バックパッカーで旅行が続けられなくなって、終わるので、そうしたい気持ちは、とてもわかります。

(私も、以前ラテンアメリカをバックパッカーしているとき、カード吸い込まれました。1日で戻ってきましたが、カードなかったら、現金が習得できず、旅行を終わらせなければならなかったので、すごい気持ちわかります。)

ただ、先に説明した通り、不正利用などのリスクや結局カードは返ってこない、手間だけがかかって時間を無駄にすることが多々あるので、そこは知っておいた方がいいです。

精神的なリスク、待つことによる金銭的リスクを踏まえて説明していきます。

まず、銀行の人にカード吸い込まれました。
と相談したあとの、各国の対応の違いです。

私は、ラテンアメリカだとメキシコ、ベリーズなどで吸い込まれたことあるのですが、全部、相談した翌日にカードが返ってきました。

東南アジアは、カンボジアとインドネシアでありますが、カンボジアは明日といわれて、1週間後待っての対応でした。

インドネシアにおいてはカードが返ってくるまでに3週間かかりました。

結局、東南アジアでは、実は吸い込まれたらすぐブロックしたので、カードを引き取る必要もなかったのですが、近くに銀行員がいたので、頼んだら、明日といわれて、それどころじゃない日数がかかったという話です。

カードが吸い込まれて「明日、引き取り可能」といわれて、明日にはもちろん対応もなく、1週間後に連絡してもいま調査中と返信がきて、2週間後には連絡さえ返答もなくなりました。

3週間経っても連絡の返信も何もないです。結局、また直接銀行に言って話をしたら、「カードが吸い込まれた場合、廃棄」と言われました。待っただけ損です。

しかも、それは嘘でした。

本支店に聞いたら「本支店に回収されたカードは集まるので、引き取り可能です。」と言われました。

銀行にもよりますが、中南米のほうが早く動いてくれて約束を守ってくれて、東南アジアは、約束を守らず責任感が一切なく、嘘までつかれて、全く話がすすまないという経験でした。

まず「待つ」というのは、この対応が遅すぎたり、結局カードが返ってこないというリスクを知っていてほしいです。

カードがすぐ戻ってくると思っていたら、3週間も待つ場合があるので、バックパッカーをしている人は、ノービザ14日間くらいの滞在日数の国などもあるので、滞在日数の期限が切れて結局国を出なきゃ行かない場合もある。

スケジュールが大きくずれて、さらに宿泊費や生活費などの生活費もどんどん増えていく。さらに「明日」と言われたのに、2週間や1か月近く待たされたり、待たされたうえで、カードが返ってこないなどもある。

さらに、カードが手元にない間に不正利用されてしまうリスクもあるし、待っていて「まだなの?」とすごいイライラさせられる。明日って言ったよね?と思うけど、相手の言葉や行動に責任感などない場合が多い。

お金もどんどん減るし、精神的にもイライラしたり、不正利用の2次被害の心配などがある。

ですので「明日」カードが返ってくる言われて、「明日」対応してくれないような銀行と国では、待つという判断はやめたほうがいいです。

クレジットカードを廃棄・諦めた後のお金習得方法

長期滞在・長期バックパッカーなどをしている場合、海外キャッシングできるクレジットカードで、お金が得られなくて困ると思います。

ですので、待つという判断もありますが、不正利用などが怖くて待てない場合は、下記で対応をしていきます。

・クレジットカードが2枚ある場合、もう1枚を利用して引き出す。
・現金がある場合、換金所でお金を得る。
・やむを得ず帰国の流れを取る。帰国後に再発行。

これらがない、できない、現金が足りない場合で海外の滞在をどうしても続けたい場合

①現地在住の日本人に相談。
先に銀行振り込みで20万円振り込むので、確認出来たら現地通貨20万円を交換してくれないかという交渉。

具体的には、全然全く知らない日本人に声をかけてもまず対応が不可です。

日本人宿などにいって「先にネットで銀行振り込みで必ずお金を渡して確認後に換金」という条件で交渉すれば円の振り込みの確認後、現地通貨に交換していただける交渉はできる場合もあり。

