2017年度6月25日に試験を受け、8月12日に合格通知を受け取りました。
この記事は、2017年6月に試験を終えて、すぐに忘れないように書き留めておいたものです。
ただ、なかなかブログを始めるきっかけが得れずに、ずっとパソコンのファイルとして眠ってました。
今後スペイン語検定を受ける方に、微力ながらお力になれるような内容を書くように努めさせていただきました。
試験勉強時、どのようなことに注意すれば合格につながりやすくなるか、自分なりにポイントを書いてみました。
下記、実際の試験の形式と対策です。
実際はこんな感じで出題されていたので、スペイン語検定4級の過去問として、よかったら参考ください。
実際のスペイン語検定4級の試験形式
計10問。
この問いは接続法の問題です。
接続法の内容としては、一番初歩的に使われる単語しか主節に使われていませんでした。
スペイン語の教科書の例題に使われるような単語です。
例えば、「No creo」「Quiero que 」「Dudo que」などの主節です。
答:viajen
ほとんどの問題が、主節に対して従属節の動詞の活用を選びます。
しかし、スペイン語検定4級合格を目指すにあたり、とても重要なポイントがあります。
この設問1の選択肢の答えは、全て接続法の動詞活用にはならないです。
過去問や試験の傾向などから、4級は「接続法と命令形がメインの試験」という認識がある方も多くと思います。
ですが、設問1の問題文には「接続法にしなさい」とは書いていません。
「適切な活用形を選びなさい」と書いてあります。
下記は、スペイン語検定の公開している検定基準です。
公表されている検定基準通り、問題にはほぼ全ての文法が一通り問題に組み込まれています。
選ぶべき回答は「接続法なのか、それとも直説法なのか」
文からそれらの違いを読み取り、適切な動詞活用を選択する問題構成になっています。
・もう1つ注意点。
主節が過去、現在、未来などのときは、従属節も適切な時制の活用にしなければなりません。
基本ですが、その凡ミスで減点ではもったないと思います。
この設問の注意点、まとめ。
1.主節に対して従属節の動詞は、接続法だけが答えではない。
直説法のときもあるので、適切な動詞活用を書く。
2.主節に対して、従属節も適切な時制にする。
設問1は、文章内容を見て時制を判断し、各文法の適切な動詞活用を選ぶことがポイント。
この設問のタイトルに赤マーカーで10問とありますが、忘れないように記憶していたので本当に実際の試験で10問出ました。
ですので、頭の中で4級は回答を接続続法にすればいいなどとは「思わずに」進めていくことが大事です。
計6問
主語を見て、動詞を命令形にするというだけの問題。
それが6問。
この設問2は、選択肢がないので考えて自分で答えを書きます。
命令形の動詞活用さえ覚えていれば、非常に簡単に点が取れそうに感じます。
ですが、減点させるような罠が4点あると感じました。
1.通常通りの動詞活用でない単語が出題される。
答:sigan
解説:頭の中では、(segan?sigan?siguen?)
あたりが思いつくかと思います。
間違いやすい回答は「segan」
通常の活用でない不規則動詞で、回答者を減点させる狙いがあるように見えました。
(通常の活用はar,er,irの基本パターン)
このseguirは、スペイン語圏現地に住んでいて日常的にスペイン語に触れている方であれば即座に違和感を感じるのと、siganと出てくる動詞です。
(ただ、2017年に試験を受けた当初、私はスペイン語圏にいなかったのでseganなどと考えてしまうかもしれません。)
2.文章を見て誰に対して、命令形を使っているのかを理解しなければならない。
levantenseでは不正解です。
答:Levántense
解説:上記の問題は比較的解きやすいです。
理由は、問題に主語(ustedes)が書いてあります。
ですので、主語を見て命令形の動詞活用がすぐわかります。
ただ、上記回答はミスしやすいです。
文頭は、大文字で書く。そして、この場合は、アクセントも必要。
それを忘れると、不正解になります。
また、次のような問題がややこしいです。
これは、問題文に主語が書いていません。
主語がないと誰に対して言っているのかがわかりづらく、どの命令形に活用すればいいのかすぐわからないです。
Ellos?Usted? Tú?
