対策方法。
レティ―ロ地区などで、日中で人通りが多い時でも、ケチャップ強盗や首絞め強盗が発生しています。
夜でなく、昼で回りに人がいても、強盗に狙われさえすれば犯行されることはあるそうです。
私が、レティ―ロ地区の長距離バスターミナルにチケットを買いにいったときは、手ぶらで行きました。
ケチャップ強盗は荷物や服に、液体をかけてきます。
被害を防ぐ方法は、バッグを持って行動しないことです。
ケチャップ強盗は、バッグを持たなければ被害に遭わない。(遭いにくくなる)
・・・。
いや、、、そんな、あたり前のことを言われても・・・。
そう思はずです。
ですが、この情報を把握せずに、特に意識していないと、小さなサブバッグなどを持って外歩きをすると思います。
「日本にいるとバッグを持って外歩きすることが、あたり前のこと」です。
しかし、その日本で当たり前のことを、アルゼンチンでの当たり前にしては危ないです。
ブエノスアイレスでバッグを持って歩いていたことがきっかけで、強盗に襲われてしまうことはあります。
ブエノスアイレスで日本人の方の被害報告で、レティーロ地区で死に至る寸前の怪我をしたり、頭にナイフをつきさされた人も外務省より報告されており、バッグごと貴重品全てが奪われてしまった報告などもみかけられます。
ですが、事前にバッグを持たない治安対策をしていたら、そして治安情報を知っていれば防げていたかもしれません。
それは、バッグを持っていなかったから、強盗から標的にされていなかったからです。
犯人が100%悪く、被害者の方を責めることは一切できません。
強盗は手ぶらで、貴重品を持っていなそうな人を襲うよりも、現金、携帯、パソコン、カメラなどが入っていそうな、バッグを持った人を狙います。
そんなにバッグ持たない程、治安対策する必要あるの?注意する必要あるの?と思ったり、現地で過ごしていてもいやいや全然大丈夫でしょ?と感じる人もいるかもしれません。
被害に遭わなかったり、現地の雰囲気を肌で感じると、確かにそう言いたくなる気持ちは私もよくわかります。
ただ、それが「油断や過信」となると気を付けなければならないと思います。
治安に対して、日本で過ごす感覚を、アルゼンチンで過ごす感覚に切り替える必要があると思います。
日本の当たり前は、アルゼンチンの当たり前ではないです。
そして、実際に、この地区は現地のアルゼンチン人でさえ警戒していますし、過去に多くの被害が報告されています。
ブエノスでの過去の被害報告はたくさん出てくるので、色々なことを考えさせられます。
ブエノスアイレスにて今後、日本人の被害報告を見るのが心苦しいので、書いてみました。
ほんのちょっとの考え方の差なのです。
それを知っておいて実行しておけば、防げることは防げます。
事件が起きた後に後悔するより、何事もなく過ごして、ブエノスアイレスの滞在が良い思い出になってほしいのです。
治安が悪いというのは全ての地区で言えることでないと思います。
強盗や窃盗の被害報告がある以上、地区によっては警戒する必要はあります。
ですが、過度にブエノス滞在の全ての時間に、恐怖心を持つ必要はないと思います。
ブエノスアイレスは治安対策と用心をすれば充分に観光できる都市だと思います。
ブエノスアイレスは素晴らしい場所です。
ですので、「行けない、行くな」と言いたいわけではないです。
危険な場所の滞在を短くする。それか避けて、危険ではない場所を中心に安全に観光することが望ましいと思います。
*この日本大使館のアルゼンチンの被害報告のリンクがブエノスの治安対策にとても参考になります。
http://www.ar.emb-japan.go.jp/ContenidoJP/04.Alerta.08.2016.pdf
よろしかったら、参照ください。
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