南米旅行中に3点のことを決めてました。
・死ななければ物は全て失ってもいい。
・日本とは全く違うということを、常に意識する。
・慣れてきたときが一番怖いので、油断しない。
今回説明するのは、強盗被害や死ぬ確率を下げるために具体的に意識していたことです。
私は下記のことを全て守り、順応できるようにしていました。
色々と注意点が多いのですが、何度が気が向いたときに読んでほしいです。
南米旅行中や、出発前に何度か目を通してもらい、治安対策が体に染みつくようになっていると、現地で色々な被害を防げると思います。
もしも強盗被害にあってしまったら。
強盗の被害にあってしまったたら、抵抗しないで貴重品を全て渡す。
これは鉄則です。
私は、南米旅行中は「死ななきゃいい」ということを心に決めていました。
それ以外の物は失ってもいい。カメラも携帯も保険でカバーできますし、後からでも買えます。
中南米の強盗は銃を持っているのが前提としてあるので、襲われたら抵抗しないと決めておきましょう。
何度も何度も自分に言い聞かせましょう。
強盗に遭遇したときのイメージを事前にしておいたほうがいいです。
強盗やスリに遭っても、反抗しないと決めておく。
絶対に心に決めておく。
心に決めておかないと、いざ強盗に遭ったときに「私の携帯が・・・私のパソコンが・・・」とかとっさに思ってしまい、犯人に抵抗したり、追いかけて取り返す行動を取ってしまい、撃ち殺されてしまうこともあります。
物は帰ってきますが、命は帰ってきません。
東南アジアやインドなどでは、ぼったくりやスリなどのふざけた人が一部いると思います。
そういう人と喧嘩したり言い合いしたり、物盗まれたら追いかけたりした経験もある人もいると思いますが、中南米は別だと考えてください。
それをすると、ナイフで刺されたり銃で打ち殺されるリスクがあります。
ただ、1つ言いたいのは、中南米のラテンの人は、基本的に筋が通った話をしてくる人が多いです。
あまり、喧嘩になるような出来事も起きないと思います。
私は、東南アジアのような、ひどいぼったくりや、喧嘩になるようなできごとは、中南米において、起きたことがないです。
ラテンアメリカは、ちゃんとこちらが話せば、相手は聞いてくれますし、特に変な対応もされません。(国によってはありますが・・・)
タクシーの多少のぼったくりはありますが、uberを優先的に使えば問題ないですし、少しのぼったくりなら運転手も銃を持っている時がありますので、喧嘩しないほうがいいです。
治安対策:行動編
上記画像は同じ国で、治安が悪い場所と良い場所の比較です。
南米の治安は、国、都市、地区によって全然違います。
そして、地区の中でも場所によって治安が違います。
なので、道の綺麗さを見て、ゴミや落書きが増えたらすぐに引き返す。
人通りが多い中心の道や安全そうな道を選んで歩きましょう。
実際に南米現地を歩くと、感覚でわかると思います。
スマホは車やバイク、歩いてくる人に一瞬で盗まれます。
道でスマホを見せることにより、暴力的に財布やカメラなどの貴重品も一緒に盗難されるリスクも一気に上がります。
外で携帯を見るにしても、人に見せないにしましょう。
地図アプリなどで見る必要があるときは、店舗に入ってみる。
それか、人に見せないように背を向けて隠しながら見るなどにしましょう。
スリや強盗は、目に入るから狙ってきます。
まずは、「携帯を見せない」ように注意しましょう。
強盗は標的を常に見定めています。
死角ができるほど、強盗に狙われやすいです。
細い道や暗い道は避けて、人が多い大通りを中心として行動しましょう。
これは国、都市、地区によって全然治安状況が異なるので言い切れないのですが、基本的には夜の不要な外出は避けたほうがいいとは思います。
夜ほどひと気がなくなるので強盗や窃盗被害にあう確率が上がります。
できるだけ観光は昼にして、日が暮れる前に早く戻ることをおすすめします。
ただ、ブログに書く以上「夜は出歩かないほうがいい」と書いていますが、私は夜でも出歩きまくっています。(夜出歩けなかったら、夕ご飯も食べれませんし)
観光名所と言われている、観光客が多くいるエリア内であれば、夜でも歩けます。
ただ、治安が悪いと言われる都市や場所では、夜の徒歩移動は控えたほうがいいです。
そして、強盗に襲われにくいようにバッグをもたず、現金だけを持って移動することが推奨されます。
自分が観光客だと強盗にアピールすることになります。
カメラ、携帯、現金、クレジットカードなどを持っていることを強盗に知らせることになります。
私は、自分がいる街の地球の歩き方のページをスマホで写メを取っておきます。
必要になったら、外のカフェなどでスマホで見ます。
数百円ケチって、強盗に遭ってしまい命や全部の荷物を失くしてしまうこともあります。
そういうリスクを避けるためにも、安全を優先したほうがいいと思います。
ただ、白タクを利用することは絶対に辞めましょう。