どの主語に対して、(Venir)を動詞変化させるかが見抜けないと解けません。
答:Ven
解説:日本語に訳してみるとわかりやすいです。
yの後の和訳は「そこで待て」になっています。
そう、espérame になっているので(Tú)の活用になっています。
ですので、venirを(Tú)の動詞活用にする。
訳は「部屋に来て、私を待っていなさい。」
この設問では、命令形で誰から誰に対して言っているかを問題文から読み解かないと、動詞をどのように活用するか導けない問もあります。
(実際の設問2の試験問題には、日本語訳はありません。)
3.再帰動詞の命令形が出題される。
そして「肯定命令」と「否定命令」がある。
こんな感じの問題です。
答:se mueva
解説:訳は、そこを動かないでください。
(この場合、普通に動詞活用してしまうとse mova。それは不正解。)
再帰動詞の命令形の書き方を知っておくが必要があります。
そして、不規則活用の動詞もあるので注意。
4.命令形の不規則活用を覚えておく。
Ten,Pon,Haz,Ven,Sal,Ve,Sé.
取って!置いて!やって!来て!
生活でもよく使う命令文だと思います。
Venga、 Se vaya、Ponga、Tengaあたりは、必ず現地で何度も耳にする言葉です。
ただ、他の年度の試験では出てきたのかもしれませんが、私が受験した2017年6月は1問も出てきませんでした。
命令形の不規則活用は、そんなに多くもないので全て覚えておいたほうがいいです。
覚えていないことで不正解になるのは、もったいないです。
この設問まとめと対策。
出てくる単語のレベルは、tomarとか、acostarseとか、それくらいのレベル。
一番難しい単語でseguirぐらいでした。
・命令形といっても色々と種類はあります。
「通常と不規則の動詞活用の肯定命令、否定命令」
「通常と不規則の再帰動詞の肯定命令、否定命令」
これらの命令形の動詞変化を暗記し、教科書に載っているような初歩の動詞の不規則変化は、覚えておきましょう。
命令形といってもただ普通の命令形に直すだけでなくて、一癖あるように問題が作られていました。
計5問
A:bochorno
B:borrasca
C:chubasco
解説:下線文、bastante calorの意味はとても暑い。
A=猛暑、うだるような暑さ。
B=暴風雨
C=にわか雨
答:A
単語のレベルも、これくらいだと思います。
ただ、ここの設問だけ、単語のレベルが他とは違く、別格に高かったです。
他の設問が初歩の初歩の単語ばかりだったのに、驚きました。
わからない単語があったので、単語を見てイメージでなんとなく、これかな?と運任せの回答になってしまった部分もあります。
これは語彙量があるほど、解きやすいと思いました。
計7問
レベルはどれくらいかというと、だいたいですがこんな感じだったと思います。
答:(私が子供だった時、大阪に良く行ったものだ。)
*線過去と点過去の使い分け。
答:(私の友達が私の家に来た時には、もう私は出かけてしまっていたことだろう。)
*未来過去完了
答:(私はこの京都で買ったリンゴが好きだ。)
*関係詞の理解。
範囲は直説法全てと接続法です。
完了系全般(現在、未来、過去)過去未来、線過去と点過去の使い分け、などが中心だったと思います。接続法も混ざっていましたが、初歩の内容です。
単語は、日常生活に必要なぐらいで非常に簡単な単語しかでてきませんでした。
この設問は問題の単語を難しくしないで、その文法に対して適切に訳ができているのかをチェックする設問のように思えました。
この設問、1つでもわからない単語あると、文章の和訳ができないです。
1問が何点かは、スペイン語検定側からの採点公表がないのでわかりません。
しかし、1問の満点が3点でしたら、和訳が惜しい時は△で2点か1点の部分採点も考えられます。
回答は、白紙にせずになんとなくのイメージでも書いておいた方がいいとは思います。
計4問
5級同様、試験官が話すスピードはかなりゆっくりでした。
2回読み上げられます。
2回目だけ、ネイティブスピードになります。
例で言うと、初歩の単語帳のCDスピードと内容をすぐ理解できるならできると思います。
ひっかけというか、困惑するような回答は多少ありました。
ただ、しっかり聞ければ答えられるレベルですので、じっくり聞いて答えるべきだと思います。
(予想)
設問1~4
3点x28問=84点
設問5(リスニング)
4点x4問=16点
=100点?
