スペイン語検定4級合格。独学と留学での習得の違いを比較。

アンティグアでスペイン語留学
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今回Dele B1合格、スペイン語検定4級を「独学で合格後」にアンティグアに留学してみました。
独学だからすごいとかそういうことがいいたいわけではないのでご了承ください。

そして、アンティグア留学で3カ月でスペイン語検定4級習得していた方やDele A2を習得した方などのブログ記事を拝見しました。

では、留学と独学で何が違うのかを書いてみようと思います。

グアテマラ留学と独学との違い。

グアテマラ留学の場合。
(アンティグアかシェラかサンペドロ)

週4時間x5日=20時間。
1カ月=80時間。
3カ月=240時間。

1日約2時間、自習や予習をしたと仮定。
90日=180時間。

総勉強時間420時間以上。

費用。

①日本からグアテマラへの旅券往復。最安値で15万円。
②学費1週間:1万円。1カ月:4万
3カ月で:12万。

③ホテル代
ホームステイかホテル。
1週間で8千円。
1か月2万4千円。
3カ月で7万2千円。

④生活費。
食費、雑費。
月3万。
3カ月で9万円。

総額(ホテルの場合)
43.2万円以上。
計算は、極貧状態での計算。
国内の移動費や観光、貧乏に過ごしたくないのであれば、50万以上は確実。

独学の場合。

・私が使った教科書代。
色々と5,000円くらい?

総額
5,000円

3カ月たった後の能力の差はあるのか?

実際に比較はしたことないのでわかりませんが、独学の状態より留学で3カ月を過ごした人のほうが日常会話力はついているとは思います。

しかし、スペイン語検定4級は、会話の試験はないので、文法を全て理解できているかという点に重視が置かれるため、独学でも受かる試験です。

留学と独学、どっちが受かりやすいか?

これは私なりの考えですが、独学のほうがスペイン語検定4級に受かりやすいと思います。

なぜかというと、留学中に0からスタートの状態で、先生はスペイン語しか話しません。
ですので、文法の説明などはスペイン語なのです。

例えば、この画像を見てほしいのですが、これをスペイン語力0で会話で説明されてもわかるわけないと思います。


ですが、たとえば、上記の絵をみながら「helado:エラド」という音を聞けば、
「エラドは、上記の画像」(アイス)

ということを理解をします。
赤ちゃんはそうやって、物と言葉(音)で語学を学習しています。

しかし、この画像のように、絵や画像のない状態でスペイン語の音を耳に聞き流しても、意味のない音として流れているだけなのです。

そこに日本語の訳や、目の前になにかその言葉と一致する画像や映像がない限り、理解もできないので勉強にもなりません。

つまり、その時間は無意味になります。

それだったら、留学の1日4時間を日本語で書いてある内容のスペイン語を読んで文法を理解したほうがい理解の進捗度は良いと私は思ってます。

結局、授業が終わった後にわからなかったら、日本語で検索したり日本語で書いてあるスペイン語の教科書で勉強することになります。

語学留学においては、お金も払っていて先生もいて、宿題ややるべきこともやり、勉強をやるべき状況に自分からして、自ら勉強に取り組むので語学力が伸びるのだと思います。

その状況にいるのにも関わらず、予習もしない、復習もしないのであれば、独学であろうと留学であろうとスペイン語の伸びるスピードはとても遅くて成果もでにくいです。

留学での説明はスペイン語。
授業を理解をしていないで、伸びてない人もいる。

アンティグアの語学学校のとある生徒さんが接続法の勉強に入ったとき、conjugarって何?って先生に聞いたのです。

これはどういうことかというと、動詞変化を表す、conjugarという単語をしらないまま授業を受けていたということなのでいままで勉強してきてスペイン語で説明されてきた内容を理解していないで授業が進んでいということです。

ですので、先生の話す内容を理解しておらず、わからないまま授業が進んでいて、理解が定着していないまま授業が進んでしまったといるのです。

先生と生徒が合意の上で、新しい文法を学んだりするのだろうけど、生徒のほうが気づいて勉強する必要があります。

でもそれに気づいていても先生が指摘しないのであれば、それも先生と学校がちゃんと教えていないということです。

またフリートークでは、適切な動詞を使わない、簡単な単語の言い回し、文法間違いによる時制が一致していない、原型を多用するなど、試験では落ちてしまうようなスペイン語をして盛り上がって会話をしている人もいました。

それはいまの段階ではそれでもいいという考えはあります。

今はスペイン語を話させてあげるということが生徒にとって+になっていると先生が考えているのであればいいと思います。

そこからどう伸びるかは、生徒が意識して直していかないといけないので、それを生徒本人が気づいて自発的に直していく必要があり、それが直せないのであれば先生が指摘していかなければならないです。

どうしても相性のいい先生ばかりを選んでいるから、どうも適当になっている感がある人もいて、自分が好きだからその先生を選んでしまっているのもあるのが、ほかの先生だったらもっと厳しく指摘してくれると思うし、伸びる部分があるのになぁと思ってました。

こういう適当なスペイン語を話している状態を互いに直そうとしないというのであれば、スペイン語力は伸びにくいですし、検定合格は独学で基礎をしっかりと身に着けたほうが合格は近いです。

独学や留学のどっちがいいか?

私は、結果が出るのであれば、どっちでもいいと思います。

その自分のスペイン語の弱点や課題に、自分が向き合えるかどうかで留学も独学も生かせる部分が多くあります。

そして留学で、検定を習得するという目標があり、結果が出ているので素晴らしいことと思います。

そこにお金と時間をかけられるかということが留学をする決め手となると思います。

ですが、3カ月留学に時間をかけてもスペイン語検定4級に合格できない人もいます。実際に受かったから情報があるだけであって、実際に3カ月スペイン語留学していてもスペイン語検定4級に受からない人も多くいるのが現状です。

私がアンティグアやサンペドロで、出会った生徒は1か月でみんな学校をやめてしまってました。

だいたい挨拶と旅行会話、現在形を終了したくらいで、完了形にも入っていない状態の人がほとんどでした。

ですので、学校や先生の良さもあるは思いますが、結局は留学をしていたその人がどういう目標を定めて、どこまで目指したいか。

そして、それに対してどれだけの時間を勉強につぎ込んだかで、出る結果なんだと思います。

色々な立場の人がいる。そもそも勉強するという意思が素晴らしい。

勉強にお金をかけれる人もいるし、お金をかけれない人もいる。
時間のある人もいるし、時間の自由のない人もいる。

ですので、とりあえず勉強をするということが大切なので、自分がお金に余裕があるのなら留学。勉強方法がわからなかったり、意思が続かなかったら留学。

自分でなんでも独学でやっていこうという気があるのなら、独学で勉強すればいいと思います。

ですが、なにより大事なのが、継続して取り組むことことが、語学習得の必須条件だと、私は思っています。

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