そのあと、現地通貨を多めに習得して、他の国へ移動するバックパッカーを続けたいときなどは、現地通貨をドルなどに変えておけば、もっと良いです。

(ドルから現地通貨は換金率がマシです。また、その国の通貨が移動した国では換金できない場合や換金率がとても低い場合があるので、移動をしていく場合、ドルに換えておいた方がいい)

②日本在住の信頼できる外国人の知人に相談。

例えば、自分がカードを失った国がタイだとします。
日本に住んでいるタイ人の友人に、タイに住んでいるタイ人はいないかと聞いてみます。

日本にいるタイ人の知り合いに、日本円で20万円を送り、その後、タイにいるタイ人の友人を紹介してもらい、会ったときに20万円分のタイの現地通貨バーツを交換してくれないか?と相談します。

つまり、流れは
・日本から日本円で日本に住むタイの友達に20万送金。
・日本に住むタイの友人から、タイに住むその人のタイ人の友人に、20万円分のバーツを送金。
・タイに住むタイ人は、20万円分のバーツを受け取っているので、20万円分のバーツを、タイの現地でその人から受け取る。

しかし、②は信頼できる人間関係が築けている場合を除いてはかなり難しい。
お金だけ盗まれていなくなる可能性もあるので、相当な信頼関係がない限り辞めたほうがいい。

連絡がとれなくなるリスクが高いです。

ただ、①と②の例の場合でも、まずはネット銀行で振り込まれるという対応ができる状態を作っておく必要があります。

そして、①の場合でも、例えば日本人宿などで助けを求めた場合、相手としても知らない人からお金を受け取ってお金を交換するというのは、お金の出どころもわからないし、怖いのでしてくれない場合もあります。

ですので、その場合、身分を証明することをしっかりと説明が必要です。

例えば、盗んだ金や不正に得たお金を資金洗浄のような感じで交渉された場合、交換を受理した人も犯罪に加担すると考えると、色々と面倒だと相手も思うからです。

そして、知らない人にお金を送って、ごめん、受け取れてないと嘘つかれたりする場合もあって、大金を失うリスクもあるので、これらの方法は最終手段であって、信頼できる人以外に頼むことはおすすめしないです。

③ホテルに相談。
クレジットカードがある場合、ホテル代20万円を払わせてほしいと相談。
そしてクレジットカード会社の手数料も、もちろん払うと伝える。

手数料や手間代を全部込みで、10%として、22万円を払うので、20万円分の現地通貨と交換してほしいと相談する。

④キャッシングでなくて、プリベイト式の口座カードがある場合、そこに家族などからお金を借りて送ってもらい、そのカードからお金を引き出す。

対策と準備

・海外ATMキャッシングができるカードは最低2枚は持っておく。
おすすめは、アコムカードとセディナ。

アコムは即時返済できるので最強の1枚。
セディナは、3日後くらいに返金できます。

両方ともネット返済可能で、年会費無料の神カードです。

1枚失っても、2枚目まで失うというのは相当運が悪い限りないので、2枚持っておきましょう。

そして、諦めるか待つか、という判断ですが、私としては、クレジットカード会社にまず連絡して、カードを止めてもらい、そして銀行に何も相談せず、ただの板となった使えないクレジットカードを勝手に廃棄してもらうのが一番いいと思います。

相談しても結局返ってこない場合あるのと、返ってきても、ただのブロックされて使えなくなっている板が返ってくるので、受け取る必要もなく、面倒が増えるだけです。

待つ場合、かなりのリスクがありますが、数日で納期通り対応してくれる場合は、待ってもいいと思いますが、他の人の手に渡っている経緯を考えると、持ち続けるのはリスクがあるので、結局、日本に帰国時に作り直したほうがいいと思います。

ですので、旅行や長期滞在をしたい場合、カードを取り戻したい気持ちがあるのは、すごいよくわかりますが、事前に2枚は準備しておくべきなのと、なるべく諦めるという判断をしたほうがいいかと思います。

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