実際の試験の問題数から点数を推測し、算出してみました。
このスペイン語検定、検定側から採点方法を発表してません。
そして、テスト結果も合否だけであり、点数は教えてもらえません。
過去を調べてみても採点方式は不明でした。
ただ、7割以上(70点以上)で合格という発表はあります。
スペイン語検定合格へのコツ。
・会場で試験問題を受ける前
ギリギリまで教科書を読んで頭にスペイン語を入れたいと思います。
時間が限られているので、不規則活用動詞や現在・過去分詞の変則型のチェックをする時間に使うことをおすすめします。凡ミスで点を落とさないようにするためです。
・試験中に残った時間で見直しすること。
・性と数の一致、冠詞忘れや、動詞活用において不規則変化の凡ミスがないか。
・主節と従属節の時制の一致を間違えていないか。
・主語に対しての、動詞の活用を間違えていないか。
・命令形の大文字小文字を書き間違えていないか。
回答を書き終え、この辺りをチェックするとうっかりミスの減点を防げます。
試験勉強中、過去問などを受けた後に、上記の見直しをしてみて頂きたいです。
そうすることによって、実際の試験でも、見直す大切な点の癖がつくと思うので、点数アップにつながると思います。
スペイン語検定4級を合格するためにおすすめしたい教材。
自分で4級の過去問形式を体験したいのであれば、上記の本にて試験対策するのがおすすめです。
この本が一番一般的かつ定番の試験対策本になります。
この本も4級の受験会場でみんな手にして読んでいた本です。
4級の試験では、ほぼ確実に接続法の問題が出て来るので「接続法とは何か」がわかっていないと4級は合格できません。
4級合格にするにあたっては、この本はボリュームがあるので、全部の熟語や単語を覚えるというより、基礎の基礎の接続法の単語や用法を確実に押さえておくことが合格への近道です。
今後のスペイン語の勉強において接続法を極めていけるので、会話のバリュエーションも出せます。
持っておいて損のない良書です。
この本は、特におすすめできます。
なぜかというと、スペイン語検定は少ない問題数で確実な基礎が身についているかが試されている試験だからです。
その試験内容は「ひっかけ問題」「ミスを誘発する問題」ばかりなのです。
それに対策ができるのが、加藤伸吾さんが書いた、この本。
痒い所に手が届くという部分もありますが、合格するために基礎の基礎の徹底的に定着させて、試験を合格に導くために一番適した問題集です。
なぜ、この本がとてもおすすめできるかというと、理解をさせるために重視したスペイン語の文法書などは数多くあるのですが、問題集、練習問題ドリルみたいな良書ってあまりないのです。
それができるのが、この本なのです。
おそらく手に取って内容を見て頂くと「なるほどね、こりゃ試験対策や基礎定着の練習問題集として便利だし勉強になるわ」と納得して頂けるような内容です。
試験慣れも大事なのですが、スペイン語の慣れと定着をさせてくれる本です。
色々と試験対策本などがありますけど、とりあえずいま説明した3つの本さえ持っておけば、4級対策は大丈夫ですし、合格できます。
6級~4級にかけて基礎の基礎を学べるこの単語帳。
6級合格を目指したり、そもそも0からのスペイン語の勉強で持っておいた方がいです。
スペイン語の単語帳は、いろいろありますけど、この本はずっとアマゾンでベストセラー1位なので鉄板の本です。
キクタンやその他の単語本もありますけど、私はこのオレンジ以外の単語帳は使わないで4級合格まで大丈夫でした。
文法書については、はっきりいってどれでもいいとは思います。
あとは、徹底的に調べて学びたい方は辞書くらいです。
現行で、しっかりとしたスペイン語の辞書はこの辞書しかないです。
以上がスペイン語検定4級のレポになります。
スペイン語検定4級のスペイン語検定4級合格レポ。文法や単語のレベルの詳細も、同様にまとめました。
微力ながら、スペイン語学習者のみなさまのお力になれれば、これほど嬉しいことはございません。
みなさまのスペイン語学習を心から応援しております!
スペイン語を生かして中南米に就職してみたい方!
スペイン語が話せなくて未経験でも働いてみたい方!
そんな方に、中南米で実際に働くための、具体的な方法を実体験で書いてみました。