カメラを持っているということは、自分が観光客と言うことを証明することになります。
強盗にその場で奪われる危険性と、後をつけられて犯行される危険があるので注意。
日本と同じ感覚で過ごさないということです。過去にイアホンをしながら歩いていて、後ろから強盗に襲われて亡くなられた邦人の情報もあります。
近づかないほうがいいです。自分も巻き込まれる可能性があります。
撮影もしないほうがいいです。
また、警察が強盗犯を捕まえているときは近くに仲間がいる可能性があります。
そういうときに、銃の撃ち合いになる可能性があり、流れ弾に当たって死ぬ可能性があります。
そして、デモ中は、人が興奮状態であるので標的にされることがあります。
アジア人がデモの見物などしていたら、とても目立つので、興味本位で撮影などしていると、馬鹿にされていると思われて、自分が撃たれる危険性もあります。
なので、こういった状況には関わらず、早くその場を離れましょう。
事前情報の把握と現地での心構え。
国から国に移動する前に必ず各国の大使館のHPを目を通しておき、事前知識を持っておきましょう。
また、リアルタイムでの情報が得られるのは「たびレジ」になります。
大使館から登録できますので、必ずその国に行く場合は、たびレジにメルアド登録しておきましょう。
現地人は誰とつながっているのかわかりません。悪い人間の仲間かもしれません。
ですので、冷静に様々なできごとに対応したほうがいいとは思います。
長距離移動をする時は、貴重品を多く持っているということを強盗に知らせている状態です。
強盗は、それがよくわかっているので、空港やバスターミナル、大きな駅などで待ち伏せして、強盗をするターゲットを見定めています。
スリや置き引きに合わないように、荷物から目を離さず、できる限り体に密着させる。
タクシーは正規タクシーのみを使い、怪しい客引きにはついていかないようにしましょう。
強盗に、襲っても駄目だと思わせたほうがいいです。
気を抜きすぎた姿を見せると、犯人から見て隙があるから強盗しようとする気になると思います。警戒している気配を少しあるだけで、強盗が感じる自分の印象は変わります。
「こいつ狙っても、盗みにくそうだな・・・」と思わせることも大切ですが「盗むものなさそうだから襲っても意味ないな」と思わせるのが一番いいです。
ただ、気を引き締めすぎて、警戒しすぎる様子や、ビクビクしながら歩くのも逆に目立ちます。
てぶらで歩いて、現地に住むアジア人のように、警戒はしているのだけど自然体で歩くことが大事だと思います。
後ろで強盗の仲間が狙ってくる可能性があります。
そして、こういうときは日本と同じ感覚に戻り、知らない人に話しかけられてもついていかないという感覚で過ごしましょう。
例えば、 レストランやバスターミナルで誰かと会話に集中していると、荷物に対する意識が散漫になります。
置き引き被害にあわないように注意。先に目に見える位置にバッグを置くなど、治安対策をしてから人と話したほうがいいです。
南米は時期によって情勢が異なります。デモなどが発生するときは、人々が興奮しており銃や爆弾が飛び交うこともあり、大変危険です。
また、現地の治安状況を必ず聞いて、行っては行けない場所や道などを把握することも必ずしましょう。
もしも危なそうな人に会ってしまったら、相手との距離を測り、自分が警戒しているという態度や行動を示し、速やかに人通りがある大通りなどに出るなど安全な場所に移動しましょう。
まず、警備員のいる銀行に行きましょう。
強盗には種類があり、出会った瞬間に犯行する強盗と、事前に目をつけてから、後で犯行に及ぶ追跡型の強盗がいます。
銀行から出てきたということは、多額の現金を持っている証明になります。
それを強盗犯に見られないようにするようにするべきです。
換金所も同じなので、注意が必要です。
荷物をもっているときが一番危ないです。
アジアやヨーロッパ旅行は、現地で宿を探して決める方も多いと思います。
しかし、南米は同様のことをおすすめできません。
ホテルを探している時間が長いほど強盗に遭う確率が上がるので、荷物を全て奪われる可能性があります。
強盗から見ても、パソコン、カメラ、多額の現金を持っている観光客という状態が一目でわかるので、一番狙いたい状況です。
先に滞在先を決めておいてスムーズに移動することが推奨されます。
中南米各国の悪そうなことをしそうな人を観察することが大切です。
だいたい悪そうな人は、服装や雰囲気でなんとなくわかります。なので、そういった人に遭遇してしまったら、反対側の道へ行くなど、距離を取りましょう。それだけで、犯行を防げることにもなります。
下記は、治安対策って何をすればいいの?という人におすすめの内容になっています。
治安対策
南米の治安対策まとめ。
治安対策
場所ごとの治安対策をする。
治安対策
犯人に目をつけられないような格好をする。
番